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欧州 プジョー 新型 「3008」「5008」 2025年モデル PHEVと長距離EVモデルが登場 2024年9月19日発表

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Peugeot-3008-PHEV

プジョーは、欧州市場において主力SUVモデルである3008と5008の電動化ラインナップを大幅に拡充しました。マイルドハイブリッドや標準EVモデルに加え、新たにPHEVと航続距離を大幅に伸ばした長距離EVモデルが追加され、ユーザーの選択肢がさらに広がりました。発表は、3008年のデビューから1年後、5008年から6ヶ月後に行われました。

目次

PHEVの特徴 効率と性能の両立

プラグインハイブリッドモデルは、ターボチャージャー付き1.6リッター4気筒PureTechエンジンと、7速デュアルクラッチ自動変速機に組み合わされた 123hp (92kW/125PS)の電気モーターを搭載。合計出力は192hp (143kW/195PS)、トルクは350Nm (258lb-ft) を発揮し、フロントアクスルへと伝達されます。

この新しいPHEVは、先代モデルに比べてパワーは劣るものの、ゼロエミッション走行距離が大幅に向上しました。21kWhのバッテリーパックにより、EV走行のみでのWLTP航続距離は最大84kmを実現。充電時間はわずか2時間45分です。ドライバーは、ハイブリッド、電気、スポーツの3つの運転モードを選択可能で、パフォーマンス重視か効率重視か、状況に応じて使い分けることができます。

大型SUVの5008にも同様のパワートレインが搭載されますが、EV走行のみでの航続距離はやや短い82kmとなります。STLAミディアムアーキテクチャの採用により、PHEVモデルでもBEVやマイルドハイブリッドモデルと同等のトランクスペースを確保しています。

さらにプジョーは、E-3008とE-5008の「ロングレンジ 230 エレクトリック」バージョンを近日発売すると発表しました。この主力BEVは、バッテリー容量を標準の73kWhから96.9kWhに増強。その結果、E-3008では700km、E-5008では668kmという驚異的なWLTP航続距離を実現します。

両方のロングレンジモデルには、227hp(170kW/230PS)を発生する単一の電気モーターが搭載され、160kWのDC急速充電に対応。E-3008は、パリからニースまでわずか2回の充電で移動できるほどの航続距離を誇ります。

編集部から一言

プジョーの電動化戦略が本格化してきたことを強く印象付けるニュースです。特に、航続距離を大幅に伸ばした長距離EVモデルの登場は、EVの普及を加速させる可能性を秘めています。今後のプジョーの電動モデル展開、そして他メーカーへの影響にも注目していきたいところです。

プジョー

https://www.peugeot.co.jp

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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