ホンダが2014ジュネーブモーターショーにおいて次期欧州向け「シビック TYPE R」のコンセプトモデル「シビック TYPE Rコンセプト」を発表した。新型シビック TYPE Rは2015年3月におこなわれるジュネーブモーターショーで発売した。2015年3月2日発表。欧州モデルは2015年7月に発売。日本発売は受注生産で2015年10月29日~11月23日 750台限定販売だ。2015年12月7日に正式発売した。750台を上回る予約が入った場合、抽選になる予定だ。価格:428万円。カラーラインナップ2色、チャンピオンシップホワイトが550台限定、クリスタルブラック・パールが200台限定。
新型 シビック タイプRについて
ホンダの欧州市場向けのCセグメントハッチバック「Honda Civic」のホットバージョンとしてリリース予定の「Honda Civic Type R」をプレビューするコンセプトモデルである。現在、シビック タイプRは2012年6月に販売終了し、現在まで廃盤となっている。3年の時を経て復活を遂げることとなりそうだ。ライバル車種はルノーメガーヌRSやゴルフGTIだ。2.0L 4気筒ターボエンジン「VTEC TURBO」が搭載され最高出力310ps/6,500rpm 最大トルク40.8kgm/2,500rpmを発揮する。6速マニュアルトランスミッションが組み合わせられる。最高速度は270km/h。0-100km/h加速値は前輪駆動モデルとしてはトップレベルとなる5.7秒。ニュルブルクリンク(北コース)のラップタイムで7分50秒63でFF量産車最速を達成。
ルノー メガーヌ RS 275 トロフィーRがこのラップタイム最速で7分54秒なのでシビック typeRが4秒速いこととなる!!ホイールは19インチアルミとコンチネンタル製235/35R19サイズのタイヤを装備。足回りには標準のシビックよりも50%もトルクステアを低減する「Dual Axis Strut Front Suspension System」新型シビック タイプRのために特別に開発された「Adaptive Damper System」などを採用。
リアのロール剛性も高め、350Φのクロスドリルドフロントディスクと4ピストンキャリパーからなるBrembo製のブレーキシステム、エンジンレスポンスやパワーステアリング、ダンパーなどのセッティングをよりハードなものへと変更する「+Rモード」ボタンなども備えられている。ホンダのF1開発をしている、さくら研究所において風洞実験を繰り返した。
新型 シビック タイプR ボディサイズについて
全長:4,390mm(4,285mm)
全幅:1,878mm(1,770mm)
全高:1,466mm(1,472mm)
ホイールベース:2,605mm(2,605mm)
( )は通常盤シビック
2.0L 4気筒直噴ガソリンターボエンジンについて
VTEC、高出力型ターボ、直噴技術、高性能冷却システムにより高出力・高レスポンスを実現。最高出力280馬力以上の高出力と、2014年より施行される欧州の排出ガス規制「EURO6」への適合という高い環境性能を両立した、革新的なハイパフォーマンスエンジン。
新型 シビック タイプR スペック
スペック | 新型 シビックtypeR |
---|---|
全長 | 4,390mm |
全幅 | 1,878mm |
全高 | 1,466mm |
ホイールベース | 2,605mm |
エンジン | 2.0L 4気筒VTECターボエンジン |
最高出力 | 310ps/6,500rpm |
最大トルク | 40.8kgm/2,500rpm |
トランスミッション | 6MT |
価格 | 428万円 |
新型 シビック タイプR 価格について
英国ベース価格29,995ポンド(約589万円)と発表!!価格や詳細については第44回東京モーターショー2015(10月30日〜11月8日)で発表される日本では428万円だと発表された。
タイプRの今後の展開?
噂では、「タイプR」モデルはシビックだけではなくこれから発売されるNSX,S660,S2000などにもタイプRモデルを設定しスバルの「STI 」のような位置付けでスポーツモデルを増やす方向性の様だ。
チャンピオンシップホワイト
クリスタルブラック・パール
シビック TYPE R プロモーション動画
ホンダニュースリリース
https://www.honda.co.jp/news/2013/4131119b.html
ホンダシビックtypeR