トヨタの人気クロスオーバーSUV「カローラクロス」が、2025年5月9日にマイナーチェンジを実施し、さらに魅力的に進化します!2021年の登場以来、そのスタイリッシュなデザインと実用性で幅広い層に支持されてきたトヨタ カローラクロス。2025年、待望のビッグマイナーチェンジが実施され、内外装の刷新、安全装備の充実、そしてパワートレインの進化など、多岐にわたる改良が加えられる予定です。
この記事では、カローラクロスの2025年マイナーチェンジに関する最新情報を徹底的にまとめ、価格、納期、そして気になるGR SPORTの情報まで詳しく解説します。
トヨタ新型カローラクロス マイナーチェンジ ポイントまとめ
エクステリア
- フロントバンパー:ワイド化、グリルメッシュと一体化
- リアバンパー:下部デザイン変更、モデル名ロゴを中央に配置
- 全体的に:質感が向上、アクティブな印象に
インテリア
- 新色:ダークローズ
- フロントシートベンチレーション採用
- メーターディスプレイ:Zグレードで12.3インチに大型化
- ディスプレイオーディオ:コネクティッドナビ対応、車内Wi-Fi利用可能
パワートレイン
- 2Lガソリンエンジン新設定(170ps/20.6kgm)
- ハイブリッドシステム:第5世代へ進化
- GR SPORT専用:2Lハイブリッド設定
安全装備
- トヨタセーフティセンス:最新版、昼間の自転車、夜間の歩行者検知
- プロアクティブドライビングアシスト
- 横断歩行者検知機能
ボディサイズ
- ヤリスクロスとRAV4の中間サイズ
- 最小回転半径:クラストップレベルの5.2m
- サスペンション:快適な乗り心地と操縦安定性を両立
価格
- 既存グレード:約10万円アップ
- GR SPORT:シリーズ最上位モデル
発売日
- 2025年4月予定
トヨタ 新型 カローラクロス マイナーチェンジ 進化したエクステリアデザイン
今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインが大幅に刷新され、より洗練された印象に生まれ変わります。フロントバンパーはワイド化され、グリルメッシュと一体化することで、より存在感のある精悍な顔つきに進化。リアバンパーも下部デザインが変更され、中央に配置されたモデル名ロゴがアクティブな印象を際立たせます。
これらの変更により、新型カローラクロスは、都会にもアウトドアにも映える洗練されたSUVへと進化しました。
トヨタ 新型 カローラクロス マイナーチェンジ 質感の高いインテリア
インテリアでは、新色のダークローズが追加され、上質な空間を演出。さらに、フロントシートベンチレーションを採用することで、快適性が向上しました。メーターディスプレイは、Zグレードで12.3インチに大型化され、視認性が向上。ディスプレイオーディオは、コネクティッドナビに対応し、車内Wi-Fiも利用可能になるなど、利便性が大幅に向上しました。
トヨタ 新型 カローラクロス マイナーチェンジ で GR SPORTグレードが新登場
新型カローラクロスには、GR SPORTグレードが新たに設定されます。GR SPORTは、スポーティな内外装デザインに加え、専用の補強ブラケットでボディ剛性を高め、よりシャープなハンドリングを実現しています。さらに、専用チューニングが施されたスポーツサスペンションと電動パワーステアリングが、キビキビとした走りを叶えます。
パワートレインは、従来のガソリンエンジンに加え、ベースモデルの1.8Lから排気量を拡大した2Lハイブリッドも選択可能になります。よりパワフルな走りを求める方には、ハイブリッドモデルがおすすめです。
トヨタ 新型 カローラクロス マイナーチェンジ 安全装備の充実
安全装備も充実しています。最新のToyota Safety Senseは、昼間の自転車や夜間の歩行者も検知可能となるなど、機能が強化されました。さらに、プロアクティブドライビングアシストや横断歩行者検知機能も追加され、安全性が向上しています。
トヨタ 新型 カローラクロス マイナーチェンジ スペック について
基本的なスペックに変更はないと予想されています。2023年にエンジンを変更したばかりなので、今回は大きな変更はないでしょう。
スペック | カローラクロス ハイブリッド | カローラクロス |
---|---|---|
全長 | 4,490mm | 4,490mm |
全幅 | 1,825mm | 1,825mm |
全高 | 1,620mm | 1,620mm |
ホイールベース | 2,640mm | 2,640mm |
