メルセデス・ベンツ 新型「Gクラス」改良を行い欧州モデルを2024年3月26日(現地時間)発表した。日本発売は未定である。
メルセデス・ベンツ 新型「Gクラス」改良 について
- エクステリアデザインではバンパーとグリルを変更。
- 「G550」と「AMG G63」の両方に搭載されている48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを採用。
- 12.3インチMBUXインフォテインメントシステムについにタッチスクリーン機能が搭載。
今回の「Gクラス」改良ではバンパーとグリルが微妙に作り直された。グリルは3本の水平ルーバーから4本の水平ルーバーに変更。フロントバンパーとリアバンパーのデザインも変更された。今回の最大の変更点は電動化により「G550」と「AMG G63」の両方に搭載されている 48Vのマイルドハイブリッドテクノロジーを採用したことだ。
12.3インチMBUXインフォテインメントシステムについにタッチスクリーン機能が搭載。その他の追加機能には、温度調節可能なカップホルダー、ワイヤレス電話充電、2つの11.6インチタッチスクリーンを含む豪華な後部座席メディア セットアップを採用。
メルセデス・ベンツ 新型「G550」電動化パワートレイン 採用 について
- 「G550」はV8を廃止し3.0L 直列6気筒ターボチャージャー付きエンジン+モーターでパワーは向上しますがトルクは低下。
- 「AMG G63」ISGはローエンドのレスポンスを改善し、G550の燃費にプラスの影響を与えるはず
「G550」はV8を廃止し、 3.0L 直列6気筒ターボチャージャー付きエンジンを搭載し、統合されたスタータージェネレーターが最高出力20hp(20PS)と最大トルク200Nmのを発生し、合計最高出力450PSと560Nmとなる。
これらの数値は、古いV8の最高出力422PS、最大トルク610Nmと比較できるが、新型「G550」はパワーでは勝つが、トルクに関しては少し負けている。ただし、まだ十分な余裕があり、更に改良された9速オートマチックトランスミッション、3つのデフロック、ローレンジ機能がその性能を最大限に発揮することができる。
メルセデス・ベンツ 新型「AMG G63」電動化パワートレイン 採用 について
同じくアップデートされた「AMG G63」 は、オンロードとオフロードの両方でさらなるパフォーマンスを約束します。 G550と同じISG 最高出力20hp(20PS)と最大トルク200Nmを発生させ、4.0L バイターボ V8と連携する、時0-60マイル (97 km)加速は4.2 秒。システム最高出力577hp(585PS)と850Nmは去年モデルと変わらない。しかし、ISGはローエンドのレスポンスを改善し、燃費にプラスの影響を与えるはずだという。
「AMG G63」用アクティブサスペンション
- G63 には油圧ロール制御を備えたアダプティブ サスペンションがオプションで装備
「AMG G63」の購入者のみが、G ワーゲンの新しいアクティブライドコントロールサスペンションを注文することができます。その油圧式ロール コントロール ハードウェアにより、従来のアンチロール バーが不要となり、荒れた路面でのホイールのアーティキュレーションが向上し、通常のアスファルトでのハンドリングが向上します。
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