ホンダは、EV(電気自動車)「e:N」シリーズ第2弾として中国市場で2024年初頭発売予定の「e:NP2 プロトタイプ」「e:NS2 プロトタイプ」を、2023年4月18日から開催された「上海モーターショー2023」で世界初公開した。
今回発表した「e:NP2 プロトタイプ」と「e:NS2 プロトタイプ」は、e:Nシリーズ第2弾として2024年初頭の発売を予定。また、e:Nシリーズ第3弾となる「e:N SUV 序(xù)」のコンセプトモデルも公開、量産モデルを2024年内に発売予定。更に、ホンダは中国市場において「2035年までにEVの販売比率100%」の達成を目指すことを明らかにしている。
e:NP2 Prototype・e:NS2 Prototype
e:Nシリーズ第2弾となるこれらのモデルは、e:Nシリーズ共通のコンセプトである「動」・「智」・「美」を磨き上げ、既存モデルの枠にはまらない新たな価値を持ったEVを目指した。それぞれのモデルが目指す世界観をデザインへ落とし込み、e:NP2 Prototypeはシームレスで洗練されたスマートな未来感を、e:NS2 Prototypeは見る人に刺激を与えるエモーショナルな未来感をそれぞれ表現。
e:N SUV 序
e:Nシリーズ第3弾となるこのコンセプトモデルは、e:Nシリーズ共通のコンセプトである「動」・「智」・「美」を新たな次元へと引き上げることを目指した。
HondaブランドEV 「e:N」シリーズとして発売
カーボンニュートラルの実現を目指す電動化技術「e:Technology」に、New/Nextといった次世代に向けた新たな価値創造を表すNを冠した「e:N」シリーズは今後5年間で10車種を発売し、輸出も視野に展開する予定。
e:Nシリーズ 3つのコンセプトモデル
今後5年以内の発売を目指して3つのコンセプトモデル「e:N COUPE Concept」「e:N SUV Concept」「e:N GT Concept」の開発を進めている。
e:Nシリーズ専用の新しい「e:Nアーキテクチャ」を開発し、CATLがバッテリーを提供。パワートレインの詳細はまだ少し不明ですが、e:Nラインナップの最初の2つのモデルであるe:NS1とe:NP1は、中国のテストサイクルで311マイル(500 km)以上の航続距離、8秒未満で0-62 mph(0-100 km / h)から加速すると言われている。最新の Honda SENSING 360 、Honda CONNECT、Digital Cockpitテクノロジーを統合する。
全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」を採用
全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」を2022年に中国から適用開始。2030年までに、中国を含む先進国の四輪車全ラインアップへの適用。
ホンダニュースリリース