トヨタの人気SUVラインナップの中でも、2026年発売予定の新型ランドクルーザーFJと、2025年12月にフルモデルチェンジを迎えた新型RAV4は、どちらも魅力的な選択肢です。しかし、この2台は全く異なる性格を持つSUVです。
FJとRAV4、どちらがあなたに最適か?


本記事では、価格、サイズ、燃費、オフロード性能、快適装備など、あらゆる角度から両車を徹底比較します。都市部での使いやすさを重視するか、本格的なオフロード性能を求めるか——あなたのライフスタイルに合った一台を見つけましょう。
1. 基本スペック比較表
ボディサイズ比較
| ランドクルーザーFJ | RAV4 (CORE) | RAV4 (ADVENTURE) | RAV4 (GR SPORT) | |
|---|---|---|---|---|
| 全長 | 4,575mm | 4,600mm | 4,620mm | 4,645mm |
| 全幅 | 1,855mm | 1,855mm | 1,880mm | 1,880mm |
| 全高 | 1,960mm | 1,680mm (HEV) / 1,685mm (PHEV) | 1,680mm | 1,685mm |
| ホイールベース | 2,580mm | 2,690mm | 2,690mm | 2,690mm |
| 最小回転半径 | 5.5m | 5.5m〜5.7m | 5.7m | 5.7m |
パワートレイン比較
| 項目 | ランドクルーザーFJ | RAV4 HEV | RAV4 PHEV |
|---|---|---|---|
| エンジン | 2.7L 直列4気筒 (2TR-FE) | 2.5L 直列4気筒 + モーター | 2.5L 直列4気筒 + モーター |
| 最高出力 | 163PS/120kW | 229PS (FF) / 239PS (E-Four) | 324PS + 18PS |
| 最大トルク | 246Nm | - | - |
| トランスミッション | 6速AT (Super ECT) | CVT | CVT |
| 駆動方式 | 4WD (パートタイム4WD) | FF / E-Four | E-Four |
| 燃費 (WLTC) | 13.0km/L | 22.5km/L | 23.5km/L |
| 0-100km/h加速 | - | 8.1秒 | 5.8秒 |


2. 価格帯の比較
ランドクルーザーFJ:予想価格380万円〜
- エントリーモデル:約380万円
- シンプルで実用的な装備
- ランドクルーザーシリーズでは最もエントリー向け
RAV4:420万円〜670万円
- CORE HEV E-Four:約420万円
- CORE PHEV E-Four:約600万円
- ADVENTURE HEV:約450万円
- GR SPORT PHEV:約670万円
価格差の分析:
- FJはRAV4より約40〜290万円安価
- RAV4は豊富なグレード展開で選択肢が広い
- PHEV(プラグインハイブリッド)モデルは高額だが、補助金対象
- FJはシンプルな装備で価格を抑えた実用性重視
3. サイズ・取り回し性能の比較
全長・全幅の違い
ランドクルーザーFJ:
- 全長4,575mm:RAV4 COREより25mm短い
- 全幅1,855mm:RAV4 CORE/ADVENTUREと同等〜25mm狭い
- 最小回転半径5.5m:都市部でも扱いやすい
RAV4:
- 全長4,600〜4,645mm:グレードによって45mm差
- 全幅1,855〜1,880mm:ADVENTURE/GR SPORTは広い
- 最小回転半径5.5〜5.7m:グレードで差がある
全高の決定的な違い
FJの優位性:
- 全高1,960mm:SUVらしい堂々とした存在感
- 地上高が高く、オフロード性能に有利
- 乗降時のステップが高め
RAV4の優位性:
- 全高1,680〜1,685mm:立体駐車場に入る(高さ制限1,550mm以上の施設)
- 乗降がしやすい
- 低重心で安定した走り
室内空間とホイールベース
RAV4の優位性:
- ホイールベース2,690mm:FJより110mm長い
- 後席の足元空間が広い
- 荷室容量733〜749L:FJの仕様は未公開だが、RAV4は広大
FJの特徴:
- ホイールベース2,580mm:短いため回頭性が良い
- オフロードでの取り回しに有利
- 5人乗りのみ(RAV4は5人乗りのみ)
4. オフロード性能の比較
ランドクルーザーFJの本格4WD
パートタイム4WDシステム:
- H2(後輪駆動):通常走行
- H4(4輪駆動):悪路走行
- L4(4輪駆動低速):極悪路・急勾配
オフロード装備:
- 高い地上高
