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新型ハリアー 2027 フルモデルチェンジのデザイン予想!外観・内装はどう変わる?

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トヨタの人気高級クロスオーバーSUV「ハリアー」が、2027年にフルモデルチェンジを迎えることが明らかになってきました。現行の4代目モデルは2020年6月に発売されてから7年が経過することになり、いよいよ第5世代へと進化します。

目次

トヨタ新型ハリアー第5世代が2027年に登場

2024年5月に発表されたトヨタの新世代エンジン開発戦略により、次期ハリアーは革新的なパワートレインと先進的なデザインを採用することが予想されています。本記事では、新型ハリアーの外観・内装デザインがどのように変化するのか、最新情報をもとに徹底予想します。

新型ハリアー 外観デザインの進化予想

クーペライクなシルエットがさらに洗練

New Harrier -2027- Full Model Change Design

次期ハリアーの外観デザインは、現行モデルのクーペライクなスタイリングをさらに進化させることが予想されます。新世代パワートレインの採用により、ボンネット位置を低く設定することが可能になり、よりスポーティで流麗なプロポーションが実現されるでしょう。

予想される外観デザインの特徴:

  • ロー&ワイドなスタンス:全幅を拡大し、地を這うような低重心デザイン
  • 薄型ヘッドライト:最新のLEDテクノロジーを採用したシャープな目つき
  • 傾斜したルーフライン:クーペSUVとしての個性をさらに強調
  • 立体的なボディサーフェス:空力性能を追求した彫刻的な面構成
  • ワイドなフロントグリル:トヨタの最新デザイン言語を採用した存在感のある顔つき

予想ボディサイズ

現行モデルよりも若干拡大されることが見込まれています:

  • 全長:4,750mm(現行:4,740mm / +10mm)
  • 全幅:1,860mm(現行:1,855mm / +5mm)
  • 全高:1,640mm(現行:1,660mm / -20mm)
  • ホイールベース:2,710mm(現行:2,690mm / +20mm)

全高を20mm低くすることでクーペライクなフォルムを強調しつつ、ホイールベースを延長することで室内空間を確保するという、相反する要求を高度に両立させたパッケージングが期待されます。

空力性能の大幅向上

新型ハリアーでは空力性能の向上が重要なテーマとなっています。ボンネットを低く設定できる新世代パワートレインの採用により、フロント部の空気抵抗を削減。さらに、リアスポイラーやアンダーフロアの最適化により、燃費性能と高速安定性の両立が図られるでしょう。

エクステリアカラーの充実

プレミアムSUVとしての魅力を高めるため、新色の追加が予想されます。特に、深みのあるメタリックカラーやツートーンカラーの設定により、個性を表現できる選択肢が増える可能性があります。

新型ハリアー 内装デザインの進化予想

AI対応の最新インフォテインメントシステム

次期ハリアーの内装で最も注目されるのが、AI対応の新世代インフォテインメントシステムの採用です。自然な会話で様々な機能を操作できる高度な音声認識システムにより、運転中の利便性が大幅に向上するでしょう。

予想される内装の特徴:

  • 大型デジタルメータークラスター:12.3インチクラスの高精細ディスプレイ
  • センターディスプレイ:14インチ以上のタッチスクリーン
  • ヘッドアップディスプレイ:AR(拡張現実)技術を活用した先進的な表示
  • AI音声アシスタント:ChatGPT的な対話型AIによる直感的な操作
  • ワイヤレス充電:スマートフォンの複数台同時充電に対応

質感の向上と新素材の採用

プレミアムSUVとしての価値を高めるため、内装の質感向上が図られます:

  • 本革シート:上級グレードには上質なセミアニリンレザーを採用
  • ソフトパッド:インパネやドアトリムに触感の良い素材を使用
  • アンビエントライト:64色から選べるムードライティング
  • リアルウッドパネル:天然木やアルミニウムなど選択肢の拡大

居住性の改善

現行モデルで指摘されていた後席の居住性について、改善が期待されます:

  • ニースペースの拡大:ホイールベース延長により後席足元空間を確保
  • ヘッドクリアランスの最適化:クーペフォルムでも頭上空間を確保する設計
  • リアシートのリクライニング角度拡大:長距離ドライブでの快適性向上
  • パノラマサンルーフ:開放感を演出するオプション設定

