日産自動車株式会社は、2024年3月25日に自社の価値と競争力を向上させる新たな経営計画「The Arc」を発表した。日産は新型車の投入、電動化の推進、開発・生産方式の革新、新技術の採用や戦略的パートナーシップなどで構成される本計画により、販売台数の増加と収益性の向上を目指す。
経営計画「The Arc」発表動画に「エルグランド」「リーフ」などワクワクする新型を発見か
- 今後3年間で30車種
- 16車種を電動車両、14車種をICE(内燃機関)車
- 2024年度から2030年度の間では、計34車種の電動車両を投入
経営計画「The Arc」を発表に伴い新たに動画が公開された。その中で、今後3年間で30車種の新型車と思われるシリエットが見えるが、中には米国で先日発表された新型「キックス」や誰が見てもわかる新型「エルグランド」や噂の「リーフ」らしき姿が確認できるので是非見てもらいたい。
今後3年間で30車種の新型車を投入
日産は今後3年間で30車種の新型車を投入し、そのうち16車種を電動車両、14車種をICE(内燃機関)車とし、バランスの取れたポートフォリオで多様なお客さまのニーズと市場毎に異なる電動化のペースに対応。2024年度から2030年度の間では、計34車種の電動車両を投入してすべてのセグメントをカバー、グローバルな電動車両のモデルミックスは2026年度に40%、2030年度には60%になる見込み。
30車種の新型車を投入の中には発表されたばかりの車種が
- インフィニティ QX80
- 日産 キックス
- 日産 リーフ
- 日産 マイクラ
- 日産 インフィニティ スカイライン
確認できたのは2車種でインフィニティ「QX80」と日産「キックス」である。どちらもエクステリアデザインが素晴らしいですね。これからの30台が同じデザイナーさんなら日産車かなり期待できるかもしれませんね。
インフィニティ QX80
インフィニティは2024年3月20日(現地時間)に新型「QX80」2025年モデルを正式発表(ワールドプレミアム)した。「VR35DDT 3.5L ツインターボエンジン」や「プロパイロット2.1」を搭載する。
日産 キックス
米国の日産はクロスオーバーSUV新型「キックス」フルモデルチェンジを行い、2025年モデルを現地時間の2024年3月22日(日本時間2024年3月23日)公開した。米国モデルは2024年8月頃に発売される。日本モデルの発売は今のところ発表されていない。
日産 リーフ フルモデルチェンジ クロスオーバー化
日産、新型「リーフ」は2022年1月27日発表されたEV専用共通プラットフォーム「CMF-EV」を搭載する。このプラットフォームは既に日産「アリア」やルノー「メガーヌ E-Tech エレクトリック」に採用されている。
日産 マイクラ 後継 EVモデル
日産は「マイクラ」後継車となる新型コンパクトEV(電気自動車)2022年1月27日発表。もう既に発表から2年となり、新型「ルノー 5」と基礎を共有しており、先日「ルノー 5」が発表されたことから近いうちに日産ブランドの「マイクラ」後継モデルも2024年内には発表されるとおも言われる。
日産 スカイライン フルモデルチェンジ 電気自動車 BEVモデル
日産はスポーツセダン新型「スカイライン」のフルモデルチェンジ(V38型)を行い2025年頃に発売する。今回はBEV(バッテリー電気自動車)モデルをラインナップすると言われている。
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日産 ニュースリリース
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/240325-02-j
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