フォルクスワーゲンは、「ID. Buzz」のロングホイールベース仕様車を2023年6月2日に発表した。米国カリフォルニア州で2023年6月2日に開催する「International Volkswagen Bus Day」にて初公開された。「ID.Buzz」 ロングバージョン(LWB)は2025年モデルとして2024年に米国にて発売する。
フォルクスワーゲン 新型 「ID.Buzz」 ロングバージョン(LWB)エクステリア について
「ID. Buzz」ロングホイールベース仕様車は 2列バージョンより175mm長く、全長4,887mmとした。基本的なデザインは同じで、前後のオーバーハングは同じ。その代わりに、その余分な周囲長はホイールベースが延長されたことによるもので、2列バージョンが2,985mmに対して、ホイールベースは3,239mmになた。全幅1,979 mm、全高1,895mm。
フォルクスワーゲン 新型 「ID.Buzz」 ロングバージョン(LWB)インテリア について
標準的な 2-3-2 レイアウトで、客室内に最大7名まで乗車。2列目シートは前後に最大200mmスライドでき、60:40の分割可倒式となっている。2列目と3列目はフラットに折りたたむことができ、最後部のシートは完全に取り外すことができる。後部座席を折りたたんだ状態で完全にフラットなフロアが必要な場合は、オプションのフレックスボードを使用して、その下に布製のゴミ箱を隠すことができる。
シートヒーターが標準装備、2列目と3列目の窓には色付きガラスが採用。ガラスの話題、ID。バズは、フォルクスワーゲン グループの製品の中で最大のサンルーフを備えており、長さ1712mm、1036mm のオプションのパノラミック ルーフは、エレクトロクロマティック技術により不透明から透明に変化する。
フォルクスワーゲン 新型 「ID.Buzz」 ロングバージョン(LWB)スペック について
ID.7 Pro S と同じ 91kWhバッテリー パックを使用、2列シートモデルの「ID.Buzz」の82kWh バッテリーよりも大きい。ID.7も「ID.Buzz」もMEB プラットフォームに乗り、バッテリーはスケートボードのような構成で床下に取り付けられている。ID.7 の APP550 電気モーターは、「ID. Buzz」ロングホイールベース仕様車の後部で稼働しています。後輪駆動の場合、最高出力は 282hp (286PS / 210kW)、トルクは 406lb-ft (550Nm) となる。デュアルモーター全輪駆動オプションも発売時から利用可能。フロント アクセルに約48hp (49PS / 36kW) が追加され、合計最高出力330hp(335 PS / 246 kW) になる。
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