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14代目 新型「スカイライン」フルモデルチェンジ V38型はどんなモデルなのか?BEVモデル 日産の経営計画「The Arc」チラ見せあり

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日産はスポーツセダン新型「スカイライン」のフルモデルチェンジ(V38型)を行い2025年頃に発売する。日産自動車株式会社は、2024年3月25日に自社の価値と競争力を向上させる新たな経営計画「The Arc」を発表した。今後3年間で30車種の新型車と思われるシリエットが見えるがその中にバッチリ「スカイライン」の姿が出ていた。

目次

日産の経営計画「The Arc」動画でチラ見せ

  • 日産の経営計画「The Arc」の冒頭にインフィニティ「Vision Qe」コンセプト
  • 30車種ラインナップの中にスカイラインの特徴的な4灯丸型テールランプ

個人的に今回の動画内でのチラ見せポイントをいくつかご紹介すると、まず冒頭の動画内0:16あたりに過去関係した日産の車種の動画が沢山並べられているのだが右下にインフィニティ「Vision Qe」コンセプトが映し出されている、ほかの車種は市販車であるが、紹介される30台と関係のある車種となる。インフィニティ「Vision Qe」コンセプトは次期スカイラインと言われているので匂わせてきている。

更に、車種が色々と映し出されるが、スカイラインの特徴的な4灯丸型テールランプが映し出されており間違えなく次期スカイラインがラインナップされている。

つまり、日産の計画が正しければ今後3年間に発売されるということになる。

日産 新型「スカイライン」フルモデルチェンジ エクステリア について

  • 日産 インフィニティの新しいデザイン言語
  • 流麗で低くワイドなフォルムに

インフィニティ「Vision Qe」コンセプトを見る限り、流麗で低くワイドなフォルムに、デジタルピアノキーライトと印象的なマシンドフィニッシュのホイールを組み合わせているところが非常に先進的である。

EVコンセプトカー「Vision Qe」

インフィニティ「Vision Qe」コンセプトは、米国のキャントン工場で生産される予定のインフィニティ初となるEVのデザインの方向性を示している。本コンセプトは流麗で低くワイドなフォルムに、デジタルピアノキーライトと印象的なマシンドフィニッシュのホイールを組み合わせている。

関連記事

▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。

第46回東京モーターショー2019にて、電気自動車(EV)のコンセプトモデル「NISSAN ARIYA CONCEPT(ニッサン アリア コンセプト)」を世界初公開したが、アリアの場合にはほぼコンセプトモデルと同様のデザインで市販化されており、「スカイライン」も近しいデザインで発売される可能性が高いかもしれない。

日産 新型「スカイライン」フルモデルチェンジ 新開発EV専用プラットフォーム(CMF-EV)を採用

  • 新開発EV専用プラットフォーム「CMF-EVプラットフォーム」を採用

ルノー、日産自動車、三菱自動車工業の3社アライアンスとして2030年までに15車種以上に採用され、最大で年間150万台の生産を計画する新開発EV専用プラットフォーム「CMF-EVプラットフォーム」を採用、フラットで広々したフロアを実現、従来室内に配置されていた空調ユニットをモータールームに配置、従来のボディサイズでありながら、ワンサイズ大きいセグメントレベルの広い室内空間を確保。また、スリムなデザインのゼログラビティシートや、元々騒音が少ないEVでありながらも遮音材をふんだんに使用、従来にない高い静粛性を実現。

日産 新型「スカイライン」フルモデルチェンジ インテリア について

  • 二つ並んだ12.3インチのディスプレイを採用
  • Amazonが提供する音声サービス「Amazon Alexa」搭載

インテリアは「アリア」に採用された二つ並んだ12.3インチのディスプレイ、木目調のインストルメントパネルには従来のような物理的なスイッチは無く、クルマの電源を入れるとエアコンなどの操作スイッチアイコンが浮かび上がり、単なるタッチセンサーではなく、運転中でも操作感がわかるように振動するハプティクススイッチになっている。

地図や音楽情報などを映すセンターのディスプレイはスワイプ操作が可能で、ナビゲーションのルートなどをメーターディスプレイに表示させるなど、二つのディスプレイもシームレスにつながる。空調やナビゲーションも音声で操作することがで、自然な言葉で操作できるハイブリッド音声認識機能は「ハローニッサン」と呼びかけることでドライバーの操作をサポート。インターネットをつなげることでより自然な言語での音声認識を実現。また「アリア」にはAmazonが提供する音声サービス「Amazon Alexa」搭載、音楽の再生や天気予報の確認、家族や友人との通話、スマートホームデバイスのコントロールなどを音声のみで操作可能。

