トヨタはバッテリーEV(BEV)モデルとなる新型3列シートSUV「ランドクルーザーEV」を2025年頃に発売する。ベースとなるコンセプトモデル「LAND CRUISER Se(ランドクルーザー エスイー)」の概要を2023年10月21日に公開した。2023年10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日(土)から)、東京ビッグサイトを中心に開催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」トヨタブースにてBEV(バッテリ電気自動車)のコンセプトモデル「LAND CRUISER Se(ランドクルーザー エスイー)」を出展する。
トヨタ 新型「ランドクルーザー EV」のコンセプトモデル 「ランドクルーザーSe」について
トヨタは、「ランドクルーザー EV」のコンセプトモデル「ランドクルーザー Se」を皮切りに、ランドクルーザーのラインナップを拡充させる。この新しいモデルは、電動の3列クロスオーバーで、都市での使用に重点を置いている。7人乗りのクロスオーバーは、角張った未来的なデザインをしており、フロントエンドは完全に密閉されたグリルによって支配されており、その両側には細長いヘッドライトと「TOYOTA」の文字が入った小さな開口部がある。
リヤに移動すると、顕著なフェンダー、ブラックアウトされたピラー、そして非常に様式化されたボディワークとなっている。特徴的な屋根、細いライトバーを備えた丸い後端も見ることができる。ボディサイズは、モデルの全長は5,150mm、ホイールベースは3,050mm。つまり、このモデルは米国で発売されているトヨタの大型3列シートSUV「グランドハイランダー」よりも36mm長く、ホイールは102mm余分にある。
トヨタはこのモデルがモノコックセットアップのためにボディオンフレーム・ラダーフレーム構造を避けている。このランドクルーザーが都市ジャングル向けであるため、「高トルクの走行性能」とストリートに重点を置いた哲学を示唆。オンロード走行時は、電気自動車ならではの高い静粛性による快適な室内空間を実現し、オフロード走行時は、モノコックボディによる意のままに操るハンドリングと、ラフロードを安心して滑走できる走破性を追求している。
スペック | LAND CRUISER Se |
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全長 | 5,150mm |
全幅 | 1,990mm |
全高 | 1,705mm |
ホイールベース | 3,050mm |
乗車定員 | 7名 |
NEO Steer(ネオステア)を搭載
トヨタは、「ランドクルーザー EV」には「ステアバイワイヤシステム」と「異形ステアリングホイール」を組み合わせた「ワンモーショングリップ」を採用し、更に「NEO Steer(ネオステア)」と呼ばれるアクセル、ブレーキといった足元の操作系をステアリングホイールに集約した新時代のコックピットを採用する可能性もある。
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トヨタニュースリリース