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レクサス「GX」 とレクサス「LX」2024年モデル 徹底比較

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2024 Lexus LX Lexus GX Differences

2022年1月12日に日本で発売された新型「LX600」と、2024年4月19日に発表、6月上旬から初めて日本で導入される予定の新型「GX」。どちらもレクサスの大型SUVで、プラットフォームなどを共有していますが、その違いについて、今回は徹底的に比較してみました。購入時の参考にして頂けたら幸いです。

目次

レクサス 新型「LX」はどんなクルマ?

  • エクステリアは最新のデザインを採用
  • 伝統と革新の融合、「LEXUSプラットフォーム(GA-F)」 と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用

エクステリアデザインは、キープコンセプトを維持しつつ、より現代的なデザインに進化しました。特にNXから始まった運動性能や機能に寄与するデザインを追求し、フラッグシップSUVらしい力強さと存在感、さらに洗練されたプロポーションを実現しています。リアは従来の「L」ロゴから新たに「LEXUS」ロゴを採用し、コンビネーションランプにはL字形状と一文字を組み合わせたテールランプが採用されました。全長は5,100mm、全幅は1,990mm、全高は1,885mmとし、先代と比べて全長は+20mm、全幅は+10mm、全高は−25mmとなりました。また、前後デフロックなどの専用の機能を装備し、オフロード性能を最大限に高めた“OFFROAD”モードが新たに設定されました。

「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を確保するために、伝統とも言えるボディオンフレーム構造を維持、新しい「LEXUSプラットフォーム(GA-F)」 と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用し完全刷新する。世界初の技術である「曲線テーラード・ウエルドブランク」が採用約200kgの軽量化を実現し旧型モデルから大幅な進化を果たす。またボディのねじり剛性が先代モデル比でかなり向上している。新開発「GA-Lプラットフォーム」により、低く構えたスタイリングを実現する。

より高いオフロード走破性を発揮するために、フロント、センター、リアの3つのディファレンシャルロックを標準装備しています。必要に応じてディファレンシャルをロックすることで、脱出性を高めています。さらに、扁平率の高い18インチタイヤを装備し、悪路での路面追従性を向上させています。マットグレー塗装のホイールや、ブラック塗装のホイールアーチモール、そして黒光輝塗装を施したフロントグリルなどの専用エクステリアが特徴です。これにより、力強い走破性を主張する独自のデザインが実現されています。

  • 新しいレクサスのLEXUS初の12.3インチと7インチの上下2画面のデュアルディスプレイが採用
  • LEXUS初採用の指紋認証スタートスイッチを採用
  • 4人または5人乗り2列シート、7人乗り3列シート仕様を設定

インテリアは、旧型と比べてより現代的なデザインに進化しています。メーターなどには液晶パネルが採用され、室内灯はLEDに、電動パーキングブレーキにはホールド機能が付いています。インストルメントパネルには、LEXUS初の12.3インチと7インチの上下2画面のデュアルディスプレイが採用され、世界初採用のバックアンダーフロアビュー機能も搭載されています。標準仕様に加えて、4座独立式シートをはじめとした専用設計の“EXECUTIVE”が新たに設定されています。さらに、LEXUS初採用の指紋認証スタートスイッチは、盗難リスクを低減させます。さらに、「カラーヘッドアップディスプレイ」が搭載され、パナソニックの「ナノイーX」が花粉、アレルギー物質、ニオイ、カビ菌、菌・ウイルス、PM2.5などを除去する機能として標準装備されています。

  • エクステリアは最新のデザインを採用
  • 新しいレクサスのLEXUS初の12.3インチと7インチの上下2画面のデュアルディスプレイが採用
  • LEXUS初採用の指紋認証スタートスイッチを採用
  • 第3世代の「次世代Lexus Safety System+ 」全車標準搭載
  • 「LX」高出力・大トルクの「3.5L V6ツインターボモデル」とLEXUSボディオンフレーム車初の「LX」「2.4Lターボハイブリッド」仕様モデルを設定
  • 4人または5人乗り2列シート、7人乗り3列シート仕様を設定
  • 「GA-Fプラットフォーム」の採用

レクサス 新型「GX」はどんなクルマ?

