トヨタはクロスオーバーSUV「ヤリスクロス」の一部改良を行い2022年8月に発売する予定だ。
新型 ヤリスクロス 一部改良 について
今回の年次改良となる一部改良ではボディーカラーに新色をラインナップする。更に新グレード「Z Adventure(アドベンチャー)」「GR SPORT」を追加する。
ヤリス クロス について
トヨタは新型「ヤリス」のクロスオーバーモデル「ヤリス クロス」を日本では2020年8月31日に発売した。ベースは新型「ヤリス」である。世界的に人気のクロスオーバーSUV市場に新たにC-HRよりも小さいBセグメントを発売する。
新型 ヤリス クロス 仕様について
新型ヤリスをベースとし、専用のエクステリアデザインを採用。全長4,180mm、全幅1,765mm、全高1,590mm、ホイールベース2,550mmの3ナンバーサイズのSUVとなった。専用の18インチアルミホイールを採用。ヤリスと比べ全長は+240mm、全幅は+70mm、全高は+90mm拡大している。最低地上高は+30mmとした。


TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発の「GA-Bプラットフォーム」を採用。新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」モデルの新しく小型化されたTHSⅡを採用。E-Four(4WD)モデルも採用。4WD専用リアサスペンションを新開発しダブルウィッシュボーン式。ガソリン車も同様のエンジンに発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を採用する。 先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を標準搭載(X“Bパッケージ”を除く)する。


新型「ヤリス クロス」に「電動パーキングブレーキ&ホールド」「7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」を採用し、リアシートは「3分割式(4:2:4)リアシート(GとZグレードに標準)」「ハンズフリーパワーバックドア」を採用する。ハイブリッドモデルに「アクセサリー コンセント」AC100V 1500Wのコンセントを追加することができる。
マルチテレインセレクト オフロード走行において、路面状況に応じた走行支援を、3つのモード(MUD & SAND / NORMAL /ROCK & DIRT)から選択できるシステムを採用。
新型「ヤリス 」ベースであるが装備は「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用していたり「ハンズフリーパワーバックドア」を「アダプティブハイビームアシスト」採用しており使い勝手は変わってくる。







Toyota Safety Senseを搭載
先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を搭載する。2018年1月8日発売開始する新型アルファード /ヴェルファイアに搭載した第2世代の次世代 Toyota Safety Sense 全車標準搭載する。レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。従来のトヨタセーフティセンスPに比べ、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。
予防安全装備
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ静止) アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。
先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。
緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式) 急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。
セカンダリーコリジョンブレーキ SRSエアバッグのセンサーが衝突を検知して作動したとき、自動的にブレーキと制動灯を制御することで、車両を減速させ二次衝突による被害の軽減に寄与。
デジタルインナーミラー 車両後部に取り付けたカメラの映像をルームミラーに表示する。
高度駐車支援システム「Advanced Park」ハンドルだけでなく、アクセルやブレーキも制御し、駐車に必要な操作を支援。ハイブリッドモデル オプション設定(7万7000円~9万3500円)。
イージーリターンシート お好みのドライビングポジションを機能させ、マニュアル操作で前回の位置へ簡単に復帰することができる。
ボディカラーについて
モノトーンカラー
ブラスゴールドメタリック<5C2>
ダークブルーマイカ<8W7>
センシュアルレッドマイカ<3T3>※1
グレイッシュブルー<8W2>
ホワイトパールクリスタルシャイン<070>※1
ベージュ<4V6>
シルバーメタリック<1L0>
ブラックマイカ<209>
※1 メーカーオプション
ツートンカラー
ブラックマイカ<209>×ブラスゴールドメタリック<5C2>※2
ブラックマイカ<209>×グレイッシュブルー<8W2>※2
ブラックマイカ<209>×センシュアルレッドマイカ<3T3>※2
ブラックマイカ<209>×ベージュ<4V6>※2
ブラックマイカ<209>×ホワイトパールクリスタルシャイン<070>※2
ブラックマイカ<209>×シルバーメタリック<1L0>※2
ブラスゴールドメタリック<5C2>×ブラックマイカ<209>※2
※2 「HYBRID G」「HYBRID Z」「G」「Z」にメーカーオプション
新型 ヤリス クロス スペックについて
車高は通常モデルの新型「ヤリス」と比較して90mmアップさせている。






