アルピーヌ・ジャポンはF1を始めとするモータースポーツで培ったノウハウを活かしてエアロダイナミクスを突き詰め、軽量な「A110」の車体をさらに軽量化専用シャシーにより走りの性能を向上させたラインアップ中で最もラディカル(過激)な「アルピーヌ A110 R」の受注を日本の全国のアルピーヌ正規販売店で11月下旬に開始すると発表した。
アルピーヌ アルピーヌ A110 R について
アルピーヌ A110 Rは、カーボンボンネット、カーボンエンジンカバー、フルカーボンホイール、専用カーボンシートなど、軽さと強度に優れたカーボンを使うことでさらなる軽量化を図り、アルピーヌ A110 Sに対しても、いっそう軽量に仕上がっている。エアロダイナミクスをさらに向上させるため、新形状のディフューザー、スワンネックタイプのリアスポイラーマウント、サイドスカート、エアインテーク付フロントボンネットが採用されました。アルピーヌ A110 Sよりも車高が低められ、ロール剛性が高められた専用シャシーには、車高調整機能と、減衰力調整機能付ダンパーが組み合わされている。
アルピーヌ A110 Rは、軽量化による運動性能の向上に徹底的にこだわり、F1の世界では広く活用されているカーボンファイバーを、インテリア、エクステリアにこれまでより多く使用した結果、アルピーヌ A110 Rは驚異的な軽量化を実現、その総重量は1,100kgを切る軽さ。空気抵抗を減らしつつ、より強力なダウンフォースを生み出すようにエアロダイナミクスが強化され、A110 シリーズでは初の試みとなるボンネットやリアウィンドウ、ディフューザーなどの様々なパーツのデザインを見直した。サプライヤーのDuqueine 社と共に開発されたアルピーヌ A110 Rのオリジナルホイールは、100%カーボン製。フロント215/40 R18、リア245/40 R18サイズのミシュラン パイロット スポーツカップ2 タイヤが装着。Brembo製高性能ブレーキシステムが装備。
専用のシャシーや 300psを発生する1.8L直噴ターボエンジン、レーシングカーのようなインテリアにより、アルピーヌ A110 Rは未知のドライビング体験と、さらなる「ラディカル」な感覚をもたらす。Sabelt®社製のシングルシェルシートも、全てカーボン製にすることで軽量化に貢献しています。運転席と助手席には、6点式のシートベルトを備えている。
1.8 Lターボエンジンと7速DCTをボディ中央に搭載。最大トルク340N・m/2,400rpm、最大出力300ps/6,300rpmを発揮し、ローンチコントロールを使用した 0-100km/h加速は3.9秒、 最高速度 285km/h。圧倒的なパフォーマンスを誇るアルピーヌ A110 Rは、A110シリーズ最高峰のモデル。
アルピーヌ