ホンダは新型電気自動車「Honda e」を2020年8月27日発表、2020年10月30日から発売する。価格は4,510,000円~4,950,000円。2020年9月8日の時点で注文受付数が第1期の販売予定台数に達したため、注文を一時停止するとアナウンスされた。2019年3月7日に開催されるジュネーブモーターショー 2019にてプロトタプとなる「Honda e」を世界初公開した。2019年9月12日から開催されるフランクフルトモーターショー2019で公式発表した。2019年10月24日~11月4日(プレスデー2019年10月23日〜24日)に開催予定の東京モーターショー2019で日本で初公開。
欧州(英国、ドイツ、フランス、ノルウェー)では、26,160ポンド(約347万円)〜28,660ポンド(約381万円)で販売。専用のオンライン予約Webサイトで、英国では800ポンド(約11万円)の返金可能な予約料を支払うことで、「Honda e」の早期ビルド枠を確保でる。
市販化を予定する電気自動車のプレビュー「Honda Urban EV Concept (アーバンEVコンセプト)」をプレスデー2017年9月12日~13日、一般公開日9月16日~24日に開催されるフランクフルトモーターショー2017に世界初公開した。
2019年9月12日開催されるフランクフルトモーターショー 2019にて量産モデル「Honda e」を公開する。
新型Honda eについて
新開発のEV専用プラットフォームを採用。街乗りを重視し、コンパクトボディーでありながらロングホイールベースとし、後輪駆動を採用。重量配分は50:50とし安定性とハンドリング性能を最適なバランスを取っている。高容量35.5 kWhリチウムイオン電池はタイプ2 「ACコネクタ」か「CCS2 DC急速充電器」のどちらかを使うことができる。EV走行距離、約 218kmを達成。30分で80%まで充電が可能な急速充電にも対応している。0-100km/h加速は約8秒。ポップアップ式のドアハンドル、ドアミラーの役割を持つ「サイドカメラミラーシステム」を搭載。日本で多い細い道でも楽に運転が可能な回転半径約4.3mとし軽自動車並とている。(同社の大人気車種「N-BOX」の最小回転半径はFFモデルで4.5mである。)Honda SENSING(ホンダ センシング)全車標準搭載。BピラーにNFCを搭載。スマートフォンでの施錠を可能にする。
新型Honda e 日本モデル 価格グレード
タイプ | モーター | 乗車 定員 | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
Honda e | 100kW(136PS)/ 3,078-11,920rpm | 4名 | RR | 4,510,000円 |
Honda e Advance | 113kW(154PS)/ 3,497-10,000rpm | 4名 | RR | 4,950,000円 |
新型Honda e スペック
スペック | 新型 Honda e | |
---|---|---|
全長 | 3,895mm | |
全幅 | 1,750mm | |
全高 | 1,495mm | |
モーター | 高出力電動モーター | |
最高出力 | 100kW(136PS)/ 3,078-11,920rpm |
113kW(154PS)/ 3,497-10,000rpm |
最大トルク | 315Nm(32.1kgm)/ 0-2,000rpm |
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リチウムイオン電池 | 容量35.5 kWh | |
急速充電 80% | 30分 | |
WLTC航続距離 | 283km | 259km |
駆動方式 | FR | |
乗車定員 | 4名 | |
価格(10%) | 4,510,000円 | 4,950,000円 |
新型Honda e サイドカメラミラーシステムを標準搭載
「サイドカメラミラーシステム」を、ホンダの小型電動車「Honda e」に標準装備する。サイドミラーの代わりにコンパクトなリアビューカメラを配置、ダッシュボードの両端にある車内に配置された2つの6インチスクリーンにライブ画像を映し出す。
カメラは「Honda e」の幅内に収まっており、ホイールアーチを越えては伸びていない。これにより、従来のドアミラーと比較して視認性が向上し、空力抵抗が約90%減少。コンパクトカメラだけで、自動車全体の空力効率が3.8%向上する。小型カメラはまた、高速では従来のサイドミラーよりも風切り音が少なく、静かな走行に貢献する。
新型Honda e ダッシュボード 全面ディスプレイ採用
ダッシュボードに12.3インチのLCDデュアルタッチスクリーンを採用。両サイドはデジタルインナーミラーを表示するディスプレイである。AIアシスタント機能「Honda Personal Assistant(なホンダパーソナルアシスタント)」音声コマンド「OKホンダ」により起動する。スマートフォンアプリ「My Honda+」を提供しリモートで接続や車両のロック、ロック解除ができる。
新型Honda e Honda SENSING 全車標準搭載
Honda SENSING(ホンダ センシング)全車標準搭載。
衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)前走車、対向車、歩行者との衝突回避を支援。約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車両や歩行者、または対向車両(二輪車や自転車等を除く)に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。対向車両(二輪車や自転車等を除く)と歩行者に対しては、自車が約80km/h以下で走行中の場合に作動します。
