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【2026年11月5日開始】メルセデス・ベンツ 認定中古EV バッテリー残存性能(SOH)開示!保証・確認方法を徹底解説

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メルセデス・ベンツの電気自動車 electric GLC の充電シーン

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メルセデス・ベンツ日本は2026年11月5日、認定中古車(メルセデス・ベンツ サーティファイド)として販売するすべての電気自動車について、高電圧バッテリーの残存性能(SOH)を専用診断機で測定し、問い合わせ時や商談時に案内する運用を始めました。

中古の電気自動車を検討するとき、多くの人がいちばん気にするのが「バッテリーがどれくらい弱っているか」です。外装や内装の傷は目で見てわかりますが、バッテリーの状態は見た目ではわかりません。これまでは走行距離や年式から想像するしかなかった部分を、メーカー自身が数値で示すようになったのが今回のポイントです。

メルセデスの電気自動車には、新車登録から最長10年・25万kmの高電圧バッテリー特別保証もあります。「買う前に状態を確認できる」「買った後も保証で守られる」という2つがそろい、輸入車の中古EVはぐっと選びやすくなりました。

この記事では、SOH開示の中身、対象になる車、確認のしかた、バッテリー特別保証の期間、他社の取り組みとの違い、購入前の注意点まで、わかりやすくまとめました。記事中の写真は、メルセデス・ベンツの電気自動車「electric GLC」です。

メルセデス・ベンツの電気自動車 electric GLC の充電シーン(サイドビュー)
画像:メルセデス・ベンツ日本
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目次

メルセデス・ベンツ 認定中古EVの「SOH開示」とは?背景と概要

メルセデス・ベンツ サーティファイドは、メルセデス・ベンツ日本が認めた正規の認定中古車です。最大100項目の点検・整備を通過した車だけが名乗ることができ、全国の「メルセデス・ベンツ サーティファイドカーネットワーク」でのみ販売されています。公式サイトの検索では常時3,000台以上が掲載されており、その中には電気自動車も含まれます。

今回始まったのは、その認定中古車のうち電気自動車について、高電圧バッテリーの「残存性能」を数値で案内する取り組みです。発表は2026年11月5日で、同日から運用が始まっています。メーカーは目的として、バッテリーの状態まで理解・納得したうえで車を選んでもらうこと、そして中古EVに対する不安を減らすことを挙げています。

電気自動車のバッテリーは、使っているうちに少しずつ蓄えられる電気の量が減っていきます。ガソリン車でいえば「燃料タンクが少しずつ小さくなる」ようなもので、減り方は年数や走行距離だけでなく、充電のしかたや使われた環境でも変わります。同じ年式・同じ走行距離の2台でも状態が違うことがあるため、車ごとの数値が見られる意味は大きいといえます。


【ポイントまとめ】メルセデス・ベンツ 認定中古EVはここが変わる

今回の発表のポイントは、主に以下の3点です。

  • 全車のSOHを測定:認定中古車として販売する電気自動車すべてを、専用診断機で測定
  • 商談時に確認できる:正規販売店への問い合わせ時や商談時に、検討している車両の数値を案内
  • 長期保証とセット:最長10年・25万kmの高電圧バッテリー特別保証で、購入後もサポート

① 認定中古の電気自動車すべてが対象

メルセデス・ベンツ GLC 250 electric の走行シーン
画像:メルセデス・ベンツ日本

対象は、全国のメルセデス・ベンツ サーティファイドカーネットワークで販売する認定中古車の電気自動車です。一部の車種だけ、希望した人だけ、という形ではなく、認定中古車として売られる電気自動車はすべて測定されます。なお、プラグインハイブリッド車(PHEV)は対象外です。

② メルセデスの専用診断機で測定

メルセデス・ベンツ electric GLC のインテリア(MBUXの大型ディスプレイ)
画像:メルセデス・ベンツ日本

測定には、メルセデス・ベンツの専用診断機を使います。メーターに表示される「航続可能距離」は、その時の充電量や直前の走り方、エアコンの使用などで大きく変わるため、バッテリーそのものの劣化を判断する材料にはなりにくいものです。メーカーの診断機で測った値なら、販売店ごと・車ごとに同じ物差しで比べられるのが利点です。

③ 購入前の「確認」と購入後の「保証」がそろう

SOHの数値は、正規販売店に問い合わせたとき、または商談のときに案内されます。さらにメルセデスの電気自動車には、新車登録日から数える長期の高電圧バッテリー特別保証が設定されています。メーカーは「購入前から購入後まで一貫したサポートを提供する」と説明しており、状態の見える化と保証を組み合わせて、中古EVを選ぶ不安を小さくする狙いです。


そもそもSOHとは?バッテリー残存性能の見方

SOHは「State of Health(ステート・オブ・ヘルス)」の略で、メルセデス・ベンツ日本は「新品時を基準とした高電圧バッテリーの残存性能を示す指標」と説明しています。新品の状態を100%として、今どのくらいの性能が残っているかを表すものです。

