トヨタは新型「カローラクロス」のマイナーチェンジを行い、2025年4月頃に発売する予定です。「カローラクロス」の日本モデルは2021年9月14日に発売されましたが、3年半後のマイナーチェンジが予想されます。タイでは既に2020年7月に「カローラクロス」が発表され、発売されており、2024年2月8日には早くもマイナーチェンジが行われました。このサイクルから考えると、2025年ごろに日本モデルもマイナーチェンジされる可能性が高いでしょう。
トヨタ 新型 カローラクロス マイナーチェンジ 2025年モデル について
今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインの変更、フロントバンパーのデザインを変更、新しいデザインとなることで高級感がアップします。アルミホイールデザイン変更、ヘッドライトのデザインを変更、更にアダプティブハイビームアシストを採用します。
さらに、GRスポーツグレードを追加すると言われています。海外では台湾などで発売されています。
- エクステリアのデザイン変更。
- ヘッドライト変更、アダプティブハイビームアシストを採用
- インテリアは新しいインテリア色を追加。
- GRスポーツ グレードを追加
- 最新の安全装備にアップデート。
トヨタ カローラクロス 2025年モデル スペック について
基本的なスペックに変更はないと予想しています。2023年にエンジンを変更したばかりなので、変更は今回は入れてこないと予想されます。
スペック | カローラクロス ハイブリッド | カローラクロス |
---|---|---|
全長 | 4,490mm | 4,490mm |
全幅 | 1,825mm | 1,825mm |
全高 | 1,620mm | 1,620mm |
ホイールベース | 2,640mm | 2,640mm |
エンジン | 直4 DOHC 1.8L+ モーター (リダクション機構付き シリーズパラレル ハイブリッド) | 2.0L直噴 直列4気筒エンジン 「Dynamic Force Engine」 |
最高出力 | 72kW(98ps)/ 5,200rpm | 125kW(170ps)/ 6,600rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/ 3,600rpm | 202Nm(20.6kgm)/ 4,900rpm |
フロントモーター 最大出力 | 70kW(95ps) | – |
フロントモーター 最大トルク | 185Nm(18.9kgfm) | – |
リアモーター 最大出力 | 30kW(41ps) | – |
リアモーター 最大トルク | 84Nm(8.6kgfm) | – |
システム出力 | 103kW(140ps) | – |
トランス ミッション | 無段階変速機 | Direct Shift-CVT |
最小回転半径 | 5.2m | 5.2m |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
WLTCモード 燃費 | 26.4km/L(2WD) 24.5km/L(4WD) | 16.6km/L |
トヨタ カローラクロス 2025年モデル 価格 グレード の変更点
GRスポーツを新たに追加されます。さらに価格改定が行われ、現行価格よりもアップすることが予想されます。
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 定員 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|---|
G“X” | 1.8L 直列4気筒 DOHCエンジン | Super CVT-i | 2WD | 5名 | -円 |
G | 2WD | -円 | |||
S | 2WD | -円 | |||
Z | 2WD | -円 | |||
HYBRID G | 直列4気筒DOHC 1.8L +モーター(THSⅡ) | 電気式 無段変速機 | 2WD | -円 | |
4WD (E-Four) | -円 | ||||
HYBRID S | 2WD | -円 | |||
4WD (E-Four) | -円 | ||||
HYBRID Z | 2WD | -円 | |||
4WD (E-Four) | -円 | ||||
GRスポーツ | 2WD | -円 | |||
4WD (E-Four) | -円 |
タイ トヨタ 新型「カローラクロス」マイナーチェンジモデル
以前のタイの「カローラクロス」と日本モデルでは、ベースは同じでもフロントフェイスが全く異なっていました。しかし、2024年のマイナーチェンジでは、日本モデルのフロントフェイスに近づけつつも、進化させたデザインが採用されました。
このようなレクサス風のデザインが取り入れられているなら、日本モデルと共通のデザインを採用する可能性も考えられますね。共通のデザインを採用することで、ブランド全体の一貫性を持たせることができるでしょう。
レクサスの「RX」に採用されたスピンドルボディのグリル形状は、メッシュの違いはあれど、似た要素を感じるかもしれませんね。さらに、トヨタのクラウンエステートも似ています。同様のマイナーチェンジがあるなら、日本モデルには以下のような変更点がありそうですね。
トヨタ タイ向け 新型「カローラクロス」デザイン変更 エクステリア
今回、タイで発表された「カローラクロス」は、日本や他の国のモデルとは異なるデザインが採用されました。特に注目されるのは、フロントバンパーの形状で、レクサスのスピンドルボディに似たハニカムメッシュが採用されるという点ですね。
日本モデルのカローラクロス
タイモデルのカローラクロス
トヨタ タイ向け 新型「カローラクロス」インテリア
