CTは「レクサス」が販売するハッチバック型の乗用車である。
CT200hについて
レクサス初のCセグメントとなる小型ハッチバック型ハイブリッドカーである。2010年3月に開幕した第80回ジュネーヴモーターショー2010にて初公開された。ヨーロッパでは2010年下半期発売開始。北米2011年春発売開始。日本は2011年1月12日発売を開始した。プラットフォームは日本国外向けトヨタのカローラなどで採用されている「新MCプラットフォーム」を採用した。パワートレーンはトヨタのプリウス(3代目モデル)とほぼ同じハイブリッドシステムを搭載。横滑り防止装置(S-VSC)電動パワーステアリング(EPS)とも統合制御され、10・15モードで34.0 km/L の低燃費となる。ボンネットフードとバックドアには軽量なアルミ合金(プレス加工)を使用しているほか、空力面でも2BOX形状ではトップクラスのCd値=0.28を実現しており、燃費および静粛性の向上が図られている。インテリアではRX(3代目)から採用されている、カーナビゲーションをパソコンのマウス感覚で手元で操作できる「リモートタッチ」を搭載する。
2014年1月16日マイナーチェンジし発売を開始。レクサスのデザインアイコンである「スピンドルグリル」の導入やバンパーの形状を変更するなどデザインが一新されたほか、アルミホイールのデザインも変更。洗車などによる小さなすり傷を自己修復する「セルフリストアリングコート」を採用。走行性能では吸・遮音材の改良で静粛性を向上するとともに、スポット溶接打点の追加やボディを面で結合し、たわみを抑える構造用接着材などの生産技術を投入してボディ剛性を強化したことで、操舵時の車両応答性を高め、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現。2015年1月8日一部改良、同時に特別仕様車「F SPORT X Line」を発売。2015年8月6日一部改良。2016年8月25日特別仕様車「Cool Touring Style」を発売。2017年8月24日マイナーチェンジ。2018年8月23日特別仕様車「Black Sequence」を発売。2020年8月20日一部改良。パーキングサポートブレーキ(静止物)を全車に標準装備。
新型CT200h 一部改良 価格 グレードについて
グレード | エンジン |
トランス |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
CT200h “version L” |
1.8L 直4 DOHCエンジン 2ZR-FXE型 + モーター |
電気式 無段階変速機 |
2WD (FF) |
4,881,000円 |
CT200h “F SPORT” |
4,510,000円 | |||
CT200h “version C” |
4,093,000円 | |||
CT200h | 3,869,000円 |
新型CT200h スペックについて
スペック | CT200h |
---|---|
全長 | 4,355mm |
全幅 | 1,765mm |
全高 | 1450-1,460mm |
ホイールベース | 2,600mm |
エンジン | 1.8L 直4 DOHCエンジン+ モーター 2ZR-FXE型 |
最高出力 | 73 kW (99ps)/ 5,200rpm |
最大トルク | 142 Nm (14.5 kgm)/ 4,000rpm |
モーター 最高出力 | 60kW (82ps) |
モーター 最大トルク | 207Nm (21.1kgm) |
トランス ミッション | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 5名 |
JC08モード燃費 |
26.6〜30.4km/L |
WLTCモード燃費 | 21.3~23.9km/L |
LEXUS CT200h
CT200h