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トヨタ 新型 ランドクルーザーFJ(TRJ240)徹底解説 価格・スペック・内外装・カスタムオプションまで完全網羅 2026年5月14日発売

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2026年5月14日、トヨタ自動車はついに「ランドクルーザー」シリーズの最新エントリーモデル「ランドクルーザーFJ(TRJ240)」を正式発売しました。300・70・250という3つのシリーズに新たに加わった"FJ"は、ランドクルーザー史上最もコンパクトなボディに強固なラダーフレームを組み合わせ、本格オフロード性能と日常の使いやすさを両立した注目モデルです。本記事では、価格・スペック・デザイン・カスタムオプションに至るまで、ランドクルーザーFJのすべてを徹底的に解説します。

目次

ランドクルーザーFJとは?ランクルシリーズの新たなエントリーモデル

ランドクルーザーFJは、トヨタが展開する「ランドクルーザー」ブランドの4番目のシリーズとして新設定されたモデルです。モデル名の"FJ"は、かつて多くのファンを魅了した「FJ40型ランドクルーザー」と「FJクルーザー」を継承しつつ、"フリーダム&ジョイ(Freedom & Joy)"に由来するとされており、2023年10月に日本の特許庁に申請されていた名称がそのまま採用されています。

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デザインのルーツは「FJ40型」および「FJクルーザー」の精神を受け継ぐもので、2021年12月に公開されたコンセプトモデル「コンパクトクルーザーEV」からインスパイアされた現代的なスタイリングに仕上がっています。ランドクルーザーシリーズとしては初のタイ(Toyota Motor Thailand・バンポー工場)生産となり、月販基準台数は1,300台とされています。

ランクルが長年培ってきた「信頼性・耐久性・悪路走破性」という核となる価値はそのままに、「Freedom&Joy(自分らしく楽しむ自由)」という新たな価値を提供するモデルとして位置づけられており、これまでランクルに手が届かなかった層への新たな入り口となることが期待されています。


新型ランドクルーザーFJの価格|1グレードのみ450万円

新型ランドクルーザーFJのグレード構成は「VX(4WD)」の1グレードのみで、車両本体価格は4,500,100円(税込み)です。これはランクルシリーズ全体の中で最も手の届きやすい価格帯となっており、ランドクルーザー70のAXグレード(4,800,000円)よりも約30万円安価な設定です。上位モデルであるランドクルーザー250が520万円〜であることと比較しても、エントリーモデルとしての位置づけが明確です。

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この450万円という価格には、以下の充実した標準装備が含まれています。

  • 265/60R18タイヤ&アルミホイール
  • ルーフレール
  • 運転席パワーシート(合皮)
  • 12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)
  • パノラミックビューモニター(PVM)
  • 6スピーカー
  • アダプティブハイビームシステム(AHS)
  • ブラインドスポットモニター(BSM)
  • パーキングサポートブレーキ(PKSB)
  • シートヒーター&ステアリングヒーター

他のモデルではメーカーオプション扱いになるようなBSMやPKSBが標準装備されている点を考慮すると、パッケージ内容としては非常に充実した価格設定だと評価できます。ただし、ランクルシリーズとしては初の海外生産モデルであり、プラットフォームもTNGA-Fではなくハイラックスチャンプと同じIMV 0プラットフォームを採用しているため、リセールバリューについては他のランクルシリーズほどの期待は難しいかもしれない点には注意が必要です。

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新型ランドクルーザーFJのボディカラー|全5色展開

日本仕様のボディカラーは全5色が設定されています。「スモーキーブルー」「オキサイドブロンズメタリック」「アティチュードブラックマイカ」「アッシュ」の4色が標準カラーで、「プラチナホワイトパールマイカ」はオプションカラーとなります。タイ工場での生産という背景から初期ロットでは選択できるカラーに制限が生じる可能性もあり、早期納車を希望する場合はボディカラーの選択が重要な検討ポイントになってくるでしょう。

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新型ランドクルーザーFJの外観(エクステリア)デザイン|角目と丸目、2つの顔を持つ無骨スタイル

