2026年3月19日、日産の電動SUVフラグシップモデル「アリアNISMO」がマイナーチェンジを実施して発売されます。本記事では、2026年1月29日に発表された価格情報をはじめ、Google搭載インフォテインメントシステムやV2L機能など、進化した最新機能を網羅的に解説します。電動NISMOロードカーの頂点に立つアリアNISMOの魅力を、購入検討中の方にもわかりやすくお伝えします。

日産アリアNISMOマイナーチェンジモデルの価格設定
2026年モデルの価格体系
2026年1月29日に発表された日産アリアNISMOマイナーチェンジモデルの全国希望小売価格(消費税込み)は以下の通りです。
NISMOグレード
- NISMO B6 e-4ORCE:8,498,600円(66kWhバッテリー搭載)
- NISMO B9 e-4ORCE:9,510,600円(91kWhバッテリー搭載)
いずれも4WD(NISMO tuned e-4ORCE)仕様で、3月19日に発売されます。

標準アリアとの価格比較
参考までに、標準アリアの2026年2月発売モデルの価格は以下の通りです。
66kWhバッテリー(B6)
- B6 2WD:6,675,900円
- B6 e-4ORCE(4WD):7,280,900円
91kWhバッテリー(B9)
- B9 2WD:7,467,900円
- B9 e-4ORCE(4WD):8,072,900円
NISMOモデルは標準グレードから約85,800円〜約140万円の価格差があり、NISMO専用チューニングと専用パーツによる走行性能の向上が価格に反映されています。
マイナーチェンジで追加された革新的な3大機能
今回のマイナーチェンジでは、標準アリアと同様に以下の3つの革新的機能が追加されました。
1. Google搭載NissanConnectインフォテインメントシステム

最も注目すべき進化がインフォテインメントシステムの刷新です。
Googleの3大機能を標準搭載
- Googleマップ:リアルタイムの交通情報や充電スポット検索に対応
- Googleアシスタント:音声による車両操作やナビゲーション設定
- Google Playストア:数千種類のアプリをダウンロード可能
これまでのNissanConnectに加え、docomo in Car ConnectやWi-Fi機能も継続して利用でき、12.3インチの大型ディスプレイで直感的な操作が可能です。
2. V2L(Vehicle to Load)機能