スペック | 新型 ヤリス クロス | |
---|---|---|
全長 | 4,180mm | |
全幅 | 1,765mm | |
全高 | 1,590mm | |
ホイール ベース |
2,650mm | |
タイプ | ハイブリッド | ガソリン車 |
エンジン | 直3 1.5L+ モーター M15A-FXE型 |
直列3気筒 1.5Lエンジン M15A-FKS型 |
最高出力 | 67kW(91ps)/ 5,500rpm |
88kW(120ps)/ 6,600rpm |
最大トルク | 120Nm(12.2kgfm)/ 3,800-4,800rpm |
145Nm(14.8kgfm)/ 4,800-5,200rpm |
モーター 最大出力 |
フロント:59kW(80ps) リヤ:3.9kW(5.3ps) |
– |
モーター 最大 トルク |
フロント:141Nm(14.4kgm) リア:52Nm(5.3kgm) |
– |
WLCT モード燃費 |
30.8km/L(2WD) 28.7km/L(4WD) |
20.2km/L(2WD) 18.5km/L(4WD) |
駆動方式 | 2WD/4WD (E-Four) |
2WD/4WD |
乗車定員 | 5名 | |
駆動方式 | 電気式 無段階変速機 |
Direct Shift- CVT 6速MT |
価格 | 2,284,000円~ 2,815,000円 |
1,796,000円~ 2,441,000円 |
新型 ヤリスクロス と ヤリス 装備比較一覧
システム装備 | ヤリス | ヤリスクロス | |
---|---|---|---|
Toyota Safety Sense |
衝突回避支援型 プリクラッシュ セーフティ |
◯ 昼・夜間歩行者 自転車 |
◯ 昼・夜間歩行者 自転車 |
レーンディパーチャー アラート (ステアリング 制御機能付) |
◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 道路端 検出 ふらつき警報 |
◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 道路端 検出 ふらつき警報 |
|
オートマチック ハイビーム |
◯ | ◯ | |
レーダークルーズ コントロール (全車速追従機能付) |
◯ | ◯ | |
レーント レーシングアシスト |
◯ | ◯ | |
ロードサインアシスト | ◯ | ◯ | |
先行車発進告知 | ◯ | ◯ | |
予防 安全 装備 |
ブラインドスポットモニター | ◯ | ◯ |
インテリジェント クリアランスソナー |
◯ | ◯ | |
リヤクロストラフィック |
◯ | ◯ | |
シンプルインテリジェント パーキングアシスト |
◯ | ◯ | |
ドライブスタート コントロール |
◯ | ◯ | |
ヒルスタート アシストコントロール |
◯ | ◯ | |
マルチテレインセレクト | – | ◯ | |
パノラミックビュー モニター |
◯ | ◯ | |
快適 装備 |
シートヒーター | ◯ | ◯ |
デジタルインナーミラー (前後方録画機能付) |
– | – | |
ITS Connect | ◯ | ◯ | |
電動パーキングブレーキ &ホールド |
– | ◯ | |
パワーシート | – | – | |
ハンズフリー パワーバックドア |
– | ◯ | |
電動チルト& テレスコピックステアリング |
– | – | |
ナビレス | – | – | |
トヨタ ディスプレイオーディオ | ◯ | ◯ | |
車載通信機(DCM) | ◯ | ◯ |
新型 ヤリス クロス グレード 価格について
新型「ヤリスクロス」の価格はなんと1,796,000円からであるが同様のサイズとなる「C-HR」は2,400,000円からと価格差は604,000円もある。「ヤリスクロス」のハイブリッドモデルは価格はなんと2,284,000円から「C-HR」ハイブリッドモデルは2,730,000円からと446,000円の差額がある。もちろん「C-HR」と比較すれば内装加飾の違いやエンジンの排気量などの違いによって違いがあるが最近の普通のコンパクトカーを購入を検討する方が手を出せる金額設定になっているのは最大の魅力となるだろう。
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格(10%) |
---|---|---|---|---|
X ”B Package” |
直列3気筒 1.5Lエンジン M15A-FKS型 |
Direct Shift- CVT |
2WD | 1,796,000円 |
4WD | 2,027,000円 | |||
X | 2WD | 1,896,000円 | ||
4WD | 2,127,000円 | |||
G | 2WD | 2,020,000円 | ||
4WD | 2,251,000円 | |||
Z | 2WD | 2,210,000円 | ||
4WD | 2,441,000円 |
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格(10%) |
---|---|---|---|---|
HYBRID X | 直3 1.5L+ モーター M15A-FXE型 |
電気式 無段階変速機 |
2WD | 2,284,000円 |
E-Four | 2,515,000円 | |||
HYBRID G | 2WD | 2,394,000円 | ||
E-Four | 2,625,000円 | |||
HYBRID Z | 2WD | 2,584,000円 | ||
E-Four | 2,815,000円 |


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