新型ランドクルーザーFJの外観デザインは「Playful Dice(プレイフルダイス)」をデザインテーマに掲げており、サイコロをモチーフにしたボクシーかつ無骨なスタイルが大きな特徴です。型式はTRJ240で、ランドクルーザー250の弟分ともいえる雰囲気を漂わせています。

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ランドクルーザーFJのデザイン面で最も注目を集めているのが、「角目」と「丸目」の2種類のヘッドライトが選べるという唯一無二の個性です。標準仕様はシャープで現代的な印象を与えるBi-Beam LEDの角目ヘッドライトで、スクエア基調のボディとの相性も抜群です。一方、丸目ヘッドライトはFJ40型ランドクルーザーの血統を感じさせるクラシカルな顔つきで、オプションとしてモデルライフの途中で順次導入が予定されています。近年のSUVではほとんど見られない「表情を選べる」というコンセプトは、FJならではの大きな魅力といえます。

フロント部分には力強いフェンダーとつながるバンパー、そして最新のLEDヘッドライトを採用。リア部分は水平なルーフと垂直なバックドアによるスクエアなシルエットで、広い室内空間と力強いデザインを両立しています。

実用面での特徴として、フロントとリアのコーナーバンパーが取り外し可能な分割構造となっており、損傷した部分のみを交換できる設計になっています。これはオフロードでのダメージ修理コストを抑えるための実用的な工夫であり、本格オフローダーとしての思想が随所に感じられます。また、ルーフにもアクセスしやすい設計となっており、アウトドアレジャー時の利便性も考慮されています。

新型ランドクルーザーFJのボディサイズと車体設計|コンパクトで機動力に優れる

ランドクルーザーFJのボディサイズは全長4,575mm×全幅1,855mm×全高1,960mmで、ランドクルーザー250と比較すると全長で350mm、全幅で125mm、ホイールベースで270mm短縮されています。全高は1,960mmと高く確保されており、広い室内空間と力強いデザインを実現しています。

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項目ランクルFJランクル250ランクル70ランクル300
全長4,575mm4,925mm4,890mm4,965mm
全幅1,855mm1,980mm1,870mm1,980mm
全高1,960mm1,935mm1,920mm1,925mm
ホイールベース2,580mm2,850mm2,730mm2,850mm
最小回転半径5.5m6.0m6.3m5.9m

ホイールベースが2,580mmと短縮されたことにより最小回転半径は5.5mとなっており、ランドクルーザーシリーズの中で最も小回りが利く仕様となっています。全長は都市部でもよく見かけるRAV4(4,600mm)に近い寸法であり、日常使いとオフロード走行の両立という観点から絶妙なサイズ設定になっています。

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ただし、全幅は1,855mmとしっかりとしたボリューム感があります。全長の短さから「ランクルミニ」と呼ばれることもありますが、横幅については意外とワイドな印象があり、都心の立体駐車場や古い機械式駐車場では入庫できないケースもあります。購入前に駐車環境を確認しておくことが重要です。

主要な諸元は以下の通りです。

  • 全長×全幅×全高:4,575mm×1,855mm×1,960mm
  • ホイールベース:2,580mm
  • トレッド幅:前1,535mm/後1,555mm
  • 最低地上高:250mm
  • 室内サイズ:室内長1,735mm×室内幅1,510mm×室内高1,240mm
  • 車体重量:1,960kg
  • 車両総重量:2,235kg
  • 最小回転半径:5.5m
  • 乗員:5名
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車体構造には、ランドクルーザー伝統のラダーフレーム構造を採用。IMVシリーズで培われたプラットフォームをボディサイズに合わせて刷新し、ホイールベース短縮とブレース追加によりフレーム横方向の剛性をアップ。優れた操縦安定性を確保しています。サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング、リアにラテラルロッド付き4リンクリジット式コイルスプリングを採用しており、オンロードでの快適性とオフロードでの耐久性を両立しています。