災害時や アウトドアで活躍する外部給電機能が新たに追加されました。
V2Lの主な特徴
- AC外部給電コネクターを標準装備
- 最大1,500Wの電力供給が可能
- 家電製品や電動工具などに給電できる
- キャンプ、災害時の非常用電源として活用可能
66kWhまたは91kWhの大容量バッテリーを活用し、EVの新たな価値を提供します。
3. インテリジェント ディスタンスコントロール
先行車両との車間距離を自動で維持する機能が進化。高速道路での長距離運転の疲労を大幅に軽減します。
アリアNISMOの圧倒的な走行性能
NISMO tuned e-4ORCEの実力
アリアNISMOは標準のe-4ORCE(4輪駆動システム)にNISMO専用チューニングを施し、以下のような驚異的なパフォーマンスを実現しています。
NISMO B6 e-4ORCE
- 最高出力:367ps(標準B6 e-4ORCEは340ps)
- 最大トルク:57.1kgm
- 0-100km/h加速:5.4秒以下
NISMO B9 e-4ORCE
- 最高出力:436ps(標準B9 e-4ORCEは394ps)
- 最大トルク:61.2kgm
- 0-100km/h加速:5.1秒以下
- 最高速度:160km/h(リミッター作動)
標準グレードと比較して、B6で約27ps、B9で約42psのパワーアップを実現。これは約10%の出力向上に相当します。
NISMO専用チューニングの秘密
4輪制御の最適化
- 前後のモーター出力配分を精密に制御
- コーナリング時の安定性が大幅に向上
- レスポンスの良い加速フィーリング
専用サスペンション
- NISMO専用20インチホイール(255/45R20タイヤ)
- スポーツチューニングされたダンパー
- ボディ剛性の強化
空力性能の向上
- NISMO専用エアロパーツ
- CD値(空気抵抗係数)の最適化
- ダウンフォース増加による高速安定性
e-Pedalによるワンペダル走行
アクセルペダルのみで加減速をコントロールできる「e-Pedal」機能を搭載。ペダルを離すだけで強力な回生ブレーキが作動し、ほぼ停止まで減速可能です。市街地走行でのストレス軽減と、エネルギー回収効率の向上を両立します。
航続距離と充電性能
WLTCモード航続距離
標準アリア(参考)
66kWhバッテリー(B6)
- 2WD:470km
- 4WD e-4ORCE:460km
91kWhバッテリー(B9)
- 2WD:640km
- 4WD e-4ORCE:610km
NISMOモデルは専用チューニングの影響でわずかに航続距離が短くなる可能性がありますが、依然として実用的な航続性能を維持しています。
急速充電性能
- 最大130kWの急速充電に対応
- 約30分で375km分の充電が可能(条件により変動)
長距離ドライブでも充電時間を最小限に抑え、快適な旅を実現します。
先進安全装備「Nissan Safety Shield 2.0」
包括的な安全システム
アリアNISMOは、日産の最新安全技術「Nissan Safety Shield 2.0」を標準装備しています。
主要な安全機能
- 3Dデジタルインストルメントクラスター:直感的な情報表示
- 7つのエアバッグ:前面・側面・カーテンエアバッグで乗員を保護
- 5つのパーキングセンサー:駐車時の安全をサポート
- 12個の超音波センサー:周囲の障害物を検知
先進運転支援システム
- LI(レーンインターベンション):車線逸脱防止支援
- BSI(ブラインドスポットインターベンション):後側方車両検知警報
- FCW(前方衝突警報):衝突の危険を事前に警告
- インテリジェント ディスタンスコントロール:車間距離自動維持(新機能)
デザインとインテリア
エクステリアデザイン
ボディサイズ(標準アリア)
- 全長:4,595mm
- 全幅:1,850mm
- 全高:1,655mm
- ホイールベース:2,775mm
- 車両重量:1,920〜2,210kg
NISMOモデル専用装備
- NISMO専用フロントグリル
- 専用エアロダイナミクスパッケージ
- 20インチNISMO専用アルミホイール
- レッドアクセント入りブラックボディ
プレミアムインテリア
収納容量
- 2WDモデル:466L
- 4WDモデル:408L
NISMO専用装備
- NISMO専用スポーツシート
- レッドステッチ入り本革ステアリング
- NISMO専用メーター
- BOSE Premium Sound System:NISMOモデル専用の高音質オーディオ
スポーティでありながら、SUVとしての実用性を損なわない広々としたキャビンスペースを確保しています。
競合EVとの比較
日本市場における位置づけ
主な競合モデル
- トヨタ bZ4X
- レクサス RZ
- テスラ Model Y
アリアNISMOの優位性
- 最長640kmの航続距離(B9グレード)
- Google統合インフォテインメントによる高度なコネクティビティ
- V2L機能でEVの新たな活用方法を提案
- NISMO専用チューニングによる走行性能の高さ
- Nissan Safety Shield 2.0の充実した安全装備
- 日本市場に最適化された設計とサポート体制
特にNISMOモデルは、EVでありながら走る楽しさを追求した唯一無二の存在として、スポーツ走行を楽しみたいユーザーに最適な選択肢となります。
購入メリットとターゲットユーザー
アリアNISMOがおすすめな方
1. 走行性能を重視するドライバー
- 加速性能や コーナリング性能にこだわりたい
- EVでもスポーツ走行を楽しみたい
- NISMO ブランドのファン
2. 最新テクノロジーを求める方
- Googleエコシステムを活用したい
- V2L機能でEVの可能性を広げたい
- 先進安全装備で安心してドライブしたい
3. 環境意識が高いプレミアムSUVユーザー
- ゼロエミッションで高性能な車が欲しい
- 実用的な航続距離が必要
- デザイン性と機能性を両立したい
補助金活用で実質負担を軽減
2026年のEV補助金制度を活用することで、購入負担を大幅に軽減できます。最大85万円の補助金が適用される可能性があり、実質価格は約770万円前後(NISMO B6 e-4ORCE)から検討可能です。
詳細は各自治体の補助金制度をご確認ください。
まとめ:電動NISMOフラグシップの進化
2026年3月19日に発売される「日産アリアNISMO」マイナーチェンジモデルは、以下の点で大きく進化しました。
進化のポイント
- Google搭載NissanConnectで最先端のコネクテッド体験
- V2L機能追加でEVの新たな価値を創出
- インテリジェント ディスタンスコントロールで運転支援が充実
- 436ps(B9)の圧倒的パワーで走る楽しさを提供
- 最長610km(B9 e-4ORCE)の航続距離で実用性を確保
価格は849万8600円(NISMO B6 e-4ORCE)から951万600円(NISMO B9 e-4ORCE)と、プレミアムSUVセグメントにおいて妥当な設定となっています。
電動化時代においても、走る歓びを追求し続けるNISMOの DNA を色濃く受け継ぐアリアNISMO。日本発の電動スポーツSUVとして、新たなEV体験を切り拓く一台と言えるでしょう。
購入を検討されている方は、3月19日の発売に向けて、ぜひ日産ディーラーでの試乗予約や詳細確認をおすすめします。
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