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【2025年最新】日産 新型 キャラバン 一部改良 変更点と価格・燃費・安全装備を徹底解説

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日産自動車は、人気の商用バン「キャラバン」の一部改良モデルを2025年7月17日に発売します。今回のマイナーチェンジでは、安全装備の充実化と機能性の向上が図られ、商用車としての実用性がさらに高められています。

新型キャラバンは、商用バンから乗用ワゴン、14人乗りマイクロバスまで幅広いラインナップを展開し、ビジネスユースからファミリーユース、さらには車中泊やアウトドア用途まで多様なニーズに対応しています。

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目次

2025年モデルの主要変更点まとめ

主な変更点

  • ガソリン車に「インテリジェント クルーズコントロール」を新設定
  • 「先行車発進お知らせ」機能の追加
  • 「タイヤ空気圧警報システム」の装備
  • 9インチナビゲーションシステムの設定
  • 「アウトドア・ブラックエディション」の新設定
  • 車体下の空力性能改善による燃費向上

インテリジェント クルーズコントロールの新設定

今回の改良で最も注目される変更点は、ガソリン車に「インテリジェント クルーズコントロール」が新設定されることです。この機能により、先行車との距離を自動的に測定し、運転者が設定した車速を上限として、車速に応じた適切な車間距離を保持しながら走行することが可能になります。長距離運転時の疲労軽減効果が期待できます。

ナビゲーションシステムの大型化

従来の7インチから9インチへと大型化されたナビゲーションシステムが新設定されます。より大きく見やすい画面により、ドライバーの利便性が向上します。

新モデル「アウトドア・ブラックエディション」

プレミアムGXグレードをベースとした新モデル「アウトドア・ブラックエディション」が設定されます。樹脂ブラックのグリル、バンパー、ドアミラーに加え、ブラックのハンドルやスライドレール、リヤガーニッシュを採用することで、よりタフで精悍な外観を実現しています。

価格体系と各グレードの詳細

車種駆動方式エンジン価格帯
バンガソリン車2.0L/2.5L2,580,600円~
3,456,200円
バンディーゼル車2.4L3,249,400円~
4,321,900円
ワゴンガソリン車2.0L/2.5L2,952,400円~
4,247,100円
マイクロバスガソリン車2.0L/2.5L3,593,700円~
3,903,900円

特別仕様車の価格

オーテック(AUTECH):3,540,900円~4,679,400円

キャラバン MYROOM:5,516,500円~6,855,200円

今回の改良により、上級グレードでは装備充実に伴い約10万円の価格上昇が見込まれますが、量販グレードの価格は維持される予定です。

エンジン性能とスペック詳細

エンジン最高出力最大トルクトランスミッション
2.0L ガソリン130ps18.1kgm7速AT
2.5L ガソリン147ps21.7kgm7速AT
2.4L ディーゼルターボ132ps37.7kgm7速AT

全グレードで7速ATが採用されており、従来の5速ATから多段化されることで、加速性能と高速域での静粛性が向上しています。特に2.4Lディーゼルターボエンジンは、従来の2.5Lディーゼルから排気量は小さくなりながらも、出力とトルクの向上を実現しています。

燃費性能の向上

エンジン改良前改良後改善幅
2.0L ガソリン8.5km/L8.9km/L+0.4km/L
2.5L ガソリン8.4km/L8.4km/L維持
2.4L ディーゼル11.3km/L12.0km/L+0.7km/L

車体下の空力性能改善により、特にディーゼル車での燃費向上が顕著に現れています。商用車として重要な経済性がさらに向上し、ランニングコストの削減に貢献します。

安全装備の充実

インテリジェント エマージェンシーブレーキ

標準装備の安全機能

  • 歩行者検知対応エマージェンシーブレーキ
  • 車線逸脱&ふらつき警報
  • 標識検知機能
  • オートハイビーム
  • 先行車発進お知らせ(新設定)
  • タイヤ空気圧警報システム(新設定)
  • インテリジェント クルーズコントロール(ガソリン車新設定)