ラゲッジスペースの使い勝手向上

日常使いからレジャーまで対応できる実用性も重視:

  • 容量の拡大:効率的なパッケージングによる積載量アップ
  • 低いラゲッジフロア:重い荷物の積み降ろしが楽になる設計
  • 6:4分割可倒式リアシート:標準装備で柔軟な空間アレンジ

新世代パワートレインがデザインに与える影響

1.5L直列4気筒ターボエンジンの採用

2024年5月に発表された新世代エンジンの最大の特徴は、従来の2.0Lおよび2.5Lエンジンから、1.5L直列4気筒ターボへのダウンサイジングです。このエンジンは:

  • 体積を20%削減:従来の2.5L自然吸気エンジン比
  • 全高を15%低減:低重心パッケージングを実現
  • 出力は180ps:従来エンジンより向上
  • ユーロ7対応:2028年以降の厳しい排ガス規制をクリア

デザインへの恩恵

コンパクトなパワートレインは、デザインに以下の恩恵をもたらします:

  1. ボンネットの低位置化:フロントノーズを低くでき、スポーティなスタイリングが可能に
  2. 室内空間の拡大:エンジンルームが小型化し、キャビンスペースを確保
  3. 前後重量配分の最適化:運動性能とデザイン自由度の両立
  4. TNGA-Kプラットフォームの効果最大化:低重心化による走行安定性向上

懸念点と改善への期待

ボディサイズの肥大化への懸念

近年の新型車トレンドとして、ボディサイズの拡大が続いていますが、日本の道路事情を考慮すると:

  • 駐車場への収まり:ショッピングセンターの駐車枠への適合性
  • 狭い道路での取り回し:住宅街や観光地での運転のしやすさ
  • 車両感覚の把握:女性ドライバーや高齢者にも扱いやすいサイズ感

トヨタには、プレミアム感とサイズのバランスを保った設計が期待されます。

クーペフォルムと実用性のバランス

デザイン優先により後席の居住性が犠牲になることへの懸念があります。新型ハリアーでは:

  • 天井高の確保:クーペシルエットでも十分なヘッドクリアランス
  • 乗降性:リアドアの開口部を十分に確保
  • 視界:後方視界を妨げない設計

リアウィンカー位置の変更

現行モデルで指摘されているリアウィンカーの視認性について、次期モデルでは改善が期待されます。より目立つ位置への配置や、LEDの採用による視認性向上が望まれます。

安全装備の進化予想

Toyota Safety Senseの最新版

新型ハリアーには、最新の予防安全パッケージが標準装備されるでしょう:

  • プリクラッシュセーフティ:昼夜の歩行者・自転車・バイク検知
  • レーントレーシングアシスト(LTA):高度な車線維持支援
  • アダプティブハイビームシステム(AHB):自動ハイビーム制御
  • ロードサインアシスト(RSA):標識認識機能
  • レーンディパーチャーアラート(LDA):車線逸脱警報

新機能の追加予想

  • Advanced Park:自動駐車支援システムの高度化
  • 360度カメラ:全方位モニターの高画質化
  • ブラインドスポットモニター(BSM):死角監視の精度向上
  • SEA(安全降車アシスト):後方接近車両の検知と警告
  • デジタルインナーミラー:後方視界を常に確保

価格設定の予想

新型ハリアーの価格は、最新技術の採用により現行モデルより上昇すると予想されます:

予想価格帯:

  • ガソリンターボモデル:350万円〜450万円
  • ハイブリッドモデル:400万円〜520万円
  • プラグインハイブリッド(PHEV)モデル:600万円〜

現行モデルのスタート価格が312.8万円であることを考えると、約40万円程度の価格上昇が見込まれます。ただし、装備の充実度を考慮すれば、コストパフォーマンスは維持されるでしょう。

グレード構成の予想

現行モデルと同様の構成が基本となる見込みです:

  1. エントリーグレード(S):必要十分な装備でコストパフォーマンス重視
  2. 中間グレード(G):充実した装備と質感のバランスモデル
  3. 上級グレード(Z):先進装備と豪華な内装
  4. 最上級グレード(Z Leather Package):本革シートと最高級の質感