似た言葉に「SOC(State of Charge)」がありますが、こちらは今どれだけ充電されているか、つまり「燃料計」にあたる数字です。SOCは充電すれば100%に戻りますが、SOHは充電しても戻りません。中古EVを選ぶときに見るべきなのは、SOHのほうです。

SOHが下がると、満充電にしたときに走れる距離がそのぶん短くなります。たとえば新車時に満充電で長い距離を走れた車でも、SOHが下がっていれば同じだけは走れません。毎日の通勤や買い物が中心なら大きな問題にならないこともありますが、長距離のドライブが多い人は、SOHと新車時の航続距離をあわせて確認しておくと安心です。

なお、今回の発表ではSOHの表示形式(何%と示すのか、どの書面で示すのかなど)の詳細までは公表されていません。具体的な見せ方は、販売店で確認してください。

メルセデス・ベンツの高電圧バッテリー特別保証の期間

メルセデス・ベンツ GLC 300 4MATIC electric のフロントビュー
画像:メルセデス・ベンツ日本

メルセデス・ベンツの電気自動車には、高電圧バッテリーを対象にした特別保証があります。保証期間内に、メルセデス・ベンツの診断機器で高電圧バッテリーの残容量が70%に満たないと診断された場合は、無償で交換されます。期間はモデルによって2種類に分かれます。

保証期間(いずれか先に達するまで)対象モデル
新車登録日より8年間
または走行距離16万km
EQA、EQB、EQC、G 580 with EQ Technology、CLA with EQ Technology、CLA Shooting Brake with EQ Technology、GLC electric
新車登録日より10年間
または走行距離25万km
EQE、EQS、EQE SUV、EQS SUV、Mercedes-Maybach EQS SUV

ポイントは、保証期間が「新車登録日から」数えられることです。中古車の場合は、前のオーナーが使っていた期間と走行距離がすでに差し引かれています。たとえば8年保証のモデルで新車登録から3年たった車なら、残りはおよそ5年です。走行距離も同じ考え方なので、走行距離の多い車は年数より先に距離の上限に届く場合があります。

保証の細かい適用条件については、メーカーも「正規販売店に問い合わせを」としています。購入前に、その車の新車登録日と、保証がいつ・何kmまで残っているかを確認しておきましょう。


メルセデス・ベンツ 認定中古車の保証と特典一覧

SOHの開示は、認定中古車にもともとある保証や特典に加わる形です。公式サイトに載っている主な内容を表にまとめました。

項目内容
認定中古車保証購入後2年間・走行距離無制限(高電圧バッテリーは対象外)
EQケアの継承新車登録日より5年間または10万kmまで。継承されている車はこちらが優先
高電圧バッテリー特別保証新車登録日より8年・16万km、または10年・25万km(モデルによる)
点検・整備最大100項目
充電サポート提携充電ネットワークで使える充電サービスを6ヶ月間無料(手続きが必要。PHEVは対象外)
バッテリー残存性能(SOH)
【新設定】
専用診断機で測定し、問い合わせ時・商談時に案内

注意したいのは、認定中古車の2年保証では高電圧バッテリーが対象外になっている点です。バッテリーについては、新車から引き継がれる高電圧バッテリー特別保証で守られる仕組みです。つまり、バッテリーの安心感は「SOHの数値」と「特別保証の残り期間」の2つで判断することになります。

充電サポートについては、メルセデスの公共充電サービスが2026年10月31日から新サービス「Mercedes-Benz Charge」に切り替わり始めています。無料期間の扱いや手続きは時期によって変わる可能性があるため、契約時に販売店で確認しておくと確実です。

他社との違いは?日産「バッテリー状態証明書」と比較

メルセデス・ベンツ GLC 300 4MATIC electric のリアビュー(ドアを開けた状態)
画像:メルセデス・ベンツ日本

中古EVのバッテリー状態をメーカーが示す動きは、国内ほかのメーカーでも始まっています。日産は2026年2月27日、中古EVのバッテリー健全度を証明する「日産バッテリー状態証明書」を発表しました。両社の取り組みを比べると、次のようになります。

項目メルセデス・ベンツ日産
発表日2026年11月5日2026年2月27日
対象車認定中古車の電気自動車すべて(PHEVは対象外)リーフ(ZE1型)
対象の販売店全国のサーティファイドカーネットワーク千葉県内の販売会社3社(トライアル)
示す内容高電圧バッテリーの残存性能(SOH)SOH、バッテリー残容量(kWh)、満充電時の航続可能距離
案内のしかた問い合わせ時・商談時に案内証明書を発行

日産は示す項目が細かく、航続距離の目安まで出しているのが特徴です。一方のメルセデスは、全国の認定中古車ネットワークで、扱う電気自動車すべてを対象に始めた点が大きな違いです。輸入車ブランドがここまでの規模で中古EVのバッテリー情報を出すのは、購入を考える人にとって心強い動きといえます。