路外逸脱抑制機能 車線を検知し、はみ出さないように支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
LKAS(車線維持支援システム) 車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
ACC 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール 適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。30km/h~約100km/hで作動します。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用してください。
標識認識機能 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。
誤発進抑制機能 不注意による急発進を防止し注意を喚起。停車時や約10km/h以下で走行しているとき、自車のほぼ真正面の近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑制し、急な発進を防止するとともに、音と表示で接近を知らせます。
先行車発進お知らせ機能 停止時に、先行車が発進したことをお知らせ。
後方誤発進抑制機能 後方に障害物があるにも関わらず、セレクトレバーがR(リバース)の状態でアクセルペダルを強く踏み込んだ際、急な後退を抑制する機能。
オートハイビーム 対向車や前走車を検知し、 自動でハイ/ロービームを切り換え。良好な視界の確保に貢献するとともに、切り換え操作の頻度も低減。
システム 装備 | 新型 Honda e |
---|---|
衝突軽減ブレーキ CMBS | ◯ |
誤発進抑制機能 | ◯ |
近距離衝突軽減ブレーキ | ◯ |
歩行者事故低減ステアリング | ◯ |
路外逸脱抑制機能 | ◯ |
ACC | ◯ |
LKAS | ◯ |
先行車発進お知らせ機能 | ◯ |
標識認識機能 | ◯ |
後方誤発進抑制機能 | ◯ |
オートマチックハイビーム | ◯ |
ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」どうなのか?
新型Honda e ボディカラー 全7色について
プラチナホワイト・パール ※1
チャージイエロー(Honda新色)
ルナシルバー・メタリック
モダンスティール・メタリック
クリスタルブラック・パール
プレミアムクリスタルブルー・メタリック ※2
プレミアムクリスタルレッド・メタリック ※2
※1 38,500円 高
※2 60,500円 高
ホンダ EV車 今後について
今後のホンダは本格的にEVモデルを販売していく。
ホンダ 新型 X-NV CONCEPT 中国専用EV ヴェゼル ベース 上海モーターショー2019世界初披露
ホンダ 新型 フィット EV フルモデルチェンジ 2020年発売
ホンダ 新型 電気自動車 Honda Sports EV Concept EV性能と人工知能(AI)を組み合わせ 2019年発売
Honda e スパイショット
海外では既に「Urban EV」のテスト走行が行われておりスパイショットの撮影にも成功している。
ドアミラーの代わりに左右の小型カメラで両サイドをモニターに表示する「サイドカメラミラーシステム」を採用する。インテリアデザインに調和させて違和感のないデザインとした。
アーバンEVコンセプトについて
アーバンEVコンセプトは新開発のEV専用プラットフォームを採用し2019年の発売を予定するコンパクト電気自動車のコンセプトモデルである。エクステリアサイズは全長をフィットから100mm小型化したサイズとなる。インテリアにウッドトリムアクセントを採用しシートは前後列ベンチシート形状、4人乗りである。パノラミックインフォテインメントシステムを採用。車両のフロント部分には充電状況やドライブへの助言、挨拶などを多言語で表示できるディスプレイが設置、他の道路利用者へメッセージを表示することが可能だ。スリムなAピラーとワイドな前面ガラスにより、遮るものを最小限に抑え圧倒的な開放感を実現しフロントドアにはリアヒンジ式のコーチドアを採用。木目調のフローティングコンソールを持つダッシュボードは、コンソール裏から左右ドアにまで伸びたスクリーンに囲まれ、両サイドのスクリーンはサイドミラーの機能として車両外部に取り付けられたカメラの映像を映し出す。新型バッテリーを搭載される。
今後新しい情報が入りたいお伝え致します。
2019年 世界各国 モーターショー スケジュール 出展車両まとめ
ホンダニュースリリース
https://www.honda.co.jp/news/2017/4170912.html
https://www.honda.co.jp/news/2017/c170929.html
https://www.honda.co.jp/news/2019/4190227.html
https://www.honda.co.jp/news/2019/c190508b.html
https://www.honda.co.jp/news/2019/c190926.html
https://www.honda.co.jp/news/2020/4200827-honda-e.html
Honda e