新型ランドクルーザーFJの内装(インテリア)デザイン|充実装備と実用性を融合

インテリアはシンプルかつ機能的な設計が採用されており、シート表皮はオールブラックの合成皮革でアウトドアでの汚れも考慮した仕様となっています。汚れに強く耐久性の高い素材選びはアウトドアユーザーにとってむしろメリットで、雨の日の乗車や濡れたキャンプ用品の積み下ろしが多いシーンでもサッと拭けるのは大きな実用的メリットです。

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インフォテインメント面では7インチ液晶+LCDのハイブリッドメーターと12.3インチのディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)を標準装備し、デジタルとアナログを融合させた視認性の高いコクピットを実現しています。エアコンパネルやオーディオの操作部には手袋をしたままでも確実に操作できる大型のハードスイッチやダイヤルが備わっており、オフロードシーンでの使い勝手も徹底的に考慮されています。

安全なオフロード・オンロード走行に貢献するため、カウルとインストルメントパネル上面を低く設計し、前方視界を良好に確保。悪路でも路面を見下ろしやすいようベルトラインは低く抑えられており、ドライバーが状況をより直感的に把握できる設計思想となっています。

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シートレイアウトは2列5人乗りで、前後スライド・リクライニング&バックボード付の6:4分割可倒式リヤシートを採用。ラゲージスペースは6:4分割可倒式リヤシート使用時でも荷室長(最小)735mm、荷室高1,030mm、容量795Lという大容量が確保されており、アウトドア用品や大型荷物の積載にも対応できます。荷室は全高1,960mmを活かした天地方向のゆとりが特徴的で、大型のキャンプギアやボックス類を積み重ねての収納がしやすい設計となっています。

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一方で、上位モデルのランドクルーザー250・300に搭載されている電動パーキングブレーキ(EPB)とオートブレーキホールド(ABH)は非搭載となっており、代わりにオフロードモデルならではの伝統的な手引き式ハンドブレーキが採用されています。また、後部座席まわりの装備は割り切った内容となっており、後席専用エアコン吹き出し口や後席中央アームレストは非装備となっています。さらに、リアクォーターウインドウ(後席横の小窓)が存在しないため、後席の採光性と視界はやや制限されます。トヨタチームメイトや床下透過表示機能付きのパノラミックビューモニター、安全降車システムといった最新世代の先進装備も搭載されていません。

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新型ランドクルーザーFJのエンジン・スペック・走行性能

パワートレインには、ランドクルーザー250にも搭載されている2TR-FE型直列4気筒2.7L自然吸気ガソリンエンジンと6速AT(Super ECT)の組み合わせを採用。最高出力163ps(5,200rpm)、最大トルク246Nm(3,900rpm)を発揮し、コンパクト化された車体とのマッチングでスムーズかつ力強い走りを実現しています。使用燃料は無鉛レギュラーガソリンで、燃料タンク容量は63Lです。現時点ではガソリンエンジンのみの展開で、ディーゼルエンジン・ハイブリッド・MTの日本市場への導入に関する公式情報はありません。

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4WDシステムにはパートタイム式を採用し、普段は後輪駆動で走行しながら悪路では4WDへ切り替えることが可能。電子制御に頼りすぎない構造のシンプルさは壊れにくさと修理しやすさに直結しており、まさに"実用SUV"の思想にマッチした選択です。さらに、急坂降坂時にタイヤをロックさせず安定した降坂を支援するダウンヒルアシストコントロール(DAC)、登坂発進時の後退を緩和するヒルスタートアシストコントロール(HAC)、そして電動リヤデフロックも搭載されており、本格的なオフロード走破性能を誇ります。

悪路走破性という面では、IMVプラットフォームベースのランドクルーザーFJはホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きにくさ)においても70系に匹敵するとされており、全長が短くホイールベースが小さい分、オフロードでの旋回性もむしろ高い水準を確保しています。週末のキャンプや林道走行を楽しみたいユーザーにとっては十分すぎる走破力といえるでしょう。


