スズキは「ジムニー」の一部仕様変更を行い2024年2月19日に発表、2024年4月11日発売します。今回は、本体価格の値引きや購入時のポイントを詳しくまとめて見ました。購入時の参考にして頂けたら幸いです。
目標値引額は合計約10万円
車両本体価格は10万円、オプション値引きは0万円
「ジムニー」がどれぐらい値引きできているのか?
2024年4月現在の値引き相場を調べました。
グレード | 購入日 | 車両 値引 | オプション 値引き | 合計 値引き額 |
---|---|---|---|---|
XC | 2023年2月 | 10万円 | 5万円 | 15万円 |
XC | 2023年3月 | 10万円 | 5万円 | 15万円 |
XC | 2023年4月 | 10万円 | 0万円 | 10万円 |
XL | 2023年11月 | 10万円 | 0万円 | 10万円 |
最高で値引き額が15万円でした。あくまでも目標の平均ですが、車両本体価格は10万円、オプション値引きは0万円の合計値引き10万円を目指したいですね。
「ジムニー」の値引き、安く購入を成功させるためのポイント
- 決算時期に購入を検討する。または毎月の月末前後に商談をする。
- ライバル車種を検討、3車種あまりの比較検討をする、更に商談時に話題にする。
- 下取り車がある場合は1度、ディーラー査定をしたのちに他社3社以上で下取り査定をしてもらう1番高く車をかってもらうところで売却する。
- 本体とオプションそれぞれの値引きができるか確認。
- 割賦やリースで購入する場合は、ディーラー経由以外も考えると、総額でお得な場合も
- 最終段階で、ダメ押しで希望金額で即決する。
- 違うスズキの販売店で見積もりを取る。
1.決算時期に購入を検討し商談する
スズキの決算は毎月の「月次決算」、年度上期の9月末の「中間決算」 そして年度末の3月末の「年度末決算」四半期決算にあたる6月、9月、12月、3月が狙い目かもしれません。この決算のタイミングでは営業マンも売り上げを上げたいので価格交渉に応じてくれる可能性があるかもしれません。特に年度末の3月末の「年度末決算」は相当頑張ってくれるはずです!
2.ライバル車種を比較検討する
競合他社を入れることが、商談の交渉材料になります。自分も営業マンなのでわかりますが、他社が入り込むことで価格競争をせざるを得なくなります。また、近く購入をする意思が相手に伝わるので価格を下げる材料となるでしょう。
「ジムニー」の競合他社
スズキ内での競合車種では駄目です。例えば、ジムニーとハスラーで悩むなど。必ず他社メーカーの同クラスの商品の見積もり、検討している状態を作ってください。
「ジムニー」と競合他社おすすめ車種
ボディサイズやラインナップとして競合にちょうどいい車種は以下の通りです。時間はかかりますが、是非販売店で他社見積もりしてみてください。でも、よくあるのが、他社見積もり取ったら他社商品の値引きや商品がよくてそっちを購入するなってこともあります。他社を知ることも大事なことです。
3.下取り車の査定
もし、現在乗っている車があるのであればそれを手放すときに最大限高く売れる方法を考えます。ジムニーの見積もりをお願いするタイミングで合わせて下取り査定も必ずお願いしてください。ディーラーで出た査定金額がベースとして、他社での売却を4社以上見積もりを取って検討してください。これは必須です。
理由と体験談
ディーラーでの査定額がよかったことも悪かったことも筆者はありますが、これも当然、他社比較が必要です。例えば筆者は売却事例で、2年半乗ったプリウスの査定結果を取った場合に64万円も差が出ました。
- ディーラー 166万円 条件翌週引き取れれば
- A社 223万円 条件翌週引き取れれば
- B社 230万円 条件翌週引き取れれば
- C社 230万円 次の車が納車されるまでならOK
4.本体とオプションそれぞれの値引きができるか確認
例えば、本体のみでオプションをほぼ付けない場合よりも、本体とオプションを付けた方が値引き金額が大きくなる場合が多いです。理由は本体の値引き金額と、オプションでの値引き額がそれぞれ発生させることができるからです。なので上記でも「本体価格」「オプション価格」それぞれ値引き金額を載せています。ただし、当然オプションを増やせばトータルコストは高くなるので欲しい装備を選んで付けた上で値引きをしてもらうようにしてください。すべて付ければ当然高くなります。
5.割賦やリースで購入する場合は、ディーラー経由以外も考えると、総額でお得な場合も
例えば「XC」が諸経費込みで200万円だったとします。
- 借り入れ金額200万円
- 頭金なし
- ボーナス払い0
上記の条件で金利の違いの計算をしてみると返済総額が凄い違いがでます。5.5%で10年間、200万円を借りてしまえば、60万円もプラスで支払うことになりますが、2.5%で10年間200万円を借りる場合には20万円プラスで済み40万円も差が生まれます。なので、なるべき金利が低く抑えてローンが組める銀行などのオートローンを探して見るのも一つの手です。
金利(年)5.5%の場合
借入期間 | 月々の返済額 | 返済総額 |
---|---|---|
3年 | 60,391円 | 2,174,079円 |
5年 | 38,202円 | 2,292,094円 |
7年 | 28,740円 | 2,414,100円 |
10年 | 21,705円 | 2,604,519円 |
金利(年)2.5%の場合
借入期間 | 月々の返済額 | 返済総額 |
---|---|---|
3年 | 57,722円 | 2,077,999円 |
5年 | 35,494円 | 2,129,650円 |
7年 | 25,978円 | 2,182,129円 |
10年 | 18,853円 | 2,262,414円 |
自動車ローン 人気ランキング
ローン会社 | 金利(年率) | 金利体系 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 1.500%~2.450% | 変動 |
損保ジャパン | 1.400%~3.950% | 固定 |
横浜銀行 | 0.900%~2.400% | 変動 |
ちばぎん | 0.850%~2.400% | 変動 |
常陽銀行 | 0.850%~2.750% | 変動 |
注意点
安い、銀行の車ローンは最も審査が厳しい、次がディーラーの提携ローンだが、その分金利が高くなる。その他金融機関の緩い審査のローンになればなるほど金利が高くなる傾向にあります。
6.最終段階で、ダメ押しで希望金額で即決する。
もし自分の希望金額の値引きでない場合、ダメ押しで希望金額を素直に伝えてみましょう。その金額なら本日契約しますと添えて、それでも希望の値引き金額が難しい場合にはそれが精一杯なのだと諦めるしかありません。
7.違うスズキの販売店で見積もりを取る
自分が身近になる店舗がスズキなのですが、その他に別会社がいくつもあります、アリーナ店は、「サブディーラー」と呼ばれ、こちらは街の整備工場がメーカーの営業所として、登録された店舗、いわゆる副代理店になります。 スズキ自販は、スズキ株式会社の100%出資の会社であり、店舗規模も大きく、俗に親会社と呼ばれています。 いわゆる正規代理店です。
例
- スズキ自販
- スズキアリーナ
どうしても希望金額を求める人は
値引きがどうしても厳しい人は新古車を探してみるのもありかもしれません。新車よりも手頃な価格になっています。
最後に一言
今年契約をしたいのであれば9月末の「中間決算」か四半期決算を狙って商談してみてください。ジムニーは2024年に一部改良で価格改訂は多少ありました、装備が標準装備されたことなどが大きいため、今年は狙い目ではあります。最大限、値引きにチャレンジして、自分が納得できる金額で購入できることを祈っています。