ルノーは3列シートミニバン「グラン カングー」を日本にて2024年に発売する。2023年9月5日(現地時間)3代目「カングー」をベースに、ホイールベースを延長して3列シート7人乗りとしたモデル「グラン カングー」を「IAAモビリティ2023」にて発表した。
ルノー 新型「グラン カングー」エクステリア について
「グラン カングー」は、ボディサイズ、全長4910mm、全幅1860mm、全高1810mm、ホイールベース3100mmとした。ルノー・日産・三菱のアライアンスが開発したミドルクラス専用「CMF-C/Dプラットフォーム」を採用。専用開発のメンバーやトーションビームなどを使用することで、剛性や操縦安定性を向上させ、気持ちのよい走りを実現している。水平ヘッドランプを備えた完全に新しいフロントエンド、クロームトリムを備えた大きなグリル、大きな下部エアインテーク、筋肉質のフード、側面の新しいライン、および再設計されたリアエンドを備えている。
ルノー 新型「グラン カングー」インテリア について
旧型カングーの内装は、アナログ式のインフォテインメントシステムと従来のインストルメントパネルを採用。新型カングーでは、中央に配置されたタブレットのようなインフォテインメントシステムと、3スポークのステアリングホイール、ゲージ間に小さなLCDディスプレイを備えた従来のインストルメントパネルを採用。
ギアシフトレバーは収納スペースを兼ねており、ルノーは同カテゴリーで最高の収納レベルを提供しています。ボディスタイルに応じて、3.3〜4.9立方メートル(116.5〜173立方フィート)の積載容量を備え、サイドから簡単にアクセスでき、内部ラックで簡単に拡張。
その他の新機能には、デジタルバックミラー、トレーラースイングアシスト、高度な緊急アクティブブレーキ、ブレーキスタビリティコントロールの導入が含まれます。トランク容量は通常7名乗り状態で500Lです。2列目シートと3列目シートは「イージーライフスライディングドロワー」と床下収納トレイ、スライドや折り畳みのほか、個別に取り外すことも可能となり、1024通りものシートレイアウトが可能、助手席を倒すと3750L、室内長は3110mmまで拡大。
ルノー 新型「グラン カングー」パワートレイン について
ガソリン、ディーゼル、電気の3種類のパワートレインが用意。ガソリンエンジンは1.3Lで、最高出力128hp、最大トルク240N・mを発揮します。トランスミッションは6速マニュアルまたは7速EDCオートマチック。ディーゼルエンジンは1.5Lで、最高出力95hp、最大トルク270Nmを発揮します。トランミッションは6速マニュアルのみ。電気自動車は、最高出力120hp、最大トルク245Nmを発揮します。バッテリー容量は45kWhで、WLTPの航続距離は265km。80kWのDC急速充電器を使用すれば、10分で80kmの航続距離を補充できる。ルノーのバッテリー保証は8年間または160,000kmで、バッテリーの健全性が70%を下回った場合は無料で交換可能。
カングー
https://www.renault.jp/car_lineup/kangoo/
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