三菱は2023年までに新型「ASX(日本名:RVR)」含む、ルノーの最量販車をベースとする2車種の新型車を欧州市場に投入することを2021年1月27日発表した。
新型「ASX(RVR)」について
アライアンスはプラットフォームの共用化率を現在の60%から2026年には合計90車種の80%以上にまで高める予定。新型「ASX」はルノーの最量販車をベースとしている。ルノーの新型「キャプチャー」に採用される「CMF-Bプラットフォーム」を採用する可能性が高そうだ。つまり日産新型「ジューク」とも兄弟車となる。
新CMF-Bプラットフォーム
従来、セグメントごとに設計・開発・製造していたプラットフォームを、複数のプラットフォームに共通した モジュールとして増加させることで、コンポーネントを共有化し、プラットフォームごとの台数を増やすことが出来るシステムとして開発された。これにより、コンパクトカークラスから大型セダン、SUVまで幅広く展開させることが可能であると同時に、ルノー=日産アライアンスの特徴であるスケールメリットを活かし、「開発費削減」「部品点数削減」「製造コスト削減」「工期短縮」を効率よく行うことで、すべてのアイテムの経費を軽減させる役割も担う。
日産ニュースリリース
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/220127-02-j
三菱ニュースリリース
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2022/detailm127.html