競合車との比較

レクサスRXとの関係

かつてハリアーとRXは兄弟車でしたが、現在は完全に独立。次期ハリアーは:

  • 差別化されたデザイン:RXのレクサスらしい洗練さに対し、ハリアーは独自の個性を追求
  • 価格帯の明確な区分:ハリアーは350万円〜、RXは600万円〜
  • ターゲット層の違い:ハリアーはより若い世代や実用性重視のユーザー向け

RAV4との差別化

同じTNGA-Kプラットフォームを共有するRAV4とは:

  • デザインコンセプト:RAV4のアクティブSUVに対し、ハリアーは都会的プレミアムSUV
  • 全長・全幅:ハリアーの方が大きく、より存在感のあるサイズ
  • 価格差:ハリアーは約30万円高い設定
  • ターゲット:RAV4はアウトドア派、ハリアーは都市生活者

国内外の競合車

次期ハリアーが意識する競合車:

  • マツダ CX-60:日本のプレミアムSUV
  • 日産 エクストレイル:人気のミドルサイズSUV
  • ホンダ ZR-V:新型SUVとして注目
  • 欧州プレミアムブランド:BMW X3、メルセデス・ベンツ GLC、アウディ Q5など

発売時期と今後のスケジュール

2027年12月発売予定

現行モデルが2020年6月発売だったことを考えると、7年でのフルモデルチェンジは妥当なサイクルです。

予想スケジュール:

  • 2025年:マイナーチェンジの可能性(ただし大幅な変更はなし)
  • 2026年秋:次期モデルのティーザー開始
  • 2027年10月:正式発表
  • 2027年12月:発売開始

2025年のマイナーチェンジは?

一部で噂される2025年の大規模マイナーチェンジについては、可能性は低いと見られています。理由は:

  1. 新世代パワートレイン:1.5Lターボは大幅な設計変更が必要
  2. プラットフォーム:TNGA-Kの改良も含まれる可能性
  3. 開発リソース:マイナーチェンジよりフルモデルチェンジに注力

ただし、小規模な改良(ディスプレイのアップデート、特別仕様車の追加など)は実施される可能性があります。

ハリアーの歴史とブランド価値

高級クロスオーバーSUVのパイオニア

1997年の初代登場以来、ハリアーは日本の高級クロスオーバーSUV市場を切り開いてきました:

  • 初代(1997-2003):「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバー」
  • 2代目(2003-2013):ハイブリッドモデルの追加で環境性能を向上
  • 3代目(2013-2020):レクサスRXから完全独立
  • 4代目(2020-現在):クーペライクなデザインで新時代へ

ブランドアイデンティティ

ハリアーのブランド価値は:

  1. 都会的な洗練さ:スポーティさと上品さの融合
  2. プレミアム感:価格以上の高級感
  3. 日本市場への最適化:日本のユーザーニーズを熟知した設計
  4. ステータスシンボル:所有する喜びを感じさせる特別感

まとめ:2027年新型ハリアーへの期待

2027年に登場予定のトヨタ新型ハリアーは、以下の点で大きな進化が期待されます:

外観デザイン:

  • ロー&ワイドなスタンスによるスポーティなスタイリング
  • 空力性能を追求した彫刻的なボディデザイン
  • 新世代パワートレインによる低いボンネット位置

内装デザイン:

  • AI対応の最新インフォテインメントシステム
  • プレミアム素材を多用した上質な室内空間
  • 後席居住性の改善とラゲッジスペースの使い勝手向上

技術革新:

  • 1.5L直列4気筒ターボの新世代エンジン
  • ハイブリッド・PHEVの高効率化
  • 最新の安全装備と運転支援システム

懸念点:

  • ボディサイズの適度な拡大(日本の道路事情への配慮)
  • クーペフォルムと実用性のバランス
  • 価格上昇と装備充実度のバランス

トヨタが誇るプレミアムSUVとして、新型ハリアーは伝統を受け継ぎながらも、革新的な技術とデザインで新時代を切り開くモデルとなるでしょう。正式発表まであと2年、続報に期待が高まります。

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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