新型ランドクルーザーFJの燃費|WLTCモードで8.7km/L達成

WLTCモードの平均燃費は8.7km/Lで、同じエンジンを搭載するランドクルーザー250の7.5km/Lを大きく上回っています。これはボディのコンパクト化・軽量化が効いている結果です。走行モード別の内訳は市街地モード6.8km/L、郊外モード8.8km/L、高速道路モード9.9km/Lとなっており、特に高速道路での燃費効率の良さが目立ちます。ガソリンランクルとしては良好な燃費性能といえるでしょう。

燃費モードランクルFJランクル250(2.7Lガソリン)
WLTCモード平均8.7km/L7.5km/L
市街地モード6.8km/L
郊外モード8.8km/L
高速道路モード9.9km/L

新型ランドクルーザーFJの安全装備|Toyota Safety Sense搭載

予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車標準装備となっています。具体的には以下の装備が含まれます。

  • プリクラッシュセーフティ(歩行者・自転車・自動二輪車検知機能付き、ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
  • 4レーンディパーチャーアラート(LDA)
  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き/停止保持機能なし)
  • アダプティブハイビームシステム(AHS)
  • ロードサインアシスト(RSA)
  • 発進遅れ告知機能(TMN)
  • ブラインドスポットモニター(BSM)
  • パーキングサポートブレーキ(前後方静止物・後方接近車両対応)
  • パノラミックビューモニター(PVM)

ランドクルーザー70では非搭載だったアダプティブハイビームシステムが採用されている点も注目で、安全性の面でもエントリーモデルとして十分な装備が整っています。なお、現時点ではToyota Safety Sense 3.0への対応はなく、一部の最新世代機能は未搭載となっています。

新型ランドクルーザーFJの購入前に知っておきたいメリット・デメリット

ランドクルーザーFJは「メリットとデメリットが非常にはっきりした1台」と評されるモデルです。購入後に後悔しないためにも、実車を踏まえたポイントを事前にしっかり把握しておきましょう。

メリット1:都市部でも扱いやすいコンパクトサイズと優れた機動性

全長4,575mmという数字はRAV4より短く、ランクル250よりも270mmもコンパクト。最小回転半径5.5mはランクルシリーズ最小で、街中での取り回しや狭い林道への進入もスムーズです。「ランクルに乗りたいけど大きすぎるのは不安」という層にしっかりハマるサイズ感を実現しています。

メリット2:ランクルDNAを継承した本格的な悪路走破性

IMVプラットフォーム+パートタイム4WD+電動リヤデフロック+DAC・HACという構成は、本格オフロード走行を十分にサポートします。電子制御に頼りすぎない構造のシンプルさは、壊れにくく修理しやすいというランクル伝統の思想と合致しており、「街乗りメインだが週末は林道やキャンプを楽しみたい」というユーザーには最適な走破力が備わっています。

メリット3:角目と丸目を選べる唯一無二のデザイン性

標準の角目LEDヘッドライトは現代的でシャープな印象、オプションの丸目はFJ40の血統を感じさせるクラシカルな顔つきと、2つの異なる個性を持つヘッドライトが選べるのはFJならではの大きな魅力です。近年のSUVではほとんど見られない「表情を選べる遊び心」が、購入者の個性を強く演出します。

メリット4:汚れに強くアウトドアで気兼ねなく使える実用的インテリア

オールブラックの合成皮革シートや樹脂パーツ多めの内装は、高級感よりも耐久性・汚れへの強さを重視した設計です。山道やキャンプ場で泥や砂がついてもサッと拭ける仕上げは、アウトドアユーザーにとって非常に頼もしいポイントです。

メリット5:高さのある荷室と横開きバックドアによる優れた積載性

全高1,960mmを活かした天地方向のゆとりある荷室は、大型キャンプ用品の積み重ね収納に最適。横開き式バックドアは車高が高いモデルとの相性が良く、上方向のクリアランスを気にせず開閉できる実用性も魅力です。背面スペアタイヤとの構造的な整合性も取れており、アウトドア用途でのユーティリティの高さが際立ちます。