エンジン | 直4 DOHC 1.8L+ モーター (リダクション機構付き シリーズパラレル ハイブリッド) | 2.0L直噴 直列4気筒エンジン 「Dynamic Force Engine」 |
最高出力 | 72kW(98ps)/ 5,200rpm | 125kW(170ps)/ 6,600rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/ 3,600rpm | 202Nm(20.6kgm)/ 4,900rpm |
フロントモーター 最大出力 | 70kW(95ps) | – |
フロントモーター 最大トルク | 185Nm(18.9kgfm) | – |
リアモーター 最大出力 | 30kW(41ps) | – |
リアモーター 最大トルク | 84Nm(8.6kgfm) | – |
システム出力 | 103kW(140ps) | – |
トランス ミッション | 無段階変速機 | Direct Shift-CVT |
最小回転半径 | 5.2m | 5.2m |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
WLTCモード 燃費 | 26.4km/L(2WD) 24.5km/L(4WD) | 16.6km/L |
トヨタ 新型 カローラクロス マイナーチェンジ 価格について
GRスポーツが、新たに追加されます。さらに価格改定が行われ、現行価格よりも10万円ほどアップすることが予想されます。
トヨタ カローラクロス 2024年 現時点の価格
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 定員 | 新価格 (10%) |
---|---|---|---|---|---|
G“X” | 1.8L 直列4気筒 DOHCエンジン | Super CVT-i | 2WD | 5名 | 2,184,000円 |
G | 2WD | 2,410,000円 | |||
Z | 2WD | 2,900,000円 | |||
HYBRID G | 直列4気筒DOHC 1.8L +モーター(THSⅡ) | 電気式 無段変速機 | 2WD | 2,760,000円 | |
4WD (E-Four) | 2,969,000円 | ||||
HYBRID S | 2WD | 2,980,000円 | |||
4WD (E-Four) | 3,189,000円 | ||||
HYBRID Z | 2WD | 3,250,000円 | |||
4WD (E-Four) | 3,459,000円 |
トヨタ 新型 カローラクロス マイナーチェンジ 発売日
新型カローラクロスは、2025年5月9日の発売が予定されています。
トヨタ 新型 カローラクロス マイナーチェンジ モデルを選ぶべきか?
新型カローラクロスは、エクステリアデザインの刷新、インテリアの質感向上、GR SPORTグレードの追加、そして安全装備の充実など、大幅な進化を遂げています。
- 最新の装備や安全性を求める方
- スポーティな走りを楽しみたい方
- より上質なSUVを求める方
上記に当てはまる方は、新型カローラクロスを検討する価値は大いにあります。
2025年モデルは何ヶ月待ちか?
2025年2月現在、カローラクロスの納期は公式発表では約5ヶ月~6ヶ月となっています。これはあくまで目安であり、グレードやオプション、販売店、そして生産状況によって変動する可能性があります。
納期 約5~6ヶ月程度
販売店納期
- ガソリン車 納期予定 お近くの店舗にお問い合わせください
- ハイブリッド車 納期予定 お近くの店舗にお問い合わせください
公式ページ
- ガソリン車 納期予定 お近くの店舗にお問い合わせください
- ハイブリッド車 納期予定 お近くの店舗にお問い合わせください
KINT納期
どうしても早く手に入れたい人はKINTOを選択することで約2ヶ月程度で納車が可能な様です。
- 納期目処:1.5~2ヶ月程度 生産状況等の変化により、納期目処より遅れる可能性があります。
ただし、これはあくまでも一般的な目安です。 実際には、以下の要素によって納期が前後する可能性があります。
2024年販売台数
カローラクロスが発売された2021年に発表された月間目標販売台数は4,400台となっています。しかし、2025年現在は、その目標代位数を大きく上回る平均6,000台以上を生産・販売しています。
年月 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | 合計 |