インテリアでは、日本モデルにはない「DARK ROSE(ダークローズ)」という内装色が採用されていますね。これは興味深い選択ですね。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
トヨタ カローラクロス 2023年モデル 大幅改良について
トヨタはクロスオーバーSUVモデルの「カローラクロス」に一部改良を行い、2023年10月18日に発売しました。今回の改良では、2022年10月3日に行われた「カローラ / カローラツーリング」の一部改良と同様の変更を行い、大幅な改良となりました。
- エクステリアはブラックルーフ2トーンカラーを設定。新色に「マッシブグレー」を設定。
- メーターディスプレイを上級グレードは7インチから12.3インチTFTディスプレイを採用する。
- ディスプレイオーディオは大型化。「7インチディスプレイオーディオ」を廃止。「8インチディスプレイオーディオ」と「10.5インチディスプレイオーディオプラス」。車内Wi-Fiを設定。
- ナビゲーションシステムを変更。新型「ノア・ヴォクシー」などに採用されている「コネクティッドナビ」に変更される。
- 先進機能を付与し機能を向上させた最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。
- エンジンラインナップを変更。低燃費・高出力を実現する2.0Lダイナミックフォースエンジンに変更。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
トヨタ カローラクロス の変更点
エンジンのラインナップが変更され、従来の「直列4気筒DOHC 1.2L 直噴ターボ」と「1.8L 直列4気筒 DOHCエンジン」が廃止されました。代わりに新たに「直列4気筒 2.0L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M20A型」が導入され、これに発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」が組み合わされます。この新型エンジンは、高速燃焼技術や可変制御システムの採用に加えて、排気や冷却、機械作動時などのエネルギーロスを少なくすることで熱効率を向上させ、高出力を実現します。
ガソリンエンジン 変更
スペック | 旧型カローラクロス | 新型カローラクロス |
---|---|---|
エンジン | 1.8L 直列4気筒 DOHCエンジン | 2.0L直噴 直列4気筒エンジン 「Dynamic Force Engine」 |
最高出力 | 103kW (140PS)/ 6,200rpm | 125kW(170ps)/ 6,600rpm |
最大トルク | 172Nm (17.5kgm)/ 4,000rpm | 202Nm(20.6kgf・m)/ 4,900rpm |
トランスミッション | Super CVT-i | Direct Shift-CVT |
駆動方式 | 2WD | 2WD |
WLTCモード 燃費 | 14.4km/L | 16.6km/L |
ハイブリッドエンジン 変更
第5世代ハイブリッドシステムでは、改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」とモーターを組み合わせたリダクション機構付きのシリーズパラレルハイブリッドが採用されています。新型では、フロントモーターとリアモーターが大幅に強化され、フロントのモーターは最高出力が53kW(72ps)から70kW(95PS)に、最大トルクが163Nm(16.6kgm)から185Nm(18.9kgfm)に向上しました。同様に、リアモーターも最高出力が5.3kW(7.2ps)から30kW(41PS)、最大トルクが55Nm(5.6kgm)から84Nm(8.6kgfm)に強化されました。これにより、システム出力は90kW(122ps)から103kW(140ps)に向上します。さらに、E-Four(4WD)も採用され、より高性能な駆動システムが実現されました。
スペック | 旧型カローラクロス ハイブリッド | 新型 カローラクロス ハイブリッド |
---|---|---|
エンジン | 直4 DOHC 1.8L+ モーター(THSⅡ) | 直4 DOHC 1.8L+ モーター (リダクション機構付き シリーズパラレル ハイブリッド) |
最高出力 | 72kW(98ps)/ 5,200rpm | 72kW(98ps)/ 5,200rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/ 3,600rpm | 142Nm(14.5kgm)/ 3,600rpm |
フロントモーター 最大出力 | 53kW(72ps) | 70kW(95PS) |
フロントモーター 最大トルク | 163Nm(16.6kgm) | 185Nm(18.9kgfm) |
リアモーター 最大出力 | 5.3kW(7.2ps) | 30kW(41PS) |
リアモーター 最大トルク | 55Nm(5.6kgm) | 84Nm(8.6kgfm) |
システム出力 | 90kW(122ps) | 103kW(140ps) |
駆動方式 | 2WD E-Four(4WD) | 2WD E-Four(4WD) |
WLTCモード 燃費 | 26.2km/L(2WD) 24.2km/L(4WD) | 26.4km/L(2WD) 24.5km/L(4WD) |
価格 | 2,590,000円~ 3,199,000円 | 2,760,000円~ 3,459,000円 |
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 新型カローラクロス ハイブリッド か ガソリンどちらを選ぶ?