幅が広いセンターコンソールは、ドライバーのシートポジションに合わせて電動で前後に動かすことが可能。その上には「アドバンスド アンビエント ライティング」が施された新デザインのシフトノブが配置され、センターコンソール内にはQi規格のワイヤレスチャージャーが搭載。

日産 新型「スカイライン」フルモデルチェンジ「プロパイロット3.0」などの先進運転支援システムを採用

  • 先進運転支援システム「プロパイロット3.0」
  • 「プロパイロット リモート パーキング」

日産の先進運転支援システム「プロパイロット3.0」や「プロパイロット リモート パーキング」を搭載。「リーフ」と同じく「プロパイロット パーキング」が搭載。

2019年に自動運転レベル2技術相当の「プロパイロット2.0」を搭載したスカイラインの販売したことから、自動運転レベル3技術相当「プロパイロット3.0」も新型「スカイライン」から導入される可能性が高いだろう。

プロパイロット2.0

「プロパイロット2.0」は、車両に搭載した7個のカメラ、5個のレーダー、12個のソナーで、白線、標識、周辺車両を検知し、更にナビゲーションシステムと3D高精度地図データを使うことで、制限速度をはじめとした道路状況を把握しながら、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフ走行を可能とし、安全でスムーズなドライビングを実現。更に、準天頂衛星システムなどからの高精度測位情報を受信し、自車位置をより高精度に把握することが可能。運転支援の状態が直感的に把握できるよう、メーターディスプレイやヘッドアップディスプレイには作動状況がリアルタイムに表示。「アドバンスド アンビエント ライティング」はプロパイロットの動作状況に連動し、通常は白色、ハンズオン時には緑色そしてハンズオフの時には青色に色が変化します。ステアリングコラム上に設置されたドライバーモニターカメラが、ドライバーが前方を注視しているかを確認し、ドライバーが前方を注視していないと判断した際は、警告音で注意を促す。またハンズオフドライブ時に、その状態が継続する場合はハザートと共に速やかに車両を停止。

「プロパイロット パーキング」は駐車可能なスペースを自動で検知、駐車に必要な操作を支援。簡単な3つのステップで前向き駐車、後向き駐車、縦列駐車に対応しドライバーの駐車のストレスを軽減する。そして、車外から操作で駐車する機能「プロパイロット リモート パーキング」を搭載する。

日産 新型「スカイライン」フルモデルチェンジ 新開発 EVパワートレイン 搭載

  • 新開発のEVパワートレインを採用

新開発のEVパワートレインは、アリアに搭載されているモーターやバッテリーを採用する。バッテリー総電力量65kWhの最高出力250kW、最大トルク560Nm、バッテリー総電力量90kWhの最高出力290kW、最大トルク600Nmを採用すれば、先代の「スカイライン」とパワーでは同等、0-100km/h加速においては上回る性能となるだろう。スカイライン歴代最高加速は「スカイライン400R」で0-100km/h加速5.2秒(日産公式)なのでバッテリー総電力量90kWhの最高出力290kWの「アリア」が0-100km/h加速5.1秒なので間違いなく過去最速となりそうだ。

まとめ

「スカイライン」のフルモデルチェンジについて考えてきたが、現在、日産は電気自動車のモデルとして、軽自動車「SAKURA」コンパクトカー「リーフ」クロスオーバーSUV「アリア」と残るボディタイプはセダンタイプとなるが、最も歴史と日産にとって大切な車名である「スカイライン」が一番ふさわしいと筆者は考える。更に、市場的にもセダンタイプは人気ではないためこのままガソリンモデルとして「スカイライン」のラインナップが続けば販売力が低迷していくことは間違いない。「スカイライン」復活として14代目はBEV化が期待されるだろう。

スカイラインについて

  • スカイラインは日産を代表する車種
  • 国内外を問わず根強い愛好家がいる。

「スカイライン」はプリンス自動車工業が主力車種として生産を開始し、1966年にプリンスが日産自動車と合併した後も車名が引き継がれ、現在まで、日産のラインナップでは唯一プリンス時代から継続して生産されている車種である。日本を代表する名車のひとつであり、国内外を問わず根強い愛好家がいる。

