日産は電気自動車(BEV)新型「リーフ」のフルモデルチェンジを行い2024年頃に発売する。現行リーフは2017年10月2日にフルモデルチェンジを行い発売が開始されており、発売から丸7年でのフルモデルチェンジとなる。
日産 新型「リーフ」フルモデルチェンジ について
日産、新型「リーフ」は2022年1月27日発表されたEV専用共通プラットフォーム「CMF-EV」を搭載する。このプラットフォームは既に日産「アリア」やルノー「メガーヌ E-Tech エレクトリック」に採用されている。先代リーフからプラットフォームを変更することで乗り心地や走りを大幅に向上することができる。
日産 新型「リーフ」フルモデルチェンジ エクステリア について
2021年7月1日にカーボンニュートラルを加速させるEV推進ビジョン「EV36Zero」を発表。これは欧州におけるカーボンニュートラルの実現に向け、世界初の電気自動車(EV)生産のエコシステムを構築するハブとして「EV36Zero」を公開。CO2を出さないゼロエミッションに向けて、新たに360度のソリューションを確立していく。アリアに続く新世代のクロスオーバーEVをサンダーランド工場で生産する。新世代のクロスオーバーEVとして発表されたモデルが次期「リーフ」と言われている。
今回はエクステリアのデザインには、ラジエータグリルを一新し、日産「セレナ」「ルークス」「デイズ」「サクラ」で採用されている「デジタル・Vモーション」を採用。V字型のグリルと積極的なヘッドライトが組み込まれる。更にボディカラーには新色をラインナップする。
日産 新型「リーフ」フルモデルチェンジ インテリア について
インテリアのデザインは新しいインストルメントパネル、インフォテインメントスクリーン、ステアリングホイール、フラットで広々したフロアを実現する。更にメーターには「12.3インチのフル液晶デジタルメーター」を採用。スタイリッシュな総合的なインフォテインメントシステム「NISSAN CONNECT」を内蔵する中央に取り付けられた9インチフルカラーディスプレイを支配。「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用する。
日産 新型「リーフ」フルモデルチェンジ 安全装備 について
日産の先進運転支援システム「プロパイロット2.0」や「プロパイロット リモート パーキング」を搭載。
「プロパイロット2.0」は、車両に搭載した7個のカメラ、5個のレーダー、12個のソナーで、白線、標識、周辺車両を検知し、更にナビゲーションシステムと3D高精度地図データを使うことで、制限速度をはじめとした道路状況を把握しながら、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフ走行を可能とし、安全でスムーズなドライビングを実現。更に、準天頂衛星システムなどからの高精度測位情報を受信し、自車位置をより高精度に把握することが可能。運転支援の状態が直感的に把握できるよう、メーターディスプレイやヘッドアップディスプレイには作動状況がリアルタイムに表示。
「アドバンスド アンビエント ライティング」はプロパイロットの動作状況に連動し、通常は白色、ハンズオン時には緑色そしてハンズオフの時には青色に色が変化します。ステアリングコラム上に設置されたドライバーモニターカメラが、ドライバーが前方を注視しているかを確認し、ドライバーが前方を注視していないと判断した際は、警告音で注意を促す。またハンズオフドライブ時に、その状態が継続する場合はハザートと共に速やかに車両を停止。
「プロパイロット パーキング」は駐車可能なスペースを自動で検知、駐車に必要な操作を支援。簡単な3つのステップで前向き駐車、後向き駐車、縦列駐車に対応しドライバーの駐車のストレスを軽減する。そして、車外から操作で駐車する機能「プロパイロット リモート パーキング」を搭載する。
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リーフについて
初代 ZE0型
2009年8月2日に発表され、2010年12月に発売となった。2012年11月20日マイナーチェンジ。2014年1月8日特別仕様車「エアロスタイル」を発売。2014年5月15日創立80周年記念特別仕様車「X 80th Special Color Limited」を発売。2016年10月3日世界累計販売20万台達成記念特別仕様車「thanks edition」を発売。
2代目 ZE1型
2017年9月6日フルモデルチェンジ。2017年10月2日発売。2018年6月1日特別仕様車「X 10万台記念車」を発売。2018年7月19日「NISMO」が発表された2018年7月31日発売。2019年5月23日オーテックジャパンが手掛けるカスタムカー「AUTECH」が発表された2019年6月21日発売。2019年7月25日特別仕様車「X Vセレクション」が発売された。2019年12月16日マイナーチェンジが発表された2020年2月発売。2020年1月16日「AUTECH」に「プレミアムパーソナライゼーションプログラム」を設定することが発表された2020年2月発売。2020年7月20日「NISMO」が性能向上。2021年4月一部改良し特別仕様車「アーバンクローム」追加。一部仕様向上 2022年夏発売。2022年12月22日より注文受付再開と価格改定。
リーフ スペックについて
スペック | リーフ | リーフ e+ |
---|---|---|
全長 | 4,480mm | |
全幅 | 1,790mm | |
全高 | 1,540mm | 1,545mm |
ホイールベース | 2,700mm | |
エンジン | 通常モデル 「EM57」型 |
ハイパフォーマンスモデル 「EM57」型 |
最高出力 | 110kW(150ps)/ 3283-9795rpm |
160kW/(218ps) 4,600-5,800rpm |
最大トルク | 320Nm(32.6kgm)/ 0-3283rpm |
340Nm(34.7kgm)/ 500-4,000rpm |
乗車人数 | 5人乗り | |
空力抵抗(Cd値) | 0.28 | |
車両重量 | 1,490-1,520kg | 1,670~1,680kg |
普通充電 | 6時間(3kW)/ 8時間(6kW) |
12.5時間(6kW) |
80%まで充電する のにかかる時間 (急速充電) |
40分 | 60分 |
リチウムイオンバッテリー | 40kWh | 62kWh |
JC08モード航続距離 | 400km | 570km |
WLTPモード航続距離 | 322km | 458km |
日産 リーフ 新価格
グレード | 原動機 | 駆動 方式 |
バッテリー 容量 |
価格(10%) |
---|---|---|---|---|
X | EM57 | 2WD | 40kWh | 4,081,000円 |
X Vセレクション |
4,318,600円 | |||
G | 4,448,400円 | |||
AUTECH | 4,444,000円 | |||
NISMO | 4,642,000円 | |||
e+ X | 60kWh | 5,253,600円 | ||
e+ G | 5,834,400円 | |||
e+ AUTECH | 5,616,600円 |
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