- 頑丈なラダーフレーム構造
- 本格的なアプローチアングル・デパーチャーアングル
- ランドクルーザー70と同等の悪路走破性
FJが得意なシーン:
- 林道や未舗装路の走行
- 河川敷や海辺のオフロード
- スキー場やキャンプ場へのアクセス
- 積雪地域の走行
- 災害時の移動手段
RAV4のE-Four(電動4WD)
E-Four(電動4WD)システム:
- 後輪をモーターで駆動
- 滑りやすい路面で自動的に4WDに
- 高速走行時の燃費に優れる
ドライブモードセレクト:
- MUD & SAND:泥地・砂地モード
- ROCK & DIRT:岩場・ダートモード
- SNOW:雪道モード
RAV4が得意なシーン:
- 舗装路中心の日常使用
- 高速道路の長距離移動
- 軽度の悪路(砂利道・雪道など)
- 都市部での運転
- アウトドアレジャー(舗装路アクセス)
オフロード性能の結論
FJを選ぶべき人:
- 本格的なオフロード走行を楽しみたい
- 林道や未舗装路を頻繁に走る
- アウトドア趣味が中心
- 冬季の積雪地域に住んでいる
RAV4を選ぶべき人:
- 舗装路中心で時々悪路を走る
- 燃費と走破性のバランスを求める
- 最新の電動4WD技術を体験したい
- 都市部での使いやすさも重視
5. 燃費性能の比較
圧倒的に優れるRAV4のハイブリッド
RAV4 HEV(ハイブリッド):
- WLTC燃費:22.5km/L
- 市街地での燃費が特に優秀
- 年間燃料費:約13万円(年間1万km走行の場合)
RAV4 PHEV(プラグインハイブリッド):
- WLTC燃費:23.5km/L
- EV航続距離:150km(従来比+65km)
- バッテリー容量:22.7kWh(従来比+30%)
- 通勤・日常使用はほぼ電気のみで走行可能
- 充電設備があれば燃料費ゼロも可能
- 年間燃料費:約6万円(充電併用の場合)
ランドクルーザーFJ:
- WLTC燃費:13.0km/L
- 2.7Lガソリンエンジンのみ
- 年間燃料費:約18万円(年間1万km走行の場合)
年間維持費の差額
ガソリン価格を180円/Lとした場合の年間燃料費(年間1万km走行):
- FJ:約180,000円(13.0km/L)
- RAV4 HEV:約133,000円(22.5km/L) → 差額47,000円
- RAV4 PHEV:約60,000円〜120,000円(充電併用) → 差額60,000〜120,000円
10年間の燃料費差:
- FJとRAV4 HEVの差:約47万円
- FJとRAV4 PHEVの差:約60〜120万円
燃費性能の結論
- 長距離通勤が多い人→RAV4 PHEV:電気走行で燃料費ゼロ
- 市街地走行が多い人→RAV4 HEV:ハイブリッドが最も効率的
- 燃費より走破性重視→FJ:多少燃費は悪くても本格4WDの安心感
6. 快適装備・安全装備の比較
RAV4の先進装備
Arene OS搭載:
- 次世代インフォテインメントシステム
- 直感的なタッチスクリーン操作
- スマートフォン連携機能
ディスプレイ:
- 10.5インチ/12.9インチタッチディスプレイ
- 12.3インチデジタルメーター
- ヘッドアップディスプレイ(HUD)
OTA(Over-The-Air)アップデート:
- ソフトウェアの自動更新
- 常に最新機能を利用可能
- ディーラーに行かずにアップデート
3D パノラミックビューモニター(PVM):
- 車両周囲を立体的に表示
- 狭い駐車場でも安心
- オフロード走行時の視界補助
Toyota Safety Sense:
- プリクラッシュセーフティ
- レーントレーシングアシスト
- レーダークルーズコントロール
- ロードサインアシスト
充電機能:
- USB-Cポート(最大45W)×2
- ワイヤレス充電対応
- AC100V電源(PHEV)
ランドクルーザーFJの実用装備
シンプルな装備構成:
- 必要最低限の快適装備
- 故障のリスクが少ない
- メンテナンスが容易
Toyota Safety Sense:
- 基本的な安全装備は搭載
- プリクラッシュセーフティ
- レーンディパーチャーアラート
実用的な装備:
- 5人乗り
- 12V電源
- USB-C端子
- エアコン
オフロード向け装備:
- 耐久性重視のインテリア
- 清掃しやすい素材
- シンプルな操作系
快適装備の結論
RAV4を選ぶべき人:
- 最新技術を体験したい
- 快適な長距離ドライブを楽しみたい
- スマートフォン連携を重視
- 先進安全装備が充実している方が安心
FJを選ぶべき人:
- シンプルな装備で十分
- 故障リスクの少なさを重視
- メンテナンスのしやすさを求める
- 道具としての実用性を優先
