日産を代表するコンパクトカー「ノート(NOTE)」が、2026年夏に一部改良モデルとして発売されます。新たな特別仕様車「ノート Black Edition(ブラックエディション)」の追加設定が最大のトピックです。
現行ノートは2021年にフルモデルチェンジで現行世代(E13型)に移行し、2023年12月にはビッグマイナーチェンジを実施。今回の改良はそれに続く年次アップデートとなります。改良と同時に特別仕様車「Black Edition」が追加されるほか、上位グレード「ノートオーラ」「ノートオーラNISMO」も同時に改良・発売されます。
本記事では、2026年型ノートの変更点・価格・発売日をわかりやすく徹底解説します。

【最新情報】特別仕様車「ノート Black Edition」新設定:
今回の一部改良における最大の目玉が、特別仕様車「ノート Black Edition(ブラックエディション)」の新設定です。
エクステリアでは、フロントエンブレム・グリル・ホイールカバー・ドアミラーをすべてブラックで統一し、引き締まった精悍なルックスを実現。インテリアでも、ルーフトリムやアシストグリップにブラックを採用することで高い質感が演出されています。

安全装備面では、以下の装備が標準装備となります。
- インテリジェントアラウンドビューモニター
- インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)
- BSW(後側方車両検知警報)
- RCTA(後退時車両検知警報)
価格は、FFが255万円、4WDが284万円(いずれも税込)。Black Editionは「ノートオーテッククロスオーバー」を除いた標準モデル系において最上位グレードに位置します。
2026年 日産ノート 一部改良の変更点まとめ:
今回の一部改良は、商品力の向上という側面よりも、生産効率の改善とコスト削減を優先した仕様変更が中心となっています。追加される装備がある一方、廃止・簡素化される装備も多く存在するため、購入を検討されている方は以下の変更点をしっかり把握しておくことが重要です。
▼ 新たに追加・変更される内容(改良ポイント)
- 特別仕様車「Black Edition」を新設定
- 全ボディカラーのシャークフィンアンテナをブラックに統一変更
- 新ボディカラー「ミッドナイトブラック」を追加設定
▼ 廃止・グレードダウンとなる内容(注意が必要なポイント)
- 本革巻きステアリングホイール → 合皮(合成皮革)巻きに変更
- 4WDバッジおよびエンジンルーム内のe-POWERバッジを廃止
- 車線維持支援システムのステアリングスイッチを廃止(メーター内の車両本体設定に移行)
- ワイヤレス(置くだけ)充電のメーカーオプションを廃止
- 内装色「エアリーグレー」を廃止
- 寒冷地仕様のPTCヒーター(PTC素子ヒーター)を廃止
- インパネ部分のエアバッグ警告ステッカーを廃止
▼ 廃止されるボディカラー
- ステルスグレー
- スーパーブラック
- ガーネットレッド
- バーガンディ
- サンライズカッパー
- オーロラフレアブルーパール
- ターコイズ
- ターコイズ×ダークメタルグレー(2トーン)

2026年型ノートの価格:
今回の一部改良では、原材料費の高騰を受けながらも生産効率の改善により、価格上昇は約5万円程度の小幅アップに抑えられています。各グレードの価格は以下のとおりです。
- Xグレード:FF 2,328,700円 / 4WD 2,614,700円
- AUTECH LINE:FF 2,438,700円 / 4WD 2,724,700円
- ノートオーテッククロスオーバー:FF 2,797,300円 / 4WD 3,108,600円
- 特別仕様車 Black Edition(新設定):FF 2,550,000円 / 4WD 2,840,000円
エクステリア(外装)デザイン:
2026年型ノートの外装デザインは、2023年12月の改良時に採用された新世代スタイルを継承します。日産ブランドのシグネチャーであるデジタルVモーショングリル(ストライプ模様入り)を採用し、フロント・リヤバンパーをボディカラーと同色化することで、車全体の統一感と先進感を高めています。

有彩色のボディカラーには同色のカラードグリルを、無彩色にはダークメタルグレーのグリルを採用。リヤバンパー下部にはアシンメトリーな模様を施し、日本の風景に溶け込む落ち着いた佇まいを演出。16インチホイールカバーには日本の伝統的な幾何学模様があしらわれ、和モダンの雰囲気を表現しています。
インテリア(内装)デザイン:
インテリアは2023年12月の改良時に一新されたデザインを引き続き採用。インストルメントパネルには水引をモチーフにしたデザインを採用し、シート地にはランダムストライプを施すことでエクステリアとの調和を図っています。
助手席グローブボックスは上下2段に仕切られた大容量設計で、取扱説明書やティッシュボックスなどかさばるものもスッキリ収納できます。デジタルメーターとインフォテインメントディスプレイを備えたインストルメントパネル、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド、スマートフォンのワイヤレス充電器(今回の改良で廃止)など、現代的な装備を搭載。後席はリクライニング機能付きで、ニールームとヘッドルームともにクラストップクラスの余裕あるスペースを確保しています。

