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スバル 新型 WRX STI 2014年8月25日発売 2.0L直噴ターボ 308馬力

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スバルは新型「WRX STI」を2014年8月25日発売した。価格は379万800円~411万4800円。「WRX STI」は、WRXシリーズ共通の商品コンセプト「Pure Power in Your Control」を高次元で具現化した、同シリーズのトップグレードモデル。

目次

新型 WRX STI

ハイパワーをドライバーの意のままに操ることのできる、スバル最高峰のAWDスポーツパフォーマンスを実現するために、ボディ、シャシー等車両各部の性能を極限まで高め、融合させた。様々なモータースポーツにおいてその性能を磨き続けてきた2.0ℓ水平対向ハイパワーターボエンジン、マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)システム等を搭載。シャシー性能については、剛性を更に向上させた専用サスペンションを開発する等、ステアリングレスポンス、リヤグリップ、フラットライドの3点の性能向上を徹底的に追求した。その過酷な路面条件で知られるドイツのニュルブルクリンク・サーキットをはじめとする、世界各国の様々な走行条件下で走行性能を鍛え上げることで、ドライバーの操作への俊敏なレスポンスと、より正確で安定したコーナリングを実現するとともに、操縦安定性と乗り心地の双方を向上させた。商品コンセプト『Pure Power in Your Control』新型WRXシリーズの開発においては、歴代のWRXシリーズが追求してきた、スポーツセダンとしての「絶対的な速さ」と「クルマを操ることの愉しさ」をさらに高次元で両立することを目指し、「Pure Power in Your Control」という商品コンセプトを設定しました。水平対向ターボエンジンが持つポテンシャルを最大限に発揮し、かつドライバーのイメージ通りに操ることのできるコントロール性能を極限まで追求するために、ボディの軽量化と剛性向上、シャシー性能の徹底的な強化を織込み、商品コンセプトを具現化しました。

メカニズム

水平対向ターボエンジンのハイパワーを余すことなく使い切るために、ボディとシンメトリカルAWDをベースとするシャシーの性能を徹底的に追求しました。これにより、絶対的な速さを意のままに操るという商品コンセプトを実現しています。ボディとサスペンション各部の剛性を高め、サスペンションジオメトリーの最適化を図ることでドライバーのステアリング操作への車両の反応を素早くするとともに、コーナリングの限界性能を高めました。これに加え、マルチモードVDC、アクティブトルクベクタリングの採用により、意のままに操る愉しさを更に向上させました。徹底的な走り込みによるサスペンションチューニングを実施し、フラットで快適な質感の高い乗心地を実現しました。WRX STI専用倒立式フロントストラットサスペンションを採用し、ステアリングレスポンスをいっそう高めました。ステアリングシステムの剛性を高めることで、より正確な操舵性を実現しました。

エンジン

スバルハイパフォーマンス車の象徴として、モータースポーツにおいてその性能と信頼性を磨き上げてきた2.0ℓ水平対向ターボエンジンを搭載しました。
緻密なエンジンチューニングにより、227kW(308PS)/6400rpmの高出力と、422N・m(43.0kgf・m)/4400rpmの高トルクなど、圧倒的なパフォーマンスを提供します。

トランスミッション

水平対向エンジンのハイパワーを受け止める、強化6速マニュアルトランスミッションを採用。ショートストロークシフトとあいまって、操る愉しさを実現します。
従来型6MTに対し、節度感、吸い込み感を向上し、よりスポーティなシフトフィーリングとしました。WRX STI専用装備として、マルチモードDCCDシステムを従来型から継続採用。路面状況やドライバーの好みに応じて、センターデフの制御特性を自由に選択出来るシステムです。

安全

スバルが掲げる「ALL–AROUND SAFETY」の安全思想に則り、安全分野におけるすべての性能向上を図りました。

アクティブセーフティ

シンメトリカルAWDを基本とし、ボディの軽量化、剛性向上、VDCを含めたシャシー性能の強化により、クラストップの優れた危険回避性能を実現し、あらゆるシーンで安心して走りが愉しめるようにしました。高張力鋼板採用拡大及び、各ストラクチャーとの結合部の強化により、軽量化を図りながらも、高強度のボディを実現させ、前面、側面、後方といった全方位からの衝突に対し、世界トップレベルの優れた安全性を実現しました。
フロントフード及びバルクヘッドにおいては、衝撃吸収構造を積極的に採用するとともに、エンジンルーム側に衝撃吸収部材を設定することで、歩行者保護性能を高めました。