7. デザイン・スタイリングの比較
ランドクルーザーFJ:タフなヘリテージデザイン
エクステリアの特徴:
- FJ40をオマージュした丸型ヘッドライト
- 垂直に立ったフロントグリル
- 角ばったボディライン
- 高い全高による威圧感
- ランドクルーザー70のDNAを継承
インテリアの特徴:
- 実用性重視のシンプルなデザイン
- 耐久性の高い素材
- 視認性の良いメーター類
- 清掃しやすい内装
カラーバリエーション:
- 未公開(発表待ち)
- アウトドア向けのカラー展開を予想
RAV4:洗練されたモダンデザイン
エクステリアの特徴:
- LED3灯式ヘッドライト
- ダイナミックなフロントマスク
- 立体的なボディライン
- グレードによる個性の違い
グレード別デザイン:
- CORE:シンプルでスマートな都会派SUV
- ADVENTURE:アウトドアテイストのアクティブデザイン
- GR SPORT:スポーティで迫力のあるスタイル
インテリアの特徴:
- 大型ディスプレイ中心の近未来的デザイン
- 上質な素材感
- グレード別の専用シート
- アンビエントライト
カラーバリエーション:
- CORE:8色
- ADVENTURE:専用カラー含む9色
- GR SPORT:スポーツカラー含む7色
デザインの結論
FJを選ぶべき人:
- タフなSUVらしいデザインが好き
- ヘリテージデザインに魅力を感じる
- 個性的なスタイルを求める
- シンプルなインテリアが好み
RAV4を選ぶべき人:
- 現代的で洗練されたデザインが好き
- 豊富なカラー・グレード展開から選びたい
- 先進的なインテリアに魅力を感じる
- 都会的なスタイルを求める
8. 使い勝手・実用性の比較
日常使用での利便性
立体駐車場への対応:
- FJ:全高1,960mm → 立体駐車場に入らないケースが多い
- RAV4:全高1,680〜1,685mm → ほとんどの立体駐車場に対応
乗降性:
- FJ:高い地上高 → ステップが高く、小柄な方や高齢者には不便
- RAV4:適度な高さ → 誰でも乗り降りしやすい
視界:
- FJ:高い着座位置で見晴らしが良い
- RAV4:Aピラーの視界が良好、3D PVMで死角を補助
荷室・積載性能
RAV4:
- 荷室容量:733〜749L
- 後席6:4分割可倒式
- フラットな荷室フロア
- 荷室開口部が広い
FJ:
- 荷室容量:未公開(発表待ち)
- シンプルな荷室構造
- 汚れに強い素材を使用
- アウトドアギア積載に最適
燃料タンク・航続距離
FJ:
- 燃料タンク容量:未公開
- 航続距離:約650km前後と予想(50Lタンクの場合)
RAV4 HEV:
- 燃料タンク容量:55L
- 航続距離:約1,237km(22.5km/L × 55L)
RAV4 PHEV:
- 燃料タンク容量:55L
- EV航続距離:150km
- ガソリン+EV航続距離:約1,442km
実用性の結論
FJを選ぶべき人:
- 立体駐車場を使わない
- 汚れる荷物を頻繁に運ぶ
- アウトドアギアの積載が多い
- 給油回数の多さは気にしない
RAV4を選ぶべき人:
- 立体駐車場をよく使う
- 長距離移動が多い(航続距離重視)
- 誰でも乗り降りしやすい車が良い
- 広々とした荷室が必要
9. ターゲット層・ライフスタイル別おすすめ
ランドクルーザーFJがおすすめな人
1. 本格アウトドア派:
- キャンプ、釣り、サーフィンなどが趣味
- 林道や未舗装路を頻繁に走行
- 道具としてのタフさを求める
2. 豪雪地域在住者:
- 冬季の積雪が多い地域
- 除雪前の道路を走行する機会が多い
- 本格4WDの安心感が必要
3. シンプル志向:
- 必要最低限の装備で十分
- 故障リスクの少なさを重視
- メンテナンスのしやすさを求める
4. ランドクルーザーファン:
- ブランドの歴史と伝統を愛する
- ヘリテージデザインに魅力を感じる
- 所有する喜びを重視
5. 予算を抑えたい人:
- ランドクルーザーを380万円から購入可能
- 余った予算をカスタマイズに回せる
RAV4がおすすめな人
1. 都市部在住者:
- 立体駐車場を頻繁に使用
- 狭い道路を走行する機会が多い
- 燃費の良さを重視
2. 長距離通勤者:
- 毎日の通勤距離が長い
- 燃料費を抑えたい
- PHEV(電気走行)を活用したい
3. ファミリー層:
- 快適な家族旅行を楽しみたい
- 後席の居住性を重視
- 先進安全装備で家族を守りたい
4. 最新技術好き:
- Arene OSやOTAアップデートに興味
- 大型ディスプレイやHUDを使いたい
- 先進的な運転支援機能を体験したい
5. ライトアウトドア派:
