テスラはEV4ドアピックアップトラック新型「サイバートラック(Cybertruck)」の量産モデルを2023年11月30日(米国現地時間)発表した。2019年11月22日に初めて公開されてから4年後に開催、予定より約2年遅れて発売となる。オースティンのギガファクトリー・テキサスで開催されるイベントで、ついに最初の量産型サイバートラック10台を納車した。車両価格は後輪駆動 (RWD)モデルが60,990ドル(約900万円)、全輪駆動 (AWD)モデルが79,900(約1,180万円)ドル、上位グレード(AWD)モデルが99,990ドル(約1,476万円)と発表された。
テスラは「サイバートラック」を2019年11月22日(現地時間)から開催させるロサンゼルスモーターショー2019にて世界初公開した。エクステリアデザインは正に「斬新」番人受けを狙っていないデザインのこの車種はどの様なモデルなのか?
テスラ 新型「サイバートラック」について
ボディサイズは全長5,885mm、全幅2,027mm、全高1,905mm、ホイールベース3,807mm。地上高約400mm。ステンレス鋼のモノコック構造を採用。サイバートラックのエクステリアは殆どが直線で構成されている。ボディパネルに「ウルトラハード 30X コールドロール ステンレススチール」というステンレス合金を使用している。また、ガラスには超強力ガラスとポリマーレイヤー複合材による「テスラ アーマーガラス」を採用。エアサスペンションを採用。ピックアップトラックをポルシェの様に扱えるとし、ポルシェ「911」を超える加速性能、35度の進入角度で立派なオフロード能力。28度の出発角度と最大16インチの地上高。フォード「F-150」よりもパワフルなけん引力を持つ。ドライブトレインには以下の3つのタイプを設定。
シングルモーター後輪駆動モデル 航続距離402km、3,400kgの牽引定格、6.5秒で0-96km/h。
デュアルモーター全輪駆動モデル、航続距離547km、けん引定格4,535kg、4.1秒で0-96km/h、システム最高出力600hp、2024年出荷開始。
トライモーターフラッグシップモデルは、航続距離804kmを超える、6,350kgの牽引定格、2.6秒で0-96km/h、システム最高出力845hp、2024年発売。
トライモーターはイーロンマスク氏によればポルシェ911よりも圧倒的な加速を提供するという。確かに、911 GT3 RSの0-100km/hを3.2秒となるため確かにフラッグシップモデルはそれを超えている。
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→【2023年】 0-100km/h加速 ランキング 国産・輸入車 速い車はこれだ! 世界トップ35
エアーサスペンションは車高調整が可能で荷台を下げが可能。ACアウトレット(100-220V)、電動バイク用の充電ポートも採用されている。
テスラ 新型「サイバートラック」エクステリア
サイバートラックのエクステリアは殆どが直線で構成されている。
テスラ 新型「サイバートラック」インテリア
サイバートラックはフロント3席、リア3席の6人乗りで、後席の下に収納スペースを設けている。フロントの中央シートは可倒式センターアームレストとすることもできる。ダッシュボードにはステアリングホイールと17インチのタッチスクリーンのみが設置されている。ステアリングホイールはレーシングカーのようなヨークステアリングを採用している。ダッシュボードは大理石のような外観をしており、紙・木部繊維・天然木顔料・非石油系樹脂から作られた紙複合材料で作られている。
テスラ 新型「サイバートラック」プロモート動画
テスラ 新型「サイバートラック」プレゼンテーション アクシデントについて
マスクはテスラの従業員にサイバートラックをテスラに強いことを証明するために、ハンマーで体を叩き、窓に金属製ボールを投げた。ステンレス製のボディは素晴らしいボディであることが証明されたが、窓は2回とも粉砕されてしまいました。
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