デメリット1:後部座席が狭くファミリーユースには向かない場面も

ホイールベースが2,580mmと短い設計のため、後席のレッグスペースが犠牲になっています。身長168cm程度でも浅く座ると膝が前席に当たるほどのタイトさがあり、長距離の家族移動では窮屈さを感じる可能性があります。後席の広さを重視するなら250や300といった上位モデルが適しています。

デメリット2:後席装備が簡素(後席エアコン吹き出し口なし・アームレストなし)

後席専用のエアコン吹き出し口が存在せず、夏場や冬場は前席側の空調に頼る形になります。後席中央アームレストも非装備で、長距離移動での快適性は制限されます。小さなお子さんを後席に乗せるシーンが多い家族ユーザーには特に気になるポイントです。

デメリット3:後席を倒してもフラットにならない

後部座席を前方に倒して荷室を拡張すると段差が発生し、荷室とシートバックのラインに高低差が生まれます。車内泊やコンテナの滑らせ積み込みには工夫が必要で、フルフラットでの積載を重視する方には注意が必要です。

デメリット4:横幅1,855mmは意外とワイドで都市部の駐車環境に注意

「ランクルミニ」と呼ばれるほど全長はコンパクトですが、横幅1,855mmはしっかりとした存在感があります。古い立体駐車場や機械式駐車場では入庫できないケースもあるため、購入前に普段利用する駐車場の幅制限を必ず確認することをおすすめします。

デメリット5:リアクォーターウインドウがなく後席の採光性・視界が限られる

後席横に小窓(リアクォーターウインドウ)がないため、後席に座ると外からの光が入らず閉塞感があります。ランクル250のような開放感は期待できず、後席乗員の快適性という面では明確なマイナス要素です。ただし、この凹んだ部分はユーティリティナットが設けられておりカスタム拡張の余地があるため、機能面では一定のプラス要素にもなり得ます。

デメリット番外編:電動パーキングブレーキ(EPB)非搭載

ランクル250・300に搭載されている電動パーキングブレーキ(EPB)+オートブレーキホールド(ABH)は非搭載で、手引き式ハンドブレーキが採用されています。オフロードモデルらしい割り切りとして納得できる一方、現代の快適装備として当たり前になりつつあるEPBを求めるユーザーにとっては大きなマイナスポイントとなり得ます。

ランドクルーザーFJは「どんな人」に向いているのか?購入前の冷静な判断を

ランドクルーザーFJは、ランドクルーザーブランドへの入り口として設計されたモデルです。ランクルの伝統的なラダーフレーム構造と本格オフロード走破性を手頃な価格帯で体験したい方、FJ40型やFJクルーザーのデザインが好きな方、またジムニーやハスラーのようなファッション性の高いSUVに飽き足らず、よりタフでサイズ感のある1台を求める新たなユーザー層にとって、理想に近い選択肢といえます。

一方で、あるランクルオーナーが述べているように「自分がアスファルトオフローダーなのか、本格的な林道走行が好きなのか」を冷静に見極めることが非常に重要です。電動パーキングブレーキやシートベンチレーション、後席の快適装備などを重視する方、高いリセールバリューを期待する方、家族全員がゆったり乗れる室内空間を求める方には、追加投資を検討してでもランドクルーザー250を選ぶ方が後々の満足度につながる可能性があります。「人気車種だから」「話題性があるから」という理由だけで購入するのではなく、自分のライフスタイルと照らし合わせた上で冷静に判断することが、後悔のない買い物につながるでしょう。

新型ランドクルーザーFJのカスタムオプション|ディーラーオプション・ARBパーツ・モデリスタを完全紹介

ランドクルーザーFJには、購入後の個性化を楽しめる充実したカスタムオプションが用意されています。

Playfulセット(169,400円・税込み・工賃別)

アウトドア志向を強めるセットオプション。フードデカール(アクティブ)、サイドデカール(アクティブ)、スペアタイヤデカール(アクティブ)、モールパネル(サイド)、モールパネル(バックドア)の5点がセットになっています。地形の等高線をモチーフにしたデカールデザインが統一感を演出し、ラゲッジスペースのモールパネルはキャンプや遠出でも実用的な収納として活躍します。各パーツ単品での購入も可能で、フードデカール22,000円、サイドデカール33,000円、スペアタイヤデカール13,200円、モールパネル(サイド)42,900円、モールパネル(バックドア)58,300円となっています。デカールセットはアクティブタイプとアーバンタイプの2種類が設定されており、どちらも「フード/サイド/スペアタイヤ」の3点セットで68,200円(税込み・工賃別)です。

