2023年4月20日「MAZDA2」に関する重大発表は「e-SKYACTIV R-EV」かもしれない

マツダは「MAZDA2」関する重大発表があると、マツダ公式SNS(Twitter)上において予告。「MAZDA2」は、既に2023年1月に商品改良をしており、このような告知であることを考えると先日「MX-30」で発表された「e-SKYACTIV R-EV」モデルを採用する可能性が高いだろう。今回はあくまでも可能性です、重大発表を前に大胆に予想したいたと思います。

追記、今回は東海オンエアさんとのコラボが決定したお知らせだったそうです。

目次

MAZDA2 e-SKYACTIV R-EVの可能性について

以前から、筆者はMAZDA2」にレンジエクステンダーモデル「e-SKYACTIV R-EV」をラインナップするのではないかと予想していた。理由としては日産「ノート」でもレンジエクステンダーモデル「e-Power」をラインナップして話題とお客からの評価により大幅に販売台数を伸ばしたからだ。そして、ようやくロータリーエンジンを復活させ開発した「e-SKYACTIV R-EV」をコンパクトカーに採用しない手はないと筆者は考える。

更に、2023年の商品改良によりエクステリアデザインを変更し、グリル形状をEVモデルの様なスタイルに変更していることから、e-SKYACTIV R-EVを連想させたいのかもしれない。

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e-SKYACTIV R-EV レンジエクステンダーモデル について

新型「MX-30」は現在発表されているマイルドハイブリッドを搭載する「e-SKYACTIV G」と電気自動車「e-SKYACTIV」が存在する。電気自動車「e-SKYACTIV」を搭載するモデルの走行距離はWLTC航続距離は約200kmと他の電気自動車と比べても充電完了時からの走行距離が少なく心許無いのが正直なところだ。そこで「e-SKYACTIV」にシングルロータリーエンジンの発電機を搭載し走行距離を2倍に増やす設計のモデル「 発電用ロータリーエンジン」搭載モデルを採用する。17.8kWhのリチウムイオンバッテリー、50Lの燃料タンクを組み合わせることで走行距離は欧州WLTP航続距離は約400マイル(約640km)となり他社に並べる。EV走行距離は欧州WLTPモードで80km。

ロータリーエンジン復活

ロータリーエンジン復活となる。マツダは当初からMX-30に搭載する計画があったのだろう。理由は後部座席のドアはロータリーエンジンを採用した最後のモデル「RX-8」を思い出させる様な観音開きの「フリースタイルドア」を採用したこと。RXシリーズファンにとっては寂しいかもしれないが現在のSUVブームでこの形での採用は素晴らしい判断である。更に日産では「シリーズ方式(レンジエクステンダー)」を別名「e-POWER」と呼んでおり現在では販売台数では売れ筋となるまでの人気となっている。

ハイブリッドシステム種類について

パラレル方式(マイルドハイブリッド)

常にエンジンは動き、モーターはアシストする形で使われている。基本的にモーター出力が低く、バッテリーも小さい物が採用されている。メリットは燃費上昇させつつ本体価格はそこまでアップとならない。

スプリッド方式/シリーズ・パラレル方式(ストロングハイブリッド・ハイブリッド・PHEV)

エンジンを発電用と走行用で両方で使用する。基本的には走り出しはモーターで駆動し、ある一定数でエンジンが始動することでエンジン駆動を抑えることで燃費上昇が可能になる。本体価格はガソリンモデルに比べ割高とはなる。

シリーズ方式(各社呼び方がある)

エンジンは発電専用で使われモーターのみで駆動する。電気が不足するとエンジンが発電する。つまり充電いらずの電気自動車(BEV)と言っていい。走った感覚は電気自動車そのもの、電気自動車、特徴的な走りやアクセルペダルのみで加速・減速が可能だったりする

マツダ シリーズ方式 ロータリー(RE) レンジエクステンダー

その装置の名前は 「マツダ RE レンジエクステンダー」(Range Extender:航続距離延長装置)レンジエクステンダーとは、電気自動車(EV)に発電専用のエンジンを搭載することにより、航続距離を延ばすための装置。ハイブリッドカーがエンジンとモーターを使い分けながら走行するのに対して、レンジエクステンダーEVで車両の駆動に用いるのはモーターのみ。

エンジンはあくまでもバッテリーを充電するためのみに使われる。EVでは航続距離が最大のネックといわれていますが、これを補完する技術として注目を集めている。搭載するバッテリーの容量をある程度まで抑えられるため車内スペースが確保できたり、バッテリーにかかるコストを抑えられるというメリットもある。

フロントにモーターを置き、前輪駆動する。中央にリチウムイオンバッテリー置き。後ろには排気量330ccのシングルロータリーエンジンを発電機として搭載したものになる。ロータリーエンジンはガソリン仕様で、容量約9リットルの燃料タンクを搭載。これにより発売されるMX-30 EVモデルの走行距離200km/Lだがそれを400km/Lまでupさせることができるという。

公式発表では

トヨタ自動車とマツダは、2015年5月基本合意した中長期で業務提携していくことについて、電気自動車の技術開発など、新たに3つの分野で協力していく。

  • 電気自動車の技術開発
  • 車とネット接続サービス「コネクテッドカー」
  • 商品の相互補完

2016年11月2日、マツダ中間決算にてマツダ代表取締役副社長執行役員の丸本明氏は「電気自動車(EV)の技術開発および商品開発を進めていく。(エンジンを使って航続距離を延ばす)レンジエクステンダーも武器だ。開発と市場投入を考えている。」「いつ投入するかは、しかるべきタイミングで公表する。」

開発するEVは普及が進んでいる米国に限定せずに、グローバルで投入することを視野に入れている。マツダはEVに加えてプラグインハイブリッド車(PHEV)の開発と商品化も進める。

2018年10月2日に「電動化とコネクティビティの技術戦略を公表」した。電気自動車は、バッテリーのみで駆動するモデルと、これにマツダ独自の小型・軽量で静粛性に優れたロータリーエンジン(以下、RE)を組み合わせ、バッテリーが一定レベルに減ると発電し航続距離を延ばす新開発のロータリーエンジンレンジエクステンダーを搭載したモデルを開発。ロータリーエンジンレンジエクステンダーは、REのコンパクトかつ出力の高さを活用し、共通のパッケージングでも電動化技術のマルチソリューション化を可能とする将来構想をもとに開発。

ロータリーエンジンレンジエクステンダーは、REと気体燃料との親和性をいかし、LPG(液化石油ガス)を利用した災害時における緊急給電も想定して開発。

他社でのシリーズ方式 レンジエクステンダー搭載車について

実はレンジエクステンダー搭載EVはすでにあり、BMWの「i3」がすでに発売となっている。レンジエクステンダーもオプションで用意している。i3は、走行距離が130~160kmだが、排気量650ccの2気筒の発電用エンジンや容量9Lの燃料タンクを搭載する。レンジエクステンダーを使えば、走行距離を300kmまで伸ばすことが可能。更に日産もレンジエクステンダーEV として「Pure Drive e-Power」採用 した新型ノート e-POWER 2016年11月2日発売した。ライバル車種であり、同じレンジエクステンダーEV車である。

note
新型ノート e-POWER
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