MENU

トヨタ 新型 カローラシリーズ 大型改良 何が変わったのか? 新旧比較 ポイントまとめ

本ページにはプロモーションや広告が含まれています。

トヨタはカローラシリーズ「カローラ」「カローラツーリング」「カローラスポーツ」の大型改良を行い2022年10月3日に発売する。一体何が変わるのか、新型と旧型と比較して違いをまとめてみました。

目次

トヨタ カローラシリーズ 共通の変更点

  1. エクステリアデザインを変更。
  2. メーターディスプレイを上級グレードは7インチから12.3インチTFTディスプレイを採用する。
  3. ディスプレイオーディオは大型化。「7インチディスプレイオーディオ」を廃止。「8インチディスプレイオーディオ」と「10.5インチディスプレイオーディオプラス」。
  4. ナビゲーションシステムを変更。新型「ノア・ヴォクシー」などに採用されている「コネクティッドナビ」
  5. 先進機能を付与し機能を向上させた最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載
  6. エンジンラインナップを変更。

トヨタ カローラ・カローラツーリング 共通の変更点

エンジンは「直列4気筒DOHC 1.2L 直噴ターボ」「1.8L 直列4気筒 DOHCエンジン」を廃止。新たに「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を組み合わせる。新型エンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などの様々なエネルギーロスを少なくして熱効率を向上させるとともに高出力を実現。

ガソリンエンジン 変更

スペック旧型カローラ・
カローラツーリング
新型カローラ・
カローラツーリング
エンジン1.8L 直列4気筒
DOHCエンジン
直列3気筒 1.5L直噴エンジン
「Dynamic Force Engine」
最高出力103kW (140PS)/
6,200rpm
88kW(120ps)/
6,600rpm
最大トルク172Nm (17.5kgm)/
4,000rpm
145Nm(14.8kgfm)/
4,800-5,200rpm
トランスミッションSuper CVT-iDirect Shift-CVT
駆動方式2WD2WD
WLTCモード燃費14.6km/L(2WD)18.3km/L(2WD)

ハイブリッドエンジン 変更

第5世代ハイブリッドシステム、改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」にモーターを組み合わせたリダクション機構付きシリーズパラレルハイブリッドを採用。旧型と比べ、フロントモーター リアモーター が大幅に強化されており、フロントのモーターは、最高出力 53kW(72ps) →70kW(95PS)、最大トルク 163Nm(16.6kgm) →185Nm(18.9kgfm)、リアモーターが最高出力 5.3kW(7.2ps) →30kW(41PS)、最大トルク 55Nm(5.6kgm) →84Nm(8.6kgfm)、システム出力90kW(122ps)→103kW(140ps)となる。更にE-Four(4WD)を採用。

スペック旧型カローラ ハイブリッド新型 カローラ ハイブリッド
エンジン直4 DOHC 1.8L+
モーター(THSⅡ)
直4 DOHC 1.8L+
モーター
(リダクション機構付き
シリーズパラレル
ハイブリッド)
最高出力72kW(98ps)/
5,200rpm
72kW(98ps)/
5,200rpm
最大トルク142Nm(14.5kgm)/
3,600rpm
142Nm(14.5kgm)/
3,600rpm
フロントモーター
最大出力
53kW(72ps)70kW(95PS)
フロントモーター
最大トルク
163Nm(16.6kgm)185Nm(18.9kgfm)
リアモーター
最大出力
5.3kW(7.2ps)30kW(41PS)
リアモーター
最大トルク
55Nm(5.6kgm)84Nm(8.6kgfm)
システム出力90kW(122ps)103kW(140ps)
駆動方式2WD
E-Four(4WD)
2WD
E-Four(4WD)
JC08モード
燃費
28.4km/L〜
35.0km/L
WLTCモード
燃費
29.0km/L(2WD)
24.4km/L(4WD)
29.0km/L(2WD)
24.4km/L(4WD)
価格2,480,500円
2,997,500円
2,460,500円〜
3,048,000円
あわせて読みたい
トヨタ 新型 カローラ / カローラツーリング マイナーチェンジ 大幅改良 2022年10月3日発売 トヨタはセダンモデルの「カローラ」ステーションワゴン「カローラツーリング」の大幅改良(マイナーチェンジ)を行い2022年10月3日発売する。現時点では既にオーダース...