ARBエクステリアパーツ(トヨタ純正用品)

本格オフロードパーツメーカーARB社製品がトヨタ純正用品としてラインナップされています。薄型・軽量・高剛性のアルミ製ルーフラック(291,500円・工賃別)は一体成型の押し出しアルミニウム製クロスビーム構造により優れた強度と軽さを両立。ダブテール(アリ溝)システムでARBオリジナルアタッチメントの拡張も可能です。二重防錆仕様のスキッドプレート(94,600円・工賃別)はオフロードでの岩や深い轍からアンダーボディを保護し、溶接構造のロックレール(205,700円・工賃別)はドアパネルやサイドシルへのダメージを軽減するとともにルーフラックへの荷物積み降ろしをサポートします。その他の実用系オプションとして、マッドフラップ(46,200円・税込み)、オールシーズンシェード(23,100円・税込み)、サイドバイザー(ワイドタイプ・44,000円・工賃別)なども設定されています。

モデリスタパーツ

ランドクルーザーFJ専用のモデリスタパーツとして「ラギッド&アーバンスタイル」をテーマにしたラインナップが揃っています。エクステリアではMODELLISTAパッケージ(フロントバンパーガード・フロントアンダーカバー・リアアンダーカバーのセット、236,500円・工賃別)、フードガーニッシュ(38,500円・工賃別)、シグネチャーイルミ(77,000円・工賃別)、オーバーフェンダー(132,000円・工賃別)が設定されています。インテリアではインテリアイルミネーション(104,500円・工賃別)、LEDルームランプセット(22,000円・工賃別)、LEDスマートフットライト(48,400円・工賃別)、ドアハンドルプロテクター(6,600円・工賃別)、サンシェード(24,200円)、IR(赤外線)カットフィルム(27,500円・工賃別)、スマートクッショントート(9,900円)なども用意されています。


新型ランドクルーザーFJの主要諸元まとめ

項目詳細
型式TRJ240
グレードVX(4WD)のみ
車両本体価格4,500,100円(税込み)
全長×全幅×全高4,575mm×1,855mm×1,960mm
ホイールベース2,580mm
最低地上高250mm
車体重量1,960kg
エンジン2TR-FE型 直列4気筒 2.7L NA
最高出力163ps/5,200rpm
最大トルク246Nm/3,900rpm
トランスミッション6速AT(Super ECT)
駆動方式パートタイム4WD
WLTCモード燃費8.7km/L
燃料タンク容量63L
最小回転半径5.5m
乗員5名
生産国タイ(Toyota Motor Thailand・バンポー工場)
発売日2026年5月14日

まとめ|ランドクルーザーFJはランクルブランドの新たなエントリー扉

2026年5月14日に発売されたトヨタ 新型ランドクルーザーFJ(TRJ240)は、ランドクルーザーシリーズのコンパクト版エントリーモデルとして、幅広い層へのアピールを目指した意欲作です。450万円という価格、コンパクトなボディ、伝統のラダーフレーム構造、充実した標準装備と豊富なカスタムオプションは、これまでランクルに手が届かなかった層への新たな選択肢を提示しています。

一方で、後席の狭さ・後席装備の簡素さ・EPB非搭載・リアクォーターウインドウなしといったデメリットも明確に存在します。「コアなランクルファン」「シンプルで無骨なデザインが好きな方」「週末のキャンプや林道走行を楽しみたい方」には強くおすすめできる1台ですが、快適装備や後席の広さ・高いリセールバリューを重視する方は慎重に比較検討することが重要です。自分のライフスタイルと照らし合わせた上で、後悔のない1台を選んでください。

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トヨタ ニュースリリース

https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44331089.html

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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