安全装備の充実により、商用車としての業務効率向上と、ドライバーの安全確保の両立が図られています。特に長距離運転が多い商用利用において、疲労軽減効果の高い機能が追加されています。

上級スポーティモデル「キャラバン オーテック」

日産のカスタマイズブランド「AUTECH」による上級モデル「キャラバンオーテック」は、プレミアムスポーティをコンセプトとした特別仕様車です。

オーテック専用装備

  • 水面のきらめきをモチーフにした専用フロントグリル
  • 深みのあるシルバーが特徴のフロントプロテクター
  • シグネチャーLED
  • 専用切削光輝15インチアルミホイール
  • AUTECH刺しゅう入りブラックレザレットシート
  • 本革巻きステアリング・シフトノブ
  • ダークシルバーの専用加飾

また、空気の整流性能向上とスタイリッシュな外観を実現する「エアロパッケージ」も用意されており、サイドシルプロテクター、リヤアンダープロテクター、ルーフスポイラーがセットオプションで設定されています。

車中泊特化モデル「キャラバン MYROOM」

アウトドアや車中泊ブームに対応した特別仕様車「キャラバン MYROOM」は、快適な車中泊環境を提供するために開発されました。

MYROOM専用機能

  • 木目をふんだんに使用した洗練されたインテリア
  • 折りたたみベッドまたは跳ね上げベッドの選択可能
  • 2in1シート(表裏で硬さが異なるクッション構造)
  • 自由に配置可能なスライドテーブル
  • リビング・ベッドルーム・ダイニングの3モード対応
  • ポータブルバッテリー from LEAFによる電源供給

MYROOMは、単なる車中泊車両ではなく、「移動するマイルーム」として、自然の中で自宅のような快適性を提供することを目指しています。

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多彩なボディバリエーション

キャラバンは、用途に応じて選択できる豊富なボディバリエーションを展開しています:

ボディ構成

  • ボディ長:ロング、スーパーロング
  • ボディ幅:標準、ワイド
  • ルーフ高:標準、ハイルーフ

用途別ラインナップ

  • バン:2~9人乗り(商用利用)
  • ワゴン:10人乗り(乗用利用)
  • マイクロバス:14人乗り(送迎利用)
  • トランスポーター:アウトドア特化仕様
  • マルチベッド:車中泊対応

発売時期と今後の展開

新型キャラバンの発売は2025年7月17日を予定しています。改良により、商用車市場でのさらなる競争力強化が期待されます。

日産は、電動化技術の発展と共に、将来的にはキャラバンにも電動パワートレインの搭載を検討していると考えられます。特に商用車分野では、環境規制の強化に伴い、電動化への対応が急務となっています。

購入検討のポイント

商用利用の場合

  • 燃費性能の向上により、ランニングコストの削減が期待できる
  • 安全装備の充実により、業務効率と安全性の両立が可能
  • 多彩なボディバリエーションで様々な業種に対応

プライベート利用の場合

  • MYROOMやオーテックなど、用途に特化した特別仕様車が充実
  • 大人数での移動やアウトドア活動に最適
  • 車中泊やキャンプでの快適性が大幅に向上

まとめ

2025年7月に発売予定の日産新型キャラバンは、安全装備の充実と機能性の向上により、商用車としての実用性がさらに高められています。特に「インテリジェント クルーズコントロール」の新設定や燃費性能の向上は、商用利用での大きなメリットとなります。

また、オーテックやMYROOMなどの特別仕様車の存在により、プライベート利用でも高い満足度を提供します。多彩なラインナップと豊富なカスタマイズオプションにより、様々なニーズに対応できる総合的な商用車として、市場での競争力を維持・強化していくことが期待されます。

購入を検討される際は、用途に応じた最適なグレードとオプションの選択が重要です。商用利用では燃費性能と安全装備を、プライベート利用では快適性と機能性を重視して選択することをお勧めします。

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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