トヨタ カローラクロス 2023年モデル 大幅改良の インテリア 変更点
メーターパネルは、7インチから12.3インチのTFTディスプレイを採用し、「フル液晶デジタルメーター」となります。これに伴い、「7インチディスプレイオーディオ」が廃止され、「8インチディスプレイオーディオ」と「10.5インチディスプレイオーディオプラス」が導入されます。さらに、ナビゲーションシステムも変更され、新型「ノア・ヴォクシー」などで採用されている「コネクティッドナビ」やApple CarPlay、Android Autoが利用可能になります。USB-C充電ポートが追加され、メーターデザインも変更されます。「CD/DVD」デッキは廃止されます。
スマートフォンを意識したUIが採用されていますが、使いやすさには少し難があるようですね。また、ナビゲーションの最終案内も満足のいくものではなかったようです。しかし、今後のバージョンアップによる改善を期待できると思います。ユーザーのフィードバックを受けて、より使いやすく、使い勝手の良いシステムに進化していくことを期待しましょう。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタのクルマは全てフル液晶デジタルメーター搭載車になるかもしれない
トヨタ カローラクロス 2023年モデル 大幅改良の 安全装備 変更点
次世代の「Toyota Safety Sense」が全車標準搭載され、システムセンサーによる機能が強化されました。「低速時加速抑制機能」や「交差点右折時の対向直進車、歩行者検知」、さらに「緊急時操舵回避支援機能」が追加されました。「ドライバー異常時対応システム」も採用され、安全性が一段と向上します。「レーダークルーズコントロール」にはカーブ速度抑制機能も追加され、より快適なドライブが期待できます。
トヨタ カローラクロス 2023年モデル 大幅改良 装備比較
システム装備 | 旧型カローラクロス | 新型カローラクロス | |
---|---|---|---|
Toyota Safety Sense | 衝突回避支援型 プリクラッシュ セーフティ | ◯ 昼・夜間歩行者 自転車 | ◯ 昼・夜間歩行者 自転車・自動二輪車 |
プロアクティブ ドライビングアシスト | – | ◯ | |
レーンディパーチャー アラート (ステアリング 制御機能付) | ◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 道路端 検出 ふらつき警報 | ◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 道路端 検出 ふらつき警報 | |
アダプティブ ハイビームシステム | ◯ | ◯ | |
レーダークルーズ コントロール (全車速追従機能付) | ◯ | ◯ | |
カーブ速度抑制機能 | – | ◯ | |
レーント レーシングアシスト | ◯ | ◯ | |
ロードサインアシスト | ◯ | ◯ | |
ドライバー 異常時対応システム | – | ◯ | |
先行車発進告知 | ◯ | ||
予防 安全 装備 | ブラインドスポット モニター | ◯ | ◯ |
安心降車アシスト (SEA) | – | ◯ | |
インテリジェント クリアランスソナー | ◯ | ◯ | |
ドライブスタート コントロール | ◯ | ◯ | |
ヒルスタート アシストコントロール | ◯ | ◯ | |
パノラミックビュー モニター | ◯ | ◯ | |
Advanced Drive | – | ◯ | |
快適 装備 | 快適温熱シート | ◯ | ◯ |
ITS Connect | ◯ | ◯ | |
ヘルプネット | ◯ | ◯ | |
電動パーキングブレーキ &ホールド | ◯ | ◯ | |
パワーシート | ◯ | ◯ | |
マイコンプリセット ドライビングポジション システム | ◯ | ◯ | |
ナビレス | – | – | |
トヨタ ディスプレイ オーディオ | ◯ | ◯ | |
車載通信機(DCM) | ◯ | ◯ | |
デジタルインナーミラー | ◯ | ◯ | |
デジタルキー | – | ◯ |
トヨタ カローラクロス 2023年モデル 大幅改良 価格 グレード の変更点
ガソリンの「S」グレードが廃止され、価格が170,000円から260,000円上昇しました。しかし、その価格上昇にも関わらず、新たな安全機能や機能強化が加わったことを考えると、決して高いとは言えないでしょう。これらの変更点により、車両の価値が向上し、顧客により安全で快適なドライビング体験を提供できると考えられます。
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 定員 | 新価格 (10%) | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|---|---|
G“X” | 1.8L 直列4気筒 DOHCエンジン | Super CVT-i | 2WD | 5名 | 2,184,000円 | 1,999,000円 |
G | 2WD | 2,410,000円 | 2,240,000円 | |||
S | 2WD | – | 2,400,000円 | |||
Z | 2WD | 2,900,000円 | 2,640,000円 | |||
HYBRID G | 直列4気筒DOHC 1.8L +モーター(THSⅡ) | 電気式 無段変速機 | 2WD | 2,760,000円 | 2,590,000円 | |
4WD (E-Four) | 2,969,000円 | 2,799,000円 | ||||
HYBRID S | 2WD | 2,980,000円 | 2,750,000円 | |||
4WD (E-Four) | 3,189,000円 | 2,959,000円 | ||||
HYBRID Z | 2WD | 3,250,000円 | 2,999,000円 | |||
4WD (E-Four) | 3,459,000円 | 3,199,000円 |
編集部から一言
カローラクロスは年々改良を重ね、魅力的なモデルとして進化しています。その装備やデザインはクラスを超え、トヨタ車の中でも特にお買い得なモデルです。カローラシリーズらしい、さすがの一言ですね。今回のマイナーチェンジではエクステリアデザインが変更される見込みで、さらに魅力的な商品になるでしょう。そのため、人気が高まり、納期がさらに延びる可能性もあります。情報は随時更新されますので、早めの購入を検討される際にはチェックしていただければと思います。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 新型 カローラクロス ハイブリッド 2023年 米国モデル 第5世代ハイブリッド搭載 2022年6月1日発表
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 新型 カローラ クロス クロスオーバーモデル 日本 2021年9月14日発売
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/39926142.html
カローラクロス
https://toyota.jp/corollacross/
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タイ トヨタ カローラクロス