---|---|---|---|
2024年1月 | 560台 | 4,950台 | 5,510台 |
2024年2月 | 810台 | 5,760台 | 6,570台 |
2024年3月 | 1,310台 | 7,200台 | 8,510台 |
2024年4月 | 810台 | 5,650台 | 6,460台 |
2024年5月 | 470台 | 5,640台 | 6,110台 |
2024年6月 | 530台 | 6,300台 | 6,830台 |
2024年7月 | - | - | - |
2024年8月 | 350台 | 5,240台 | 5,590台 |
2024年9月 | 390台 | 6,130台 | 6,520台 |
2024年10月 | 290台 | 7,210台 | 14,865台 |
2024年11月 | 400台 | 7,820台 | 16,193台 |
2024年12月 | 430台 | 5,780台 | 166,956台 |
納期短縮のポイント
新型カローラクロスの納期を少しでも短縮したい方は、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 在庫車を探す: 販売店に在庫車があるか確認してみましょう。在庫車があれば、納期を大幅に短縮できます。
- グレード・オプションを見直す: 納期が長引く傾向にあるハイブリッドモデルや上級グレード、人気オプションを見直すことで、納期を短縮できる可能性があります。
- 複数の販売店に問い合わせる: 販売店によって在庫状況や納期が異なる場合があります。複数の販売店に問い合わせて、最も早く納車できる販売店を選びましょう。
カローラクロスが発売されるまでのカローラの歴史
トヨタ自動車が誇る、世界で最も愛された車「カローラ」。その歴史は1966年に始まり、2021年には世界販売台数5000万台を突破しました。
カローラシリーズの累計販売台数は、2021年7月に世界で5000万台を突破し、最も多く販売された自動車のブランドとして、ギネス世界記録に認定されています。
そんなカローラがクロスとして新しく生まれ変わったのは2021年9月。ここではクロスが発売されるまでのカローラの歴史をご紹介します。
1966年 – 初代カローラ (E10型)
当時の大衆車であったパブリカと、小型車コロナの中間を埋める1000ccクラスの5人乗り2ドアセダンとして誕生しました。
「80点主義+α」をテーマに開発されたカローラは、1969年には国内乗用車登録販売台数で首位を獲得。その後、1974年には車名別生産台数で世界一になるなど、日本のモータリゼーションをけん引しました。
新開発の1.1L直列4気筒エンジンを搭載し、4速MTとFF駆動方式を採用。 1969年には日本国内販売台数1位を獲得し、国民車としての地位を確立しました。
1970年 – 2代目カローラ (E20型)
「ちょっとうれしいカローラ」というキャッチコピーとともに、2代目カローラが登場。 ボディバリエーションを増やし、1.2L、1.4L、1.6Lの3種類のエンジンを搭載。 1971年にはカローラレビンが誕生し、スポーティなイメージも確立しました。
先代の2ドアセダンに加え、4ドアセダン、2ドアクーペ、そしてバンを追加しました。ボディやエンジンの種類が豊富になったことで、幅広い層に支持されるようになりました。
1974年 – 3代目カローラ (E30型)
「カローラ30(さんまる)」という愛称で親しまれた3代目カローラ。 オイルショックや排出ガス規制などの社会情勢に対応しながら、世界一の販売台数を記録。 1.2L、1.4L、1.6Lのエンジンに加え、1.8Lディーゼルエンジンも搭載。
オイルショックの煽りを受けながらも、世界一の販売台数を誇りました。排出ガス規制をクリアしながらも、世界で初めて「リーンバーンエンジン」を搭載し、低燃費を実現しました。
1979年 – 4代目カローラ (E70型)
「いい友、誕生。」というキャッチコピーとともに、4代目カローラが登場。 丸みを帯びたデザインとなり、空力性能も向上しました。 1.3L、1.5L、1.8Lのガソリンエンジンと、1.8Lディーゼルエンジンを搭載。
当時のトレンドであった直線基調のデザインが採用されました。また、FF化が進む中でFRレイアウトを守り続け、1981年にはカローラシリーズの累計販売台数が1000万台を突破しました。
1983年 – 5代目カローラ (E80型)
「素敵に、スポーティーハンサム。」というキャッチコピーとともに、5代目カローラが登場。 カローラとしては初のFFとなり、走行性能が大幅に向上しました。 1.3L、1.5L、1.6Lのガソリンエンジンと、1.8Lディーゼルエンジンを搭載。
