アルピーヌは「アルピーヌ A110 R」の派生モデルとして少し手頃な「A110 R Turini」を2023年12月4日(現地時間)に発表した。日本にも導入が決定しており、2023年12月7日千葉・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2024」アルピーヌブースに出展が決定している。
「アルピーヌ A110 R」はF1を始めとするモータースポーツで培ったノウハウを活かしてエアロダイナミクスを突き詰め、軽量な「A110」の車体をさらに軽量化専用シャシーにより走りの性能を向上させたラインアップ中で最もラディカル(過激)なモデルとして発売。
アルピーヌ 新型「A110 R Turini」について
「A110 R」のもう少し手頃なバージョンである 「A110 R Turini」は10万ユーロ以上という恐ろしい価格となる。「R」の価格が非常に高い理由の1つは、カーボンファイバーが多用されている。モデルのフロントスプリッター、ボンネット、サイドスカート、エンジンカバー、ディフューザー、リアウイングはすべて本物から作られており、豪華なホイールも同様。「A110 R Turini」はカーボンボディの特徴を維持していますが、ハイテクリムをそれほどエキゾチックではない18インチマルチスポークアルミホイールに交換している。
アルピーヌ A110 R について
アルピーヌ「A110 R」は、カーボンボンネット、カーボンエンジンカバー、フルカーボンホイール、専用カーボンシートなど、軽さと強度に優れたカーボンを使うことでさらなる軽量化を図り、アルピーヌ「A110 R」に対しても、いっそう軽量に仕上がっている。エアロダイナミクスをさらに向上させるため、新形状のディフューザー、スワンネックタイプのリアスポイラーマウント、サイドスカート、エアインテーク付フロントボンネットが採用されました。アルピーヌ A110 Sよりも車高が低められ、ロール剛性が高められた専用シャシーには、車高調整機能と、減衰力調整機能付ダンパーが組み合わされている。
アルピーヌ「A110 R」は、軽量化による運動性能の向上に徹底的にこだわり、F1の世界では広く活用されているカーボンファイバーを、インテリア、エクステリアにこれまでより多く使用した結果、アルピーヌ A110 Rは驚異的な軽量化を実現、その総重量は1,100kgを切る軽さ。空気抵抗を減らしつつ、より強力なダウンフォースを生み出すようにエアロダイナミクスが強化され、A110 シリーズでは初の試みとなるボンネットやリアウィンドウ、ディフューザーなどの様々なパーツのデザインを見直した。サプライヤーのDuqueine 社と共に開発されたアルピーヌ A110 Rのオリジナルホイールは、100%カーボン製。フロント215/40 R18、リア245/40 R18サイズのミシュラン パイロット スポーツカップ2 タイヤが装着。Brembo製高性能ブレーキシステムが装備。
専用のシャシーや 300psを発生する1.8L直噴ターボエンジン、レーシングカーのようなインテリアにより、アルピーヌ A110 Rは未知のドライビング体験と、さらなる「ラディカル」な感覚をもたらす。Sabelt®社製のシングルシェルシートも、全てカーボン製にすることで軽量化に貢献しています。運転席と助手席には、6点式のシートベルトを備えている。
1.8 Lターボエンジンと7速DCTをボディ中央に搭載。最大トルク340N・m/2,400rpm、最大出力300ps/6,300rpmを発揮し、ローンチコントロールを使用した 0-100km/h加速は3.9秒、 最高速度 285km/h。圧倒的なパフォーマンスを誇るアルピーヌ A110 Rは、A110シリーズ最高峰のモデル。
アルピーヌ ラインアップ中で最もラディカル(過激)な新型「A110 R」2022年10月4日公開 日本導入へ
アルピーヌ ラインアップ中で最も過激な新型「A110 R」2022年12月1日から日本販売開始へ
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