新型の「GX」は、「ランドクルーザープラド」の姉妹車です。この車両の開発コンセプトは、「ザ・プレミアム・オフローダー」として、過酷な悪路から街中の舗装路まで、様々なシーンで心躍る体験を提供することを目指して進化しています。

  • レクサスブランドの本格オフローダーとして表現。
  • 「LX」と同様の「GA-Fプラットフォーム」の採用。

この車両は、「LX」と同じ新しい「GA-Fプラットフォーム」を採用しており、静粛性や出力、そして燃費といった車両の基本性能を飛躍的に向上させるために、V6ツインターボエンジンを搭載しています。さらに、伝統的な悪路走破性能も維持しつつ、オフロード走行性能を向上させるために、LEXUS初採用となるE-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)などを通じて、さらなる進化を遂げています。

オンロード走行性能においては、各部位の高剛性化やEPSの採用により、本格的なオフローダーでありながらも、LEXUSらしい乗り心地を実現しています。リニアなステアリング応答性などがもたらされ、ドライバーはより直感的な操作感を楽しめます。

エクステリアデザインでは、「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性を追求したデザイン」が特徴です。これは高い走行性能を提供すると同時に、本格的なオフローダーとしての個性を表現しています。外観は高い走破性と冒険心を刺激する一方で、どんな道でもドライバーが快適に運転できるように設計されています。

2024 LEXUS GX
  • 新しいレクサスの「12.3インチフル液晶メーター」と「大型14インチのインフォテインメントシステム」を設定。
  • 新設計のインテリアレイアウトと最大7人乗りの座席を備えている。
  • 2列目シートにキャプテンシートを選択が可能。

インテリアにおいては、オフロード走行時でも視認性を確保しつつ、使い勝手に優れた機能を備え、どんな環境でも安心感を提供するモダンで快適な室内空間を提供しています。このインテリアは、「人間中心」の思想を更に進化させた独自のコックピットデザイン「Tazuna Concept」に基づいて設計されています。また、新設計のインテリアレイアウトと最大7人乗りの座席を備えています。

「12.3インチフル液晶メーター」と中央のHVAC通気口は、ワイヤレスの「Apple Carplay」と「Android Auto」に対応するために、大型の「14インチインフォテインメントシステム」に移動しました。そのため、ダッシュボードの位置はかなり低くなっています。エアコンとオーディオの物理的なコントロールはまだ残っていますが、車両のオフロード機能用の専用ボタンはギアセレクターの近くに配置されています。

  • エクステリアは最新のデザインを採用
  • 新しいレクサスの「12.3インチフル液晶メーター」と「大型14インチのインフォテインメントシステム」を設定。
  • 第3世代の「次世代Lexus Safety System+ 」全車標準搭載
  • 「GX550」高出力・大トルクの「3.5L V6ツインターボモデル」とLEXUSボディオンフレーム車初の「GX550h」「2.4Lターボハイブリッド」仕様モデルを設定。
  • 5人乗り2列シート、7人乗り3列シート仕様を設定。
  • 「GA-Fプラットフォーム」の採用
  • 路面追従性を向上させるLEXUS初採用の「E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)」を採用

レクサス「LX」とレクサス「GX」のエクステリア比較

エクステリアはどちらもレクサスらしく、先進的なデザインを採用しています。「LX」よりも「GX」はよりアウトドア思考なデザインを採用しているのがわかります。

レクサス LX

NXから始まった運動性能や機能に寄与するデザインを追求し、フラッグシップSUVらしい力強さと存在感、さらに洗練されたプロポーションを実現しています。リアは従来の「L」ロゴから新たに「LEXUS」ロゴを採用し、コンビネーションランプにはL字形状と一文字を組み合わせたテールランプが採用されました。

レクサス GX

エクステリアデザインは、高い走行性能を実現するために「機能的な本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性を追求したデザイン」を採用しています。これにより、本格的なオフローダーのイメージが表現されています。外観は高い走破性と冒険心を刺激する一方で、どんな道でもドライバーが快適に運転できるようにデザインされています。

レクサス「LX」とレクサス「GX」のボディサイズ比較

全長は、新型GX 4950mm、新型LX 5100mmなので全長が150mm短いです。アプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプブレークオーバーアングル(それぞれ乗り上げる際の前輪、後輪、車体中央の角度のことです。)はすべてにおいてGXが上回るっています。

スクロールできます
ボディサイズGXLXLX比較
全長4,950mm5,100mm-150mm
全幅1,980mm1,990mm-10mm
全高1,870mm1,885mm
1,895mm(4名)
-15mm
ホイールベース2,850mm2,850mm±0mm
アプローチアングル26度22.6度+3.4度
デパーチャーアングル23度21.7度+1.3度
ランプブレーク
オーバーアングル
23度21.3度+1.7度
乗車定員5名
6名
7名
4名
5名
7名
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レクサス「LX」とレクサス「GX」のインテリア 比較