このモデルから、駆動方式がFFに変更されました。サスペンションは4輪独立懸架となり、乗り心地と操縦安定性が向上しました。
1987年 – 6代目カローラ (E90型)
「ニッポンの自動車の新しい物語が始まります。」というキャッチコピーとともに、6代目カローラが登場。 さらに丸みを帯びたデザインとなり、内装の質感も向上しました。 1.3L、1.5L、1.6Lのガソリンエンジンと、1.8L、2.0Lのディーゼルエンジンを搭載。
先代よりも丸みを帯びたデザインとなり、内装の質感も向上しました。ツーリングワゴンやリフトバックなど、ボディバリエーションも豊富になりました。
1991年 – 7代目カローラ (E100型)
「大きな、愛のようなカローラ」というキャッチコピーとともに、7代目カローラが登場。 バブル景気という時代背景もあり、内外装ともにクオリティが大幅に向上しました。 1.3L、1.5L、1.6Lのガソリンエンジンと、2.0L、2.2Lのディーゼルエンジンを搭載。
バブル景気という時代背景もあり、内外装ともにクオリティが向上しました。しかし、同時に価格も上昇したため、ユーザーからの批判もありました。
1995年 – 8代目カローラ (E110型)
「ずっといいですよ。」というキャッチコピーとともに、8代目カローラが登場。 5ナンバーサイズに戻され、価格も抑えられました。 1.3L、1.5L、1.6Lのガソリンエンジンと、2.0L、2.2Lのディーゼルエンジンを搭載。
7代目の反省から、「原点回帰」をテーマに開発されました。
2000年 – 9代目カローラ (E120型)
「変われるって、ドキドキ。」というキャッチコピーとともに、9代目カローラが登場。 「New Century Value」をテーマに、21世紀のベーシックカーを目指して開発されました。 1.3L、1.5L、1.8Lのガソリンエンジンと、2.2Lディーゼルエンジンを搭載。
2006年 – 10代目カローラ (E140/E150型)
「すべては、世界品質へ。」というキャッチコピーとともに、10代目カローラが登場。 ボディサイズが拡大され、3ナンバーとなりました。 1.4L、1.6L、1.8L、2.4Lのガソリンエンジンと、1.4L、2.0Lのディーゼルエンジンを搭載。
2012年 – 11代目カローラ (E170型)
「大人をドキドキさせる、上質コンパクト」をテーマに、11代目カローラが登場。 デザインや走行性能が向上し、ハイブリッドモデルも追加されました。 1.3L、1.5L、1.8Lのガソリンエンジンと、1.4Lディーゼルエンジン、1.8Lハイブリッドシステムを搭載。
2019年 - 12代目カローラ (E210型)
「あなたの真ん中へ。この世界の真ん中へ。」というキャッチコピーとともに、12代目カローラが登場。 TNGAプラットフォームを採用し、走行性能が大幅に向上しました。 1.2L、1.5L、1.8Lのガソリンエンジンと、1.8Lハイブリッドシステムを搭載。
カローラは、常に時代の変化に対応しながら、人々の生活に寄り添い、進化を続けてきました。2021年には世界累計販売台数5000万台を達成し、ギネス世界記録にも認定されました。これからもカローラは、世界中の人々に愛される車として、その歴史を刻み続けていくことでしょう。
2021年にシリーズ初のSUV「カローラクロス」が誕生しました。このように、カローラは時代に合わせて変化を続け、常に人々の生活に寄り添ってきました。カローラクロスは、カローラの新たな歴史を刻む1台として、今後も注目を集めることでしょう。
編集部から一言
今回のマイナーチェンジで、カローラクロスはデザイン、機能ともに大幅な進化を遂げました。トヨタのSUVラインナップの中でも、特に都会的で洗練されたモデルとして、新たな顧客層を獲得することが期待されます。
カローラクロスは年々改良を重ね、魅力的なモデルとして進化しています。その装備やデザインはクラスを超え、トヨタ車の中でも特にお買い得なモデルです。カローラシリーズらしい、さすがの一言ですね。今回のマイナーチェンジではエクステリアデザインが変更される見込みで、さらに魅力的な商品になるでしょう。そのため、人気が高まり、納期がさらに延びる可能性もあります。2025年5月9日の発売が待ち遠しい新型カローラクロス。SUV市場に新たな風を吹き込む存在となるでしょう。情報は随時更新しますので、早めの購入を検討される際にはチェックしていただければと思います。
カローラクロス