トヨタは新型「GRヤリス」マイナーチェンジを行い、進化型とした改良モデルを2024年3月21日発表、2024年4月8日の発売する。モデルとして通常モデルとして出ているのが「RZ」「RZ“High performance”」の2グレードで6速MTと8速ATがあるのかと思っていたら、よくよくカタログをみたら実は「RC」グレードがあった!しかもモータースポーツ参戦を前提とした「モータースポーツ参戦用車両」と大々的に書いてあり、普通の人には売りませんという雰囲気がカタログからも感じられた!一体どんなグレードなのか紹介していきます。
進化型「GRヤリス」グレード 「RC」について
進化型「GRヤリス」RCは、モータースポーツ参戦を前提としたグレード。参戦される競技の車両規定に則したカスタマイズが必要となる。また、他グレードで装備されている一部の機能は、設定されていないという。
進化型「GRヤリス」グレード 「RC」にない装備
3灯式フルLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプではなく、プロジェクター式ハロゲンランプ+ターンランプ+クリアランスランプになっている。更に、インテリアでは内装の制振材・遮音材・消音材などは無し、ディスプレイオーディオ&ナビ機能設定なし、安全装備も基本無し、オプションでToyota Safety Senseを付けられる予防安全パッケージ69,300円の設定がある。ブラインドスポットモニター+安心降車アシストは設定なし、スマートエントリー&スタートシステム設定もなし、ボディカラーはスーパーホワイトⅡ〈040〉のみ。と言った様な仕様になっている。逆に「RC」にしか設定できないのが公開当時にSNSで話題になった「縦引きパーキングブレーキ」を132,000円でオプション設定している。他のグレードは変更不可。
モータースポーツ参戦を前提としたグレードだけに邪魔な機能は省いている。現代で今や、安全装備が付いていない商品を探す方が難しいが、逆にそのニーズに限定的に答えている。MORIZOさん流石ですね。
進化型「GRヤリス」グレード 「RC」価格について
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
RC | 1.6L 直列3気筒 インタークーラー ターボ G16E-GTS | 6速MT (iMT) | 4WD (FF) | 3,490,000円 |
RC | 8速AT (GR-DAT) | 3,840,000円 |
トヨタ 新型「GRヤリス」グレード 「RC」 スペック について
スペック | GRヤリス グレード RC |
---|---|
全長 | 3,995mm |
全幅 | 1,805mm |
全高 | 1,455mm |
ホイール ベース | 2,560mm |
トレッド | フロント1,535mm リヤ1,565mm |
乗車定員 | 4名 |
車両重量 | 1,240kg (GR-DAT搭載 モデルは1,260kg) |
エンジン | 1.6L 直列3気筒 インタークーラーターボ G16E-GTS |
最高出力 | 224kW(304PS)/ 6,500rpm |
最大トルク | 400Nm(40.8kgf)/ 3,250~4,600rpm |
トランス ミッション | iMT(6速MT) GR-DAT(8速AT) |
駆動方式 | スポーツ4WDシステム “GR-FOUR” 電子制御多板クラッチ式 (3モード選択式) |
差動装置 | トルセン®LSD |
サスペンション | マクファーソンストラット式 ダブルウィッシュボーン式 |
ブレーキ | フロント:16インチアルミ対向4ポットキャリパー(高μパッド)+ スリット入りベンチレーテッドディスクブレーキ リヤ:16インチアルミ対向2ポットキャリパー(高μパッド)+ スリット入りベンチレーテッドディスクブレーキ |
ホイール | ENKEI製7Jインセット40mm 鋳造アルミホイール (ブラック塗装/センターオーナメント付) |
タイヤ | 205/45R17タイヤ |
燃料タンク 容量 | 50L |
WLTCモード燃費 | 12.4km/L(6速MT) 10.8km/L(新開発8速AT) |
GRヤリス