インテリアの最大の違いは「GX」では大型の「14インチのインフォテインメントシステム」を採用しています。また、「LX」は豪華な4名乗り仕様をラインナップしていますが、GXにはありません。

レクサス LX

新型のインテリアは、従来のデザインと比べてより現代的な雰囲気に進化しています。メーターやその他の表示パネルには液晶パネルが採用され、室内灯はLEDにアップグレードされました。さらに、電動パーキングブレーキにはホールド機能が追加されました。インストルメントパネルには、LEXUS初となる12.3インチと7インチの上下2画面のデュアルディスプレイが採用され、さらに世界初のバックアンダーフロアビュー機能も搭載されました。

標準仕様に加えて、4座独立式シートを含む専用設計の“EXECUTIVE”モデルが新たに設定されています。また、LEXUS初の指紋認証スタートスイッチが盗難リスクを低減させる一方、カラーヘッドアップディスプレイも追加されました。さらに、花粉、アレルギー物質、ニオイ、カビ菌、菌・ウイルス、PM2.5などを除去するパナソニックの「ナノイーX」が標準装備となっています。

レクサス GX

インテリアでは、オフロード走行時の視認性や機能性に配慮しつつ、使い勝手に優れた様々な機能を備え、どんな環境でもお客様に安心感をもたらすモダンで快適な室内空間を提供しています。また、新設計のインテリアレイアウトと6名~7人乗りの座席を備えています。

さらに、「12.3インチのデジタルインストルメントクラスター」と中央のHVAC通気口は、ワイヤレスのApple CarplayとAndroid Autoに対応する大型の「14インチのインフォテインメントシステム」に対応するために、ダッシュボードの低い位置に移動しました。エアコンとオーディオの物理的なコントロールはまだ残っていますが、車両のオフロード機能用の専用ボタンはギアセレクターの近くに配置されています。

トヨタ「ランドクルーザー250」とレクサス「GX」のパワートレイン 比較

パワートレインの最大の違いは「GX」に搭載される「2.4L直列4気筒「T24A-FTS」ターボエンジン」が搭載されていることです。どちらにも3.5L V6ツインターボ「V35A-FTS」は搭載されていますが、エンジン最高出力に違いがあります。

レクサス LX

新たなパワートレーンとして、高出力かつ高トルクの3.5L V6ツインターボエンジン「V35A-FTS」が採用されています。このエンジンは最高出力305kW(415PS)、最大トルク650Nmを発生します。マルチホール直噴インジェクタ付D-4STの採用とロングストローク化により、優れた過給レスポンスが実現されています。トランスミッションにはDirect Shift-10ATが組み合わせられています。さらに、電子制御ブレーキシステム(ECB)と電動パワーステアリングシステム(EPS)も搭載されています。

レクサス GX

3.5L V6ツインターボ「V35A-FTS」は、最高出力349hp(354PS/260kW)と最大トルク479 lb-ft(650 Nm)を提供します。これは古いV8よりも46Nm大きいです。ダイレクトシフト10速ATが組み合わされ、牽引能力は標準牽引ヒッチを備えたグレードで3,629kgと評価されています。フルタイム4WDもこれまで通り標準装備です。

高熱効率な直列4気筒2.4L「T24A-FTS」ターボエンジンと新開発のダイレクトシフト8速ATの間には、モーターと湿式クラッチが一体となったフロントモジュールを組み合わせたハイブリッドシステムが採用されています。このシステムの最高出力は243kW(330PS)、最大トルクは630Nmです。

最後に編集部から一言

比較したまとめとしては、アプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプブレークオーバーアングルは、「GX」が「LX」よりも大きい値となっていました。GXが厳しいオフロードにも対応する設計がされていることになります。「LX」は都市部でも快適に走行できるよう設計された、フルサイズのプレミアムSUVで、4人乗り仕様などより高級で洗練されたインテリアを提供しています。「GX」はアクティブなライフスタイルやオフロード走行を楽しむドライバーに魅力的なモデルで、LXは都市部での快適なドライブと上質なインテリアを求めるドライバーにとって、理想的なモデルとなっています。どちらも購入の難しい車種ですが1度は乗ってみたいですね。

2024 Lexus LX Lexus GX Differences

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