トヨタのTOYOTA GAZOO Racingは2016年5月26日から29日に掛けて行われる第44回ニュルブルクリンク24時間耐久レース2016に「TOYOTA C-HR Racing」「LEXUS RC」「LEXUS RC F」の3台で参戦すると発表した。
新型 C-HR Racing モデル
新型C-HRはプリウスSUVとも言われており新型プリウスをベースにした、クロスオーバーSUVでハイブリッドモデルと新開発の1.2L直噴ターボが搭載される。2015年12月9日に発売した新型プリウスと同じ最大熱効率40%以上を実現したエンジンと最新のTHSIIが搭載される。ハイブリッドシステムも小型化されることからコンパクトSUVにこのシステムは打って付けだ!!更に、TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用する。この量産モデルをベースに「TOYOTA C-HR Racing」として参戦する。
トヨタニュースリリースより
チーム代表の豊田章男は、これまでの活動を振り返り次のように述べています。『2007年にGAZOO Racingとして初めてアルテッツァでニュルブルクリンクに挑戦したことを昨日のことのように思い出します。毎年、天候によっても表情を変えるニュルの道との対話、新しい仲間との出会い、かけがえのない仲間との別れ。様々な想いを胸にこれまで走り続けてきました。しかし、いつの時代も変わらないことがあります。それは、ニュルという過酷なコースがクルマを鍛え、レースという厳しい環境が人を育てるということです。過去9回のニュルブルクリンクへの挑戦で私自身、そのことを強く実感しています。私どもがモータースポーツに取り組む意義は、そこにあります。そして、そうした環境に真剣に向き合う姿に、お客様にも感動いただけるものと考えます。今後も、私どもトヨタ自動車は、TOYOTA GAZOO Racingの傘のもと、もっといいクルマをつくるため、そしてクルマファンを増やし、お客様に笑顔になっていただくため、心をひとつにして、モータースポーツ活動に永続的に取り組んでまいります』。純粋なスポーツ車両ではないクロスオーバーコンセプト車両を活用した「もっといいクルマづくり」へのチャレンジ。新たな車両で新たな経験を積み重ね、ヒトづくり・クルマづくりを加速し、将来の車両開発に生かす。
チーフメカニック
大阪 晃弘(当社社員)
ドライバー 影山 正彦 佐藤 久実 他
クロスオーバーモデルでどこまでの走りができるか、今からワクワクしてしまいますね。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/detail/10950318/
トヨタ C-HR