AUTECH LINE(オーテックライン):
ノートには、カスタムカーシリーズとして**「ノート AUTECH LINE」**が設定されています。専用の16インチ切削光輝アルミホイール、メタル調フィニッシュのドアミラー、全ボディカラーにダークメタルグレーグリルを採用。シートにはエクストレイルで好評を博した次世代素材「テーラーフィット」を使用し、グレーステッチのアクセントを加えることで上質な空間を演出しています。
ノートAUTECH CROSSOVER(オーテッククロスオーバー):
クロスオーバーモデルとして設定されている**「ノートAUTECH CROSSOVER」**は、標準モデルから地上高を25mmアップさせることで悪路走破性を向上。湘南・茅ヶ崎の海にインスパイアされた「航跡波」モチーフの専用シグネチャーLEDや、専用インテリアデザインにより、アウトドアテイストとプレミアム感を両立したモデルです。

e-POWERパワートレインとスペック:
2026年型ノートに搭載されるパワートレインは、引き続き第2世代e-POWER(直列3気筒1.2L発電専用エンジン+電気モーター)です。
- エンジン出力(発電用):82ps/10.5kgm
- モーター出力(前輪・駆動用):116ps/28.6kgm
- 後輪モーター出力(4WD車):68ps/10.2kgm
- トランスミッション:CVT
- 駆動方式:FF または 4WD
第2世代e-POWERはトルクを10%・出力を6%向上させており、力強い発進加速と中高速域での追い越し性能を実現。インバーターは第1世代より40%小型化・30%軽量化され、室内空間の拡大にも貢献しています。また路面状況とロードノイズを予測してエンジン始動を制御することで、静粛性も高い次元で確保されています。
燃費性能:
- WLTCモード燃費:28.4km/L
- JC08モード燃費:33.8km/L
e-POWERの特性を活かした高い燃費性能は、日常使いからロングドライブまで幅広いシーンで経済的な走行を可能にします。
安全装備(プロパイロット搭載):
日産ノートには、高速道路での単一車線自動運転支援技術「プロパイロット」が搭載されています。ナビと連携してカーブ前の車速を自動調整するなど、ドライバーの負担を軽減します。主な安全装備は以下のとおりです。
- インテリジェント・エマージェンシーブレーキ(左右検知範囲を大幅拡大・最新法規適合)
- インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)/LDW(車線逸脱警報)
- 後席リマインダー(全グレード標準装備・2025年8月改良時より)
- ハイビームアシスト
- SOSコール
- ヒルスタートアシスト
- エマージェンシーストップシグナル
ボディサイズ:
- 全長×全幅×全高:4,045mm × 1,695mm × 1,520mm
- ホイールベース:2,580mm
- 車重:1,230kg
- 最低地上高:135mm(4WD車:140mm)
前世代比で全長-55mm、ホイールベース-20mmとよりコンパクトに仕上げられており、日常の取り回しのしやすさが向上しています。車体には日産初の1470MPa級超ハイテン材(冷間プレス用超高張力鋼板)を採用し、軽量化と高い衝突安全性を両立しています。
まとめ|2026年型日産ノート 一部改良を買うべき人・検討ポイント:
2026年に発売される日産ノートの一部改良は、新たに設定される「Black Edition」による差別化と特別感が最大の魅力です。一方で、本革ステアリングの廃止やワイヤレス充電の廃止など、装備の簡素化・コストダウンが散見される改良でもあります。
現行ノートのオーナーや購入を検討中の方にとっては、「Black Editionが欲しい」「装備よりも価格を重視したい」という方にとっては歓迎できる内容。逆に「装備の充実度でノートを選んでいた」方にとっては注意が必要な変更点もあります。次世代E14型ノートへのフルモデルチェンジを見据えた現行E13型の最終仕上げとも言えるこの一部改良を、慎重に見極めて購入判断をされることをおすすめします。
発売日である2026年夏に向けて、今後もさらなる詳細情報が公開される可能性がありますので、最新情報は日産の公式ウェブサイトでも随時確認してみてください。

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