スバルは、新型「インプレッサ」のフルモデルチェンジを行い2023年4月20日正式発表した。
スバル 新型 インプレッサ フルモデルチェンジ について
「インプレッサ」は、クラスを超えた高い安全性能と動的質感を兼ね備えたSUBARUラインナップのスタンダードモデル。第6世代となる新型インプレッサはそれらをしっかりと継承しながらも、最新のSUBARUの技術を多数搭載し、安全性能や動的質感を大幅に進化した。
スバル 新型 インプレッサ フルモデルチェンジ エクステリアについて
エクステリアは、引き締まったスピード感ある鋭いシェイプと、大地を駆けだす力強さを感じさせる張り出したフェンダーによりスポーティさを表現し、インプレッサの個性をより高めました。旧型よりも更に改良された「SUBARU GLOBAL PLATFORM (SGP)」を採用、フルインナーフレーム構造の採用し、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性を向上。人体構造に基づく新たなアプローチで造り上げたシート設計、熟成の電動技術e-BOXERなどを採用。人を中心に考えるSUBARUの技術の粋を結集させ、走行性能を飛躍的に進化。
スバル 新型 インプレッサ フルモデルチェンジ インテリアについて
インテリアは、ドライビングとアクティビティの時間を自然体で過ごせる使い勝手の良いカジュアルな仕立てとしました。STARLINK対応の最新SUBARU 共通のインターフェイスである11.6インチマルチインフォメーションディスプレイを搭載し、Apple CarPlayおよびAndroid Autoのワイヤレス接続に対応。実用性と利便性を高めました。STARLINKの追加サービスとして、スマートフォンアプリでのリモートロック/アンロック機能、リモートクラクション・ライト機能、リモート車両位置確認機能が利用できる。更に機能的で大容量のカーゴルームとし大きな荷物の積み降ろしもしやすい広々とした荷室やアレンジの利くリヤシートなど、フレキシブルに使える高い機能性を確保。フルインナーフレーム構造を採用することでボディ剛性をさらに向上させるとともに、軽量化した。医学的知見を取り入れたシート構造やルーフパネルの制振構造も採用。2ピニオン電動パワーステアリングを採用し、応答遅れが少ないスポーティで上質なステアリングフィールを実現。
アクティブトルクスプリットAWDの制御を刷新し、応答性、ハンドリング、コーナリング性能を向上。内外装の質感を大幅向上させる。「電動パーキングブレーキ&ホールド」をはじめ、メーター類も一新される。従来型よりさらに高いレベルの動的質感を実現。骨盤を支えるシート構造を採用。仙骨を押さえることで、車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぎます。これにより、ステアリング操作に伴うロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられたときでも、快適な乗り心地を実現。
スバル 新型 インプレッサ フルモデルチェンジ 安全装備について
新世代アイサイトに加えて広角単眼カメラを採用し、高い安全性能を実現。次世代アイサイトへと進化を遂げステレオカメラが日立製からスウェーデンのヴィオニア社製の広角カメラ(従来から解像度は1.2メガピクセルから2.3メガピクセルに向上し、水平画角は2倍弱広い)、従来の後側方レーダー、後部の超音波センサーに加えて、車両前部の左右にミリ波レーダーが搭載。カメラの視野角の拡大は、カメラカバーをフロントガラスに密着させて搭載位置が前進したことが寄与。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにした。電動ブレーキブースター(ブレーキ力を高める装置)は電動式になり、プリクラッシュブレーキで、自転車の急な飛び出しなどへの応答性が向上、アイサイトによる反応を向上を果たす。
アイサイト Ver.2 Ver.3 次世代アイサイト(アイサイトX)の違いは?
システム | アイサイト Ver.2 | アイサイト Ver.3 | 次世代 アイサイト |
---|---|---|---|
方式 | ステレオカメラ (CCD) | ステレオカメラ (CMOS) | ステレオカメラ+ ミリ波レーダー |
プリクラッシュ セーフティ | ◯(30km/h) | ◯(50km/h以下) | ◯ |
歩行者衝突回避 | ◯(30km/h) | ◯(35km/h) | ◯ |
全車速追従機能付 クルーズコントロール | ◯ (0km/h〜 約100km/h) | ◯ (0km/h〜 約120km/h) | ◯ |
先行車追従操舵 | – | – | ◯ |
車線中央維持 | – | ◯ | ◯ |
車線逸脱抑制 | – | ◯ | |
停止保持 | – | ◯ | ◯ |
車間距離 | 3段階 | 4段階 | 4段階 |
AT誤発進抑制 | ◯ | ◯ | ◯ |
AT誤後進抑制 | – | ◯ | ◯ |
後退時ブレーキ アシスト | – | – | ◯ |
自車のふらつき警報 | ◯ (50km/h以上) | ◯ | ◯ |
車線逸脱警報 | ◯ (40km/h以上) | ◯ (40km/h以上) | ◯ |
ハイビーム アシスト | – | ◯ | ◯ |
リアビークル ディテクション | – | ◯ | ◯ |
ボイス インフォメーション | – | ◯ | ◯ |
前側方プリクラッシュ ブレーキ | – | – | ◯ |
緊急時プリクラッシュ ステアリング | – | – | ◯ |
スバル 新型 インプレッサ フルモデルチェンジ パワートレインについて
旧型より多くのグレードで2.0L 水平対向4気筒DOHC直噴エンジン「FB20型」モデルと2.0L 水平対向4気筒DOHC直噴エンジン「FB20型」+モーターアシスト「e-BOXER」を採用。FWDとAWDの2つの駆動方式をラインアップ。
スペック | 新型 インプレッサ | 新型 インプレッサ |
---|---|---|
全長 | 4,475mm | 4,475mm |
全幅 | 1,780mm | 1,780mm |
全高 | 1,415mm~ 1,450mm | 1,415mm~ 1,450mm |
ホイール ベース | 2,670mm | 2,670mm |
エンジン | 2.0L 水平対向 4気筒DOHC 直噴エンジン 「FB20型」 | 2.0L 水平対向 4気筒DOHC 直噴エンジン 「FB20型」 +モーターアシスト 「e-BOXER」 |
最高出力 | 113kW(154ps)/ 6,000rpm | 107kW(145ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 196Nm(20.0kgm)/ 4,000rpm | 188Nm(19.2kgm)/ 4,000rpm |
モーター 最高出力 | – | 10kW(13.6ps) |
モーター 最大トルク | – | 65Nm(6.6kgm) |
トランス ミッション | CVT (リニアトロニック) | CVT (リニアトロニック) |
駆動方式 | 2WD/AWD | 2WD/AWD |
バッテリー | – | リチウムイオン バッテリー (4.8Ah) |
WLTCモード 燃費 | 14.0km/L | 16.6km/L |
スバル 新型 インプレッサ フルモデルチェンジ 価格について
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
ST-H | 2.0L 水平対向 4気筒DOHC 直噴エンジン +モーター | CVT (リニア トロニック) | 2WD | 2,992,000円 |
4WD | 3,212,000円 | |||
ST-G | 2WD | 2,783,000円 | ||
4WD | 2,464,000円 | |||
ST | 2.0L 水平対向 4気筒DOHC 直噴エンジン | 2WD | 2,299,000円 | |
4WD | 2,519,000円 |
スバルニュースリリース