日産は新型「ノート e-POWER」の仕様向上 (年次改良)を行い「e-POWER X FOUR 」4WDモデル追加し2018年7月5日発売した。新生AUTECH 第二弾となる「新型 ノート e-POWER オーテック」も同時に発売された。価格:142万1280円~264万600円。2018年7月5日13時30分から「ノート e-POWER 4WD」発表記者会見が行われた。
新型ノート 仕様向上 (年次改良)について
2016年11月2日に発売した、新型ノート e-POWERに4WDモデル「X FOUR」追加する。
スイッチ操作で2WD←→4WDを選択でき、後輪を一時的にモーターで駆動する電動式4WDを採用。ガソリン車にe-POWERの一部グレードに採用してい「インテリジェント クルーズコントロール」「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」を採用し若干価格を上げているが標準装備としている。
新型ノート 仕様向上 (年次改良) 価格 グレードについて
直列3気筒DOHC 1.2Lエンジン CVT 駆動方式:2WD
S 1,421,280円
X 1,523,880円
X ブラックアロー 1,638,360円
MEDALIST X 1,734,480円
MEDALIST X ブラックアロー 1,805,760円
直列3気筒DOHC 1.2L 直噴スーパーチャージャー 駆動方式:2WD
X DIG-S 1,766,880円
X DIG-S ブラックアロー 1,838,160円
MEDALIST 2,091,960円
MEDALIST ブラックアロー 2,163,240円
直列3気筒DOHC 1.2L 駆動方式:4WD(モーターアシスト方式)
X FOUR 1,739,880円
X FOUR ブラックアロー 1,854,360円
MEDALIST X FOUR 1,950,480円
MEDALIST X FOUR ブラックアロー 2,021,760円
直列3気筒DOHC 1.2L +EM57モーター 駆動方式:2WD
e-POWER S 1,901,880円
e-POWER X 1,965,600円
e-POWER X ブラックアロー 2,090,880円
e-POWER MEDALIST 2,329,560円
e-POWER MEDALIST ブラックアロー 2,400,840円
直列3気筒DOHC 1.2L +EM57モーター 駆動方式:4WD
e-POWER X FOUR 2,237,760円
e-POWER X FOUR ブラックアロー 2,330,640円
e-POWER MEDALIST FOUR 2,569,320円
e-POWER MEDALIST FOUR ブラックアロー 2,640,600円
新型ノート 仕様向上 (年次改良) 「e-power X FOUR」について
雪国に住んでいると4WDモデルを選択する人が非常に多く、旧型のノートでe-POWERモデルは2WDしか存在せず、ノートで購入する場合にはマイルドハイブリッドモデルの直3 1.2Lエンジン 4WD(モーターアシスト方式)モデル「X FOUR」となる。ほぼクラスのホンダの新型フィットハイブリッドやを選択するかランクが上になる新型プリウス ハイブリッドなどを検討することになるだろう。しかし、今回の新型ノート e-POWERに4WDモデル「X FOUR」を追加することで他社へ販売が流れることがより無くなり販売力強化に繋がるという考えだろう。
新型ノート 仕様向上 (年次改良) スペックについて
スペック | 新型ノート |
新型 ノート |
|
---|---|---|---|
全長 | 4,100mm | ||
全幅 | 1,695mm | ||
全高 | 1,525mm | ||
ホイールベース | 2,600mm | ||
エンジン | 直列3気筒1.2L スーパーチャージャー |
直列3気筒1.2L エンジン |
直列3気筒1.2L エンジン+モーター |
最高出力 | 72kW(98PS)/ 5,600rpm |
58kW(79PS)/ 6,000rpm |
58kW(79PS)/ 5,400rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm) / 4,400rpm |
106Nm(10.8kgm) / 4,400rpm |
103Nm(10.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
モーター 最大出力 |
– | – | 80kW(109PS)/ 3,008-10,000rpm |
モーター 最大トルク |
– | – | 254Nm(25.9kgm)/ 0-3,008rpm |
定格出力 | – | – | 70kW(95PS) |
トランス ミッション |
– | エクストロニック CVT (無段変速機) |
エクストロニック CVT (無段変速機) |
バッテリー | リチウム イオンバッテリー |
– | – |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | ||
乗車定員 | 5名 | ||
車両重量 | 1365kg | 1040kg | 1170kg〜1310kg |
JC08モード 燃費 |
26.2km/L | 23.4km/L | 28.8〜37.2km/L |
WLTCモード 燃費 |
– | – | – |
価格 | 1,421,280円〜 2,163,240円 |
1,901,880円〜 2,424,600円 |
ノートについて
2代目の旧型ノートは2012年8月28日に公式発表、9月3日に販売開始された。日産は新型ノートのビックマイナーチェンジを行いハイブリッドモデル(e-POWER)を追加し2016年11月2日に発売した。
日産はハイブリットカーとしては他社に比べ出遅れており、今回は日産の強みを生かす形となりレンジエクステンダーEVシステム「Pure Drive e-Power」EV(電気自動車)+レンジエクステンダー付き(発電用エンジン)を採用 することとなった。エンジンの発電と回生ブレーキの発電でバッテリーに充電を行うシステムだ。EVの最大の弱点は航続距離(一充電走行距離)がカタログ値が旧型リーフでJC08モード280kmである。ガソリン車同様、280km走れることはなく200kmぐらいがいいところだろう。しかし、これを解決してくれるのがレンジエクステンダーだ。モーターはリーフと同様のモデルを採用。原動機型式:EM57 モーター定格出力:70kW最高出力:80kW (109PS)/3008〜10000rpm最大トルク:254N・m(25.9kgf・m)/0〜3008rpmだ。1.2L直噴ミラーサイクル+モーター直列3気筒DOHC1.2Lエンジン 「HR12DE」(発電用)最高出力:79ps/5,400rpm最大トルク:10.1kgm/3,600-5,200rpmだ。
エンジン | 1.2L 直3DOHC +モーター 型式:EM57 |
---|---|
モーター最高出力 | 80kW (109PS)/ 3008〜10000rpm |
モーター最大トルク | 254N・m(25.9kgf・m)/ 0〜3008rpm |
最高出力 | 79ps/5,400rpm |
最大トルク | 10.1kgm/3,600-5,200rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD |
乗車定員 | 5名 |
JC08モード航続距離 | 28.8〜37.2km/L |
WLTPモード航続距離 | – |
エンジンの発電と回生ブレーキの発電でバッテリーに充電を行う。2WDの場合にはJC08モード燃費37.2km/L。
新型ノート 仕様向上について
日産は新型ノート / ノート e-POWERの仕様向上を2017年9月1日に行い発売を開始した。新型ノート NISMOは2018年10月17日発売となる。ノート価格 139万9600円~240万840円、ノート NISMO価格 210万600円~273万4560円。
高速道路などでの長距離ドライブ時にドライバーの運転負荷を低減する「インテリジェント クルーズコントロール」や、意図せず走行車線を逸脱しそうな場合に車線内に戻す操作を支援する「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」を新たに採用するとともに、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の性能も向上した。