「GT-R」は、サーキットでの使用を主眼にして開発されたスカイラインの高性能グレードで、3代目(C10型)と4代目(C110型)、8代目(R32型)から10代目(R34型)まで設定。R34型を最後にスカイラインとしてのGT-Rは廃止されるが、2007年に日産GT-Rとして市販化され、別モデルとなる。

13代目 V37型 日産「スカイライン」について

2013年9月に、北米で新型「インフィニティQ50」が発表された。日本では2013年11月11日に13代目V37型スカイラインとして発表、2014年2月26日に発売。スカイラインでは初となるハイブリッドモデルが新たに追加。システム最高出力268kW(364ps)の圧倒的な加速性能と18.4km/L(JC08モード)というクラストップレベルの燃費を両立させた。 また、ステアリングの動きを電気信号に置き換えてタイヤを操舵する世界初のステアリングシステム「ダイレクトアダブティブステアリング」は、応答遅れのないシャープなハンドリングによる“意のまま”の走りと高い直進安定性による安心感をドライバーに提供する。車の周囲をレーダーなどで読み取る安全性能も高めた。海外の高級車で採用する「インフィニティ」のエンブレム(紋章)を装着する。70km/h以上での高速走行時に車線(白線)に対する車両の向きをカメラが検知し、タイヤの角度と操舵反力を微調整する世界初の技術「アクティブレーンコントロール」との組み合わせにより、高速走行時の直進性はさらに向上する。

2019年9月、マイナーチェンジではエクステリアはフロントグリル、フロントバンパーのデザイン変更が行われる。インフィニティのエンブレムから日産エンブレムとVモーショングリルを採用、LEDリヤコンビネーションランプ丸目4灯の新デザインを採用する。車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」を利用可能にする「通信機(TCU)」を採用。車内においてLTEの高速データ通信を使ったWi-Fiを利用可能。「プロパイロット 2.0」を搭載。更に、「踏み間違い衝突防止アシスト」を搭載。「エマージェンシーブレーキ」には歩行者検知が可能となる。インフィニティQ60に搭載された第2世代のステアバイワイヤシステム「ダイレクト アダプティブ ステアリング(DAS)」と新システムとして「ダイナミック デジタル サスペンション(DDS)」を標準装備する。

skyline
3.0L V型6気筒ターボエンジン

2.0L 4気筒ターボエンジンを廃止。「3.0L V型6気筒ターボエンジン(VR30DDTT)」グレード「400R」には(最高出力298kW(405PS)/6,400rpm、475Nm(48.4kgfm)/1,600-5,200rpm)とグレード「GT」「GT Type SP」「GT Type P」には(最高出力224kW(304PS)/6,400rpm、最大トルク400Nm(40.8kgfm)/1,600-5,200rpm)のトランスミッション7速AT、駆動方式:2WD、2つのエンジンモデルを追加ラインナップ。

グレード「400R」に日産車で初採用の「IDS(インテリジェントダイナミックサスペンション)」を標準装備。グレード「GT Type SP」にはオプション設定。グレード「400R」はエクステリアには専用デザインの19インチホイールとレッド塗装のブレーキキャリパー、ブラックドアミラーを採用、インテリアにはキルティング加工のシートやレッドステッチを採用した。

スクロールできます
スペックスカイライン
全長4,815mm
全幅1,820mm
全高1,440mm(2WD)
1,450mm(4WD)
ホイールベース2,850mm
エンジン3.0L V型6気筒
ターボエンジン
3.5L V型6気筒エンジン
+モーター
最高出力224kW(304PS)/
6,400rpm
298kW(405PS)/
6,400rpm
225kW (306PS)/
6,800rpm
最大トルク400Nm(40.8kgfm)/
1,600-5,200rpm
475Nm(48.4kgfm)/
1,600-5,200rpm
350Nm (35.7kgm)/
5,000rpm
モーター
最高出力
50kW
(68PS)
モーター
最大トルク
290Nm
(29.6kgm)
乗車定員5人
トランス
ミッション
7速AT
駆動方式2WD(FR)2WD(FR)2WD(FR)
4WD
JC08モード燃費16.8-17.8 km/L
WLTCモード燃費10.0km/L10.0km/L

日産 スカイライン

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html

日産

https://www.nissan.co.jp/

what-kind-of-model-is-the-14th-generation-new-skyline-v38-type

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この記事を書いた人

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