パッケージ

歴代のWRX STIが提供してきた、4ドアセダンとしての実用性をさらに向上させ、ハイパフォーマンスとの両立により、WRX STIならではの個性を一層高めました。ホイールベースを25mm延長し、その全てを後席足元スペース拡大に使いました。また、全幅を変えることなく、肩、肘周りの空間にゆとりを持たせました。Aピラー下端を200mm前に出し、ドアミラーをフロントドアパネルに取り付けることで、パーテーションガラスを新たに設定するとともに、インストルメントパネルとドア窓肩部の高さを抑えました。これにより、良好な視界と流麗なスタイリングを両立しました。フロント、リヤともにドア開口寸法を拡大することにより、乗降性を大幅に高めました。トランクスペースを拡大するとともに、大きな開口部を有する6:4分割可倒式トランクスルー機能の採用により、トランクスペースの使いやすさを高めました。

デザイン

エクステリア

スバルの走りのフラッグシップモデルにふさわしい、アグレッシブかつ洗練されたスタイリングにより、AWDパフォーマンスカーとしての存在感を表現しました。フロントデザインは、スバルの統一デザインモチーフであるヘキサゴングリルから始まるダイナミックで立体感ある造形を、ノーズコーンを採用することで構築しました。精悍な形状の新開発ホークアイヘッドランプと合わせ、WRX STIらしいアグレッシブな「ワイド & ロー」スタイリングを実現しました。サイドデザインは、Aピラー下端を従来型比で200mm前に出すとともに、Cピラーをスムーズにトランク面へ繋げることで、流麗なシルエットを実現しました。フロントフェンダーダクト、シャープな造形の専用サイドシルスポイラーにより、WRX STIのスポーツ性能を表現しています。リヤデザインは、ディフューザー一体型バンパーやツインデュアルタイプのテールパイプにより、WRX STIの重心の低さや高い走行性能を強調することで、パフォーマンスモデルとしての魅力を更に高めました。専用開発したリヤコンビランプを薄型の造形とすることで、車両のワイド感を強調しています。また、大型リヤスポイラーの採用により、空力性能の向上を果たすとともに、WRXシリーズのトップグレードモデルとしての存在感を表現しました。シャークフィンアンテナの採用により、ボディと一体感のある、より洗練されたスタイリングを実現しました。
剛性強化と軽量化を両立した18インチアルミホイールを新規開発しました。ヘッドランプ(ロービーム、クリアランスランプ)、テール&ストップランプ、ハイマウントストップランプの光源にLEDを採用し、省電力化による燃費向上を図りました。WRX STI専用の“STI"レターマークを、フロントグリル・フェンダー等に配しています。外装色については、WRブルー・パールとクリスタルホワイト・パールをWRXシリーズに初採用しました。

インテリア

ハイパフォーマンスカーとしての表現にこだわり、ドライバーがWRX STIのドアを開けた瞬間に、気持ちを高揚させるコクピットをデザインしました。ステアリングには、スポーティな印象を高めるDシェイプステアリングを初採用。小径、かつ握りやすさを追求したグリップ形状とすることで、操作性と握りこんだ際の手応えを向上し、走りへの期待感を高めました。インテリアの各所や操作部を中心に、スポーツカーを象徴するカーボン調加飾パネルや金属調アクセントを配置し、高い質感を実現するとともに、走りを想起させる空間に仕立てました。シートやシフトノブ、インパネ中央部への赤アクセントをWRX STI 専用仕様としました。シートは、ハイパフォーマンスカーにふさわしい、ホールド性に優れたデザインとしました。また、ヘッドレスト前面に「STI」ロゴの型押しを施しました。メーターには、2眼水平指針レイアウト+3.5インチフルカラー液晶やアルミ調シルバーリングを採用し、機能性と質感を向上させるとともに、細部までの造り込みによりハイパフォーマンスカーとしての精緻感と性能を表現しました。また、赤を基調とした照明によりパフォーマンスカーの走りのイメージを訴求し、白色の指針とのコントラストにより視認性を高めています。マルチファンクションディスプレイには、走りの象徴として、ブースト圧表示画面を設定しました。ルーフからフロアまで黒で統一し、室内全体を引き締め、ドライバーが運転に集中できる空間を演出しています。乗員が触れる機会の多い箇所には、感触の良いソフト素材を採用し、室内の質感を高めています。

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ニュースリリース

https://www.subaru.co.jp/news/

製品情報

https://www.subaru.jp/wrx/sti/

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この記事を書いた人

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