スバルは米国にて、第3世代となる新型「CROSSTREK(クロストレック)」のフルモデルチェンジを行い、2023年2月9日(現地時間)にシカゴモーターショー2023にて正式発表。「Crosstrek Sport(クロストレックスポーツ)」を初公開。これまで市場によって使い分けていた「CROSSTREK」「SUBARU XV」の車名を、グローバルで「CROSSTREK(クロストレック)」に統一。日本市場への導入(2023年以降を予定)を皮切りに、順次世界各国市場にて導入予定。
スバル 新型「クロストレック」フルモデルチェンジ について
新型SUV「CROSSTREK(クロストレック)」は従来型の個性的なデザインをさらに際立たせ、動的質感にもより磨きをかけた。新世代アイサイトに加え、広角単眼カメラも日本仕様として初めて採用する、高い安全性能を実現。従来型でも評価の高かったスバルグローバルプラットフォームの衝突安全性のポテンシャルをさらに引き上げ、フルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性向上など、最新の知見や技術を盛りこんだ。対前面衝突では、バンパービームを車両外側まで拡大する、衝突サブフレームを追加。対車両の衝突事故において自車の衝突安全性だけでなく、相手側の乗員を守る性能(コンパティビリティ)も高めました。レガシィ アウトバックと同様、実際の正面衝突事故を想定して、コンパティビリティを評価する新たな前面衝突試験「MPDB(Mobile Progressive Deformable Barrier)」を導入。先代XVにはないコネクテッド機能「SUBARU STARLINK」を採用。
エクステリアデザイン
厚みを感じさせる高いフード位置により、逞しさを表現。さらにシャープさを感じさせるフロントグリルバーやLEDヘッドランプにより、軽快かつ精悍なイメージのフロントマスクに仕立てた。「フルLEDハイ&ロービームランプ+LEDコーナリングランプ」をスバル初採用。上級グレードには、18インチアルミホイールを採用。新色のオフショアブルー・メタリックとオアシスブルーを含む、全9色のエクステリアカラーを設定。
日本モデル エクステリア
米国モデル エクステリア
米国モデルには新たに「Crosstrek Sport(クロストレックスポーツ)」をラインナップ、前後バンパーとボディサイドにアノダイズドイエローのアクセントを採用し加飾が多いくかっこいい。
インテリアデザイン
マルチマテリアルの多層構造とすることで、各素材の風合いを活かした、シンプルでありながら表情豊かなインパネデザインとしました。センターコンソール上面の位置を高くして包まれ感と上質感を表現するとともに、操作性も向上させました。さらに工夫を凝らした収納も充実させて使い勝手の良さを感じさせるインテリアに仕立てました。上級グレードには、ファブリック(シルバーステッチ)。標準グレードには、トリコット(シルバーステッチ)を採用。メーカー装着オプションとして本革シートも設定。新たに11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの大画面を採用、スマートフォンとの連携機能を大幅に強化。スバル初4つのカメラ映像を合成して車両周囲360°を映し出す「デジタルマルチビューモニター」を採用。
米国モデル インテリア
新たに「Crosstrek Sport(クロストレックスポーツ)」のインテリアにはイエローのコントラストステッチとツートンカラーのスポーツクロスシートを採用する。
新世代アイサイト採用
トリプルカメラ(ステレオカメラユニット+広角単眼カメラ)を採用し、性能を向上。新型ステレオカメラユニットは画角を従来型の約2倍と大幅に拡大。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにした。フロントガラス取り付け式に変更するとともに、レンズフードを採用し、レンズに誤って触れることがないようにした。広角単眼カメラ(SUBARU日本市場初)は、低速での走行時に、新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラを新採用。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイトとして最高の性能を実現。
スバル 新型「クロストレック」スペックについて
XVまで採用されていたガソリンモデル1.6L 水平対向 4気筒DOHC エンジンを廃止。2.0L 水平対向4気筒DOHC直噴エンジン「FB20型」+モーターアシスト「e-BOXER」モデルの一本化。
スペック | クロストレック |
---|---|
全長 | 4,480mm |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,580mm |
ホイールベース | 2,670mm |
モデル | Advance |
エンジン | 2.0L 水平対向4気筒DOHC 直噴エンジン「FB20型」 +モーターアシスト「e-BOXER」 |
最高出力 | 107kW(145ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 188Nm(19.2kgm)/ 4,000rpm |
モーター最高出力 | 10kW(13.6ps) |
モーター最大トルク | 65Nm(6.6kgm) |
トランスミッション | CVT(リニアトロニック) |
駆動方式 | AWD |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー (4.8Ah) |
WLTCモード燃費 | 15.0km/L |
価格 | 2,662,000円~ 3,289,000円 |
スバル 新型「クロストレック」日本モデル価格 グレード について
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格(10%) |
---|---|---|---|---|
TOURING | 2.0L 水平対向4気筒 DOHC直噴 エンジン「FB20型」 +モーターアシスト「e-BOXER」 |
CVT (リニアトロニック) |
2WD | 2,662,000円 |
AWD | 2,882,000円 | |||
Limited | 2WD | 3,069,000円 | ||
AWD | 3,289,000円 |
スバル 新型 クロストレック 共通の変更点
「SUBARU XV」の後継として車名を「CROSSTREK(クロストレック)」にグローバルで統一。
エクステリアはよりシャープでかっこいい、新世代のデザインを採用。
インテリアは11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを採用し一新する。
従来型でも評価の高かった「スバルグローバルプラットフォーム」の衝突安全性のポテンシャルをさらに引き上げ、フルインナーフレーム構造の採用など、最新の知見や技術を盛りこんだ。
トリプルカメラ(ステレオカメラユニット+広角単眼カメラ)の次世代アイサイトを採用
コネクテッド機能「SUBARU STARLINK」を採用。
米国スバル クロストレック