トヨタ カローラスポーツ 変更点

「直列4気筒DOHC 1.2L 直噴ターボ」を廃止し新たに「直列4気筒 2.0L直噴エンジン(Dynamic Force Engine)」を採用する。最高出力125kW(170PS)/6,600rpm、最大トルク202Nm(20.6kgfm)/4,900rpmを採用。 新型エンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などの様々なエネルギーロスを少なくして熱効率を向上させるとともに高出力を実現。その結果、新開発の2.0Lガソリン車用エンジンは、それぞれ、世界トップレベルの熱効率40%を達成した。また、従来型エンジンに比べて、低回転から高回転まで全域でトルクアップを実現すると同時に、各国の排気規制にも先行して対応した。Direct Shift-CVTの組み合わせる。

スペック旧型カローラスポーツ新型カローラスポーツ
エンジン直列4気筒 DOHC 1.2L
直噴ターボエンジン
直列4気筒 2.0L直噴エンジン
「Dynamic Force Engine」
最高出力85kW(116ps)/
5,200-5,600rpm
125kW(170PS)/
6,600rpm
最大トルク185Nm(18.9kgm)/
1,500-4,000rpm
202Nm(20.6kgfm)/
4,900rpm
トランスミッションSuper CVT-iDirect Shift-CVT
WLTCモード
燃費
15.2~16.4km/Lkm/L
あわせて読みたい
トヨタ 新型 カローラ スポーツ マイナーチェンジ 2022年10月3日発売 トヨタは「カローラスポーツ」のマイナーチェンジを行い2022年10月3日に発売する。同時にセダン「カローラ」とツーリングワゴン「カローラツーリング」のマイナーチェン...

今回の大幅改良について

今回の改良の内容はトヨタの凄さを感じさせる変更点ばかりだ。特に評価されるのが、エンジンラインナップの変更である。筆者も「カローラツーリング」を乗った経験と評価の中でもエンジンラインナップには触れてきているが、「直列4気筒DOHC 1.2L 直噴ターボ」「1.8L 直列4気筒 DOHCエンジン」は一つ世代の古いエンジンを採用しており、もちろん仕様上申し分ないができれば最新のエンジンを採用してほしいという要望をきちんと叶えてくれている。「直列3気筒 1.5L 直噴エンジン (Dynamic Force Engine)」であれば確かに最新のエンジンを搭載し、スペックも申し分ない、更にWLTCモード燃費向上は間違いない。一つ残念な点は「カローラスポーツ」のみに採用された「直列4気筒 2.0L直噴エンジン(Dynamic Force Engine)」を「カローラ」「カローラツーリング」に採用されなかったことだろう。確かにスポーツ要素として選択する人の多い「カローラスポーツ」に採用するのが適正かもしれないが、カローラツーリングなどは荷室が広く多く物を乗せて利用する人もいる車種だけに2.0L NAがあるとより選択肢として幅広くなる。もちろん、トヨタとしてはハイブリッド車という更なる選択肢があるが、コロナによる納期の問題などを考えると国内においてはガソリン車の需要はまだまだあると考えるとあっていい選択肢だと筆者は考える。最後に、今後発売されるトヨタ車はナビゲーションシステムを変更していく流れとなっているが「コネクティッドナビ」の完成度が現時点ではイマイチなのでどうにかバージョンアップをしてよりいいナビへと変化してほしいとユーザー目線で思います。購入する人はその辺りの情報も入れた上で購入を検討して下さい。

あわせて読みたい
トヨタ 新型 カローラツーリング 残念だと思ってしまう点をまとめ トヨタは日本の道路環境などに合わせて最適化した日本専用仕様の新型「カローラツーリング」2019年9月17日発売。初の改良を2020年10月1日に、最近では一部改良を行い202...
あわせて読みたい
トヨタ 新型 カローラツーリング 魅力的な点 おすすめポイント まとめ トヨタは新型「カローラツーリング」を新たにラインナップし日本にて2019年9月17日発売開始。初の改良を2020年10月1日に、最近では一部改良を行い2021年7月2日発売。毎...

トヨタ カローラスポーツ

https://toyota.jp/corollasport/

カローラツーリング

https://toyota.jp/corollatouring/

カローラ

https://toyota.jp/corolla/

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

サイト運営11年目となりました。車(クルマ)に関する記事は5000本以上書いてきました。新車・中古車、各メーカー、日本車から外車まで幅広い情報を紹介致します。多くの新型車種の予想も当ててきています。フォローお願い致します。

目次