メルセデス・ベンツの中古EVはどう選ぶべきか?選び方のコツ

選び方① 【安心重視なら】10年・25万km保証のEQE・EQSシリーズ

EQE、EQS、EQE SUV、EQS SUV、Mercedes-Maybach EQS SUVは、高電圧バッテリー特別保証が新車登録から10年・25万kmと長く設定されています。中古で買っても保証の残りが長くなりやすく、SOHの数値とあわせて「この先もしばらく安心して乗れる」と判断しやすいグループです。長く乗るつもりの方や、走行距離が多めの方に向いています。

選び方② 【街乗り中心なら】コンパクトなEQA・EQB

EQAやEQBは、メルセデスの電気自動車の中でも小さめのSUVで、街中での取り回しがしやすいモデルです。バッテリー特別保証は8年・16万km。毎日の走行距離がそれほど多くない人なら、SOHが多少下がっていても使い方に影響しにくく、価格とのバランスで選びやすいでしょう。


Mercedes-Benz STUDIO TOKYOでSOH測定イベントも予定

メルセデス・ベンツ electric GLC(GLC 250 electric と GLC 300 4MATIC electric)
画像:メルセデス・ベンツ日本

メルセデス・ベンツ日本は、東京のブランド発信拠点「Mercedes-Benz STUDIO TOKYO」で、オーナー向けに自分の電気自動車のSOHを測定できるイベントを11月後半に開く予定だと発表しています。詳しい日時や参加方法は、メルセデス・ベンツ日本の公式SNSで案内されるとのことです。予定のため、時期や内容は変わる場合があります。

メルセデス・ベンツ 認定中古EVの購入前にチェックしたい3つのポイント

1つ目は、SOHと新車時の航続距離をセットで確認することです。SOHが同じでも、もともとのバッテリーが大きい車と小さい車では、実際に走れる距離が違います。自分の使い方(片道の距離、長距離ドライブの頻度、冬場の使用)に合うかどうかを、数値から考えてみましょう。

2つ目は、高電圧バッテリー特別保証の残り期間と残り走行距離です。保証は新車登録日から数えるため、年式が古い車や走行距離の多い車は、残りが少なくなっています。SOHが高くても保証がすぐ切れる車と、SOHがやや低くても保証が長く残る車では、安心感が変わります。

3つ目は、自宅や職場の充電環境です。中古EVでも、充電のしやすさは満足度を大きく左右します。自宅に普通充電器を置けるか、近くに急速充電器があるかを確認し、認定中古車の充電サポート(無料期間)がどのサービスで、いつまで使えるのかも販売店で聞いておきましょう。


メルセデス・ベンツ 認定中古EVのSOH開示に関するよくある質問(FAQ)

Q. SOHの開示はいつから始まりましたか?
A. メルセデス・ベンツ日本が2026年11月5日に発表し、運用を始めています。

Q. どの車が対象ですか?
A. 全国のメルセデス・ベンツ サーティファイドカーネットワークで販売する、認定中古車の電気自動車すべてです。プラグインハイブリッド車は対象外です。

Q. SOHはどうやって確認できますか?
A. 正規販売店への問い合わせ時、または商談時に、検討している車両の高電圧バッテリー残存性能が案内されます。

Q. バッテリーが劣化したら保証はありますか?
A. 保証期間内に、メルセデス・ベンツの診断機器で高電圧バッテリーの残容量が70%に満たないと診断された場合は、無償で交換されます。期間はモデルにより、新車登録日から8年・16万km、または10年・25万km(いずれか先に達するまで)です。

Q. 認定中古車の2年保証でバッテリーも直してもらえますか?
A. 認定中古車保証(2年・走行距離無制限)では、高電圧バッテリーは対象外です。バッテリーは高電圧バッテリー特別保証の対象になります。

Q. 今乗っている自分の車のSOHも測れますか?
A. Mercedes-Benz STUDIO TOKYOで、オーナー向けにSOHを測定できるイベントが11月後半に予定されています。詳細はメルセデス・ベンツ日本の公式SNSで案内される予定です。

まとめ:メルセデス・ベンツの中古EVは「SOH+保証の残り」で選ぶ時代に

メルセデス・ベンツ日本は2026年11月5日から、認定中古車として販売するすべての電気自動車について、高電圧バッテリーの残存性能(SOH)を専用診断機で測定し、問い合わせ時や商談時に案内する運用を始めました。見た目ではわからなかったバッテリーの状態が、車ごとに数値で確かめられるようになります。

購入後は、新車登録日から最長10年・25万kmの高電圧バッテリー特別保証が支えます。中古EVを選ぶときは、SOHの数値と、保証がいつ・何kmまで残っているかの2つをあわせて見るのが、失敗しないコツです。中古の輸入EVを検討している方は、気になる車の数値を販売店で聞いてみてください。

最新情報が入り次第、随時更新していきます。

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