メルセデスベンツは新型メルセデス・マイバッハ Sクラスのフルモデルチェンジを行い2020年11月19日(現地時間)に発表した。中国、韓国、ロシア、米国、ドイツでは2020年末に発売する。
新型 メルセデス マイバッハSクラス フルモデルチェンジ
メルセデスの最上級サブブランド「メルセデスマイバッハ」が制作した2021年モデル「Sクラス」をベースにした「マイバッハSクラス」は最新のデザインや大型インフォテインメントディスプレイなども搭載。メルセデス・メイバッハSクラスは全長5,469mm、全幅1,921mm、全高1510mm、としホイールベースが180mm長く、3396mmで、前モデルに比べて後部座席の乗客にさらに広々とした環境を提供。
新型 メルセデス マイバッハSクラス フルモデルチェンジ エクステリア
手作業によるツートンカラー塗装仕上げをオプションで用意。プロセス全体に最大1週間かかりる。また、マイバッハメルセデスで初めて、ボタンを押すだけでリアドアを電動操作できるようになった。
新型 メルセデス マイバッハSクラス フルモデルチェンジ インテリア
12.8インチのインフォテインメント用OLED大型ディスプレイ採用。
リアシートには、フロントシート後部に11.6インチディスプレイを左右に1つずつ、センターコンソールに取り外し可能な7インチタブレットを1つ、合計3つディスプレイを搭載。すべての新しい「マイバッハSクラス」には、ふくらはぎ用の新しいマッサージ機能を備えたツインエグゼクティブシートと、運転手付きパッケージが標準装備。後部座席の乗客は、シート面、背もたれ、レッグレストを調整して、睡眠のための連続的で快適なリクライニング面を作成することもできる。
シートベルトエクステンダーの追加。通常、クーペおよびカブリオレモデル用に予約されている機能。ただし、新しいマイバッハSクラスのシートベルトエクステンダーは、MBUXインテリアアシストが対応する手の動きをベルトに到達する意図として認識するとすぐに出現する。MBUXインテリアアシストは、後部座席の乗員のジェスチャー制御も可能にし、日よけを開閉したり、読書灯をオンにしたりすることができ。後部座席の乗客が暗闇の中で内部の定義された領域に到達したことを検出し、マルチスポットライトを自動的にオンにして、見やすくする。
新型 メルセデス マイバッハSクラス フルモデルチェンジ エンジン
「メルセデスマイバッハS580 4MATIC」には4.0L V8 ツインターボエンジンを搭載、最高出力496 HPで、48ボルトのマイルドハイブリッドシステムで21HPを追加。S650には6.0L V12エンジン搭載の最高出力621 HPで全輪駆動と組み合わせる。今後、メルセデス・メイバッハSクラスのプラグインハイブリッドバージョンを用意。3.0L 直列6ガソリンエンジン+電気モーター合計503HPのを備える。
2021年後半からのレベル3運転支援
メルセデス・メイバッハSクラスは、レベル3の運転支援システムも備えている。これにより、2021年後半からシステムが合法化されると、交通量が多い場合や特定の高速道路でドライバーがハンドルから手を離すことができる。
メルセデス・ベンツ 新型 Sクラス 7年ぶりフルモデルチェンジ 2020年9月2日 世界初公開
メルセデス・マイバッハ Sクラス
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/s-class/saloon/maybach.html