日産は「ジューク」のマイナーチェンジを行いオーストラリアモデルを2022年10月23日発表した。
日産 新型 ジューク 2023年 オーストラリアモデル
「ジューク」は更新された日産のエンブレムを着用、ボディカラーにセラミックグレーとマグネティック ブルー (ビビッド ブルーに代わる) シェードが追加され、特定のグレード用に新しい 17インチ アロイ ホイールデザインが追加されました。
「ジューク」は「ST」「ST+」「ST-L」「ST-L+」「Ti」の 5つのグレードで提供される。エントリーレベルの「ST」と「ST+」には新しい17インチ ホイールが追加され、「ST-L」には黒のトリムと革のアクセントが付けられ、キャビン内には白いステッチが施されている。「ST-L」から、すべてのジュークにはトランクに新しいラゲッジ ボードが装備され、近接ロックとロック解除を備えた新しいインテリジェントキーシステムが装備。最後に、フロント ヘッドレストに統合された UltraNearfield スピーカーを備えたBoseオーディオ システムは、「ST-L+」および「Ti」トリムの背面に 2 つの追加スピーカーを獲得し、合計10個採用する。
2代目 ジューク フルモデルチェンジ について
フルモデルチェンジした2代目となる新型ジュークはエクステリアデザインは先代モデル特徴である象徴的な円形ヘッドランプを継承した、上部には水平ラインのLEDライトから流れる様に大型Vモーショングリルに繋がる。更にCピラーに「フローティングルーフ」デザインを採用。
新型マーチ(マイクラ)やルノーキャプチャーから採用された新CMF-Bプラットフォームを採用する。CMF(Common Module Family、コモン・モジュール・ファミリー)とは日産自動車とルノーが共同開発した、プラットフォーム基本的に「コックピット」、「エンジン」、「フロントアンダーボディ」、「リヤアンダーボディ」の各モジュールに「電子アーキテクチャー」を加えた5つのモジュールから構成されるのがCMFである。先代モデルで採用していた17インチホイールから、19インチホイールを採用。更にボディサイズを拡大、室内空間も広くなった。更に先進安全技術「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」をはじめとする 「セーフティシールド360」「プロパイロット」など搭載。
インテリアはインパネの上面にソフトパットを使用し高級感を高めた。NissanConnectインフォテインメントシステムは、Apple CarPlay、Android Auto、およびGoogle Assistantと互換性のある8インチタッチスクリーンディスプレイを採用。電動パーキングブレーキ&ホールドを採用。
2代目 ジューク スペック(海外モデル)について
新型ジュークの海外モデルには「1.0L 直列3気筒ターボエンジン」を搭載。最高出力86kW(117ps)、最大トルク200Nm、6速マニュアルトランスミッションまたは7速DCTデュアルクラッチトランスミッションの組み合わせ。
スペック | 新型ジューク |
---|---|
全長 | 4,210mm |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,595mm |
ホイールベース | 2,636mm |
エンジン | 1.0L 直列3気筒ターボエンジン |
最高出力 | 86kW(117ps) |
最大トルク | 200Nm |
トランスミッション | 6速MT/7速DCT |
2代目 ジューク 先進安全技術 「セーフティシールド360」「プロパイロット」など搭載
「 360° セーフティアシスト」は、7種類の先進運転支援システムで構成される。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アダプティブハイビームアシスト/ハイビームア」「後退時車両検知警報 RCTA」「インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)」「RCTA 後退時車両検知警報」「標識検知機能」を採用。
インテリジェント エマージェンシーブレーキ
フロントカメラで前方の車両(約10〜80km/h)や歩行者(約60km/h以下)を検知。夜間走行時にも動作。衝突の可能性が高まるとメーター内ディスプレイへの警告表示とブザーで注意を喚起し、ドライバーに回避操作を促します。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、ブレーキによる衝突回避操作をサポート、または衝突時の被害や傷害を軽減。
踏み間違い衝突防止アシスト
進行方向に壁などがある場所での駐車操作中(約15km/h未満)、ブレーキ操作が遅れたり、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまった場合、警告すると共にエンジン出力やブレーキを制御し、過度の加速や衝突防止を支援。車両や歩行者の検知。
インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)
意図せず走行車線を逸脱しそうな場合、表示と音で注意を喚起。
アダプティブハイビームアシスト/ハイビームアシスト
前方検知用のカメラで、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替え。
RCTA 後退時車両検知警報
後退時に後方を横切ろうとする車両に衝突する恐れがあるとき、警報によってドライバーに注意を促す。
インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)
死角になりやすい隣接レーンの後側方を走行する車両を検知すると、ドライバーに表示で知らせ、さらに車線変更を開始した場合には、警報とともに車両をもとの車線内に戻すような力を発生し、隣接レーンの車両との接触を回避するようアシスト。
標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)
フロントカメラにより前方の「車両進入禁止標識」「最高速度標識」「一時停止標識」を検知。メーター内ディスプレイへの警告表示とブザーでドライバーに伝える。
2代目 ジューク オプション 採用
インテリジェント ルームミラー
インテリジェント ルームミラーは、車両後方のカメラ映像をミラー面に映し出す。
インテリジェント クルーズコントロール
先行車を検知している場合、ドライバーが設定した車速(約30~100km/h)を上限として、停止~約100km/hの範囲で先行車との車間を保つよう追従走行。
インテリジェント アラウンドビューモニター
上空から見下ろしているかのような映像をディスプレイに映し出し、
スムースな駐車をサポート。
プロパイロット
高速道路で負担を感じる二大シーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがサポート。
プロパイロット パーキングアシスト
3ステップの操作だけで駐車完了するまでドライバーをアシスト。ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト、さらにパーキングブレーキまですべて制御。
日産 ジューク