- キャンプやスキーは年に数回
- 舗装路メインで時々悪路を走る
- 日常使いの快適さも重視
ライフステージ別おすすめ
独身・若年層:
- FJ:趣味を全力で楽しみたい人
- RAV4:バランスの良さを求める人
新婚・DINKS:
- FJ:夫婦でアウトドアを楽しむ
- RAV4:快適な旅行を楽しむ
子育て世代:
- FJ:子供と一緒にアウトドア教育
- RAV4:安全装備充実で家族を守る
シニア層:
- FJ:趣味に生きるアクティブシニア
- RAV4:乗降性・快適性重視
10. 競合車種との比較
ランドクルーザーシリーズ内での位置づけ
| FJ | 70 | 250 | 300 | |
|---|---|---|---|---|
| 価格帯 | 380万円〜 | 480万円〜 | 520〜735万円 | 525〜813万円 |
| 最小回転半径 | 5.5m | 6.3m | 6.0m | 5.9m |
| 燃費 | 13.0km/L | 10.1km/L | 7.5〜11.0km/L | 7.9〜9.7km/L |
| 特徴 | エントリー/都市派 | 正統派本格4WD | 最新技術搭載 | フラッグシップ |
FJの立ち位置:
- シリーズで最も手頃な価格
- 都市部での使いやすさNo.1
- ランドクルーザーの入門モデル
RAV4の競合車種
国産SUV:
- ホンダ CR-V:価格帯近いが、販売終了
- マツダ CX-5:ディーゼルが魅力
- 日産 エクストレイル:e-POWER搭載
- スバル フォレスター:AWD性能に定評
トヨタ内競合:
- ハリアー:高級志向
- クラウンクロスオーバー:プレミアムSUV
- カローラクロス:コンパクトで扱いやすい
11. 購入時の注意点・チェックポイント
ランドクルーザーFJ購入時の注意点
1. 納期:
- 2026年発売予定
- ランドクルーザーシリーズは納期が長い傾向
- 発売後1〜2年待ちの可能性も
2. 試乗:
- 発売前のため試乗不可
- ランドクルーザー70で近い感覚を体験可能
- 2025年10月のジャパンモビリティショーで実車展示
3. カスタマイズ:
- シンプルな装備のため、カスタマイズの楽しみが大きい
- オフロードパーツが豊富
- 予算を残してカスタマイズに回すのもおすすめ
4. リセールバリュー:
- ランドクルーザーブランドは高いリセールバリュー
- 特に初期ロットは人気
- 不人気カラーでも値崩れしにくい
RAV4購入時の注意点
1. グレード選び:
- HEVとPHEVで価格差180万円
- 充電環境があるならPHEVが断然お得
- 補助金の有無を確認
2. 値引き:
- フルモデルチェンジ直後は値引きが少ない
- 2025年末〜2026年は競合車種との競争で値引き拡大予想
- 旧型RAV4在庫があれば大幅値引きの可能性
3. 納期:
- 2025年12月〜2026年3月頃の納車が多い見込み
- PHEVは納期が長い傾向
- 早めの発注がおすすめ
4. 充電環境:
- PHEV購入時は自宅充電設備の確認必須
- V2H(Vehicle to Home)対応で災害時の電源確保
- 充電スタンドの場所をアプリで確認
12. 総合評価・まとめ
ランドクルーザーFJの総合評価
メリット:
- ✅ 本格的なオフロード性能
- ✅ ランドクルーザーブランドを手頃な価格で
- ✅ タフで個性的なデザイン
- ✅ シンプルで故障しにくい構造
- ✅ 高いリセールバリュー
デメリット:
- ❌ 燃費がRAV4に劣る
- ❌ 快適装備が少ない
- ❌ 立体駐車場に入らない
- ❌ 乗降性がやや悪い
- ❌ 納期が長い可能性
こんな人におすすめ:
「本格オフロード走行を楽しみたい」「シンプルで故障しにくい車が良い」「ランドクルーザーブランドに魅力を感じる」「予算を抑えて購入したい」
RAV4の総合評価
メリット:
- ✅ 優れた燃費性能(HEV 22.5km/L、PHEV 23.5km/L)
- ✅ PHEVのEV航続距離150km
- ✅ 最新のArene OS搭載
- ✅ 豊富なグレード展開
- ✅ 立体駐車場に対応
- ✅ 乗降性が良い
- ✅ 広々とした荷室
デメリット:
- ❌ 価格が高い(420〜670万円)
- ❌ FJほどのオフロード性能はない
- ❌ 複雑な電子装備(故障リスク)
- ❌ デザインが万人受け
こんな人におすすめ:
「都市部での使いやすさを重視」「燃費の良さが最優先」「最新技術を体験したい」「快適な家族旅行を楽しみたい」「ライトアウトドア派」
最終結論:あなたはどちらを選ぶべきか?
FJを選ぶべき人:
- 本格的なオフロード走行が目的
- シンプルで故障しにくい車が良い
- 予算を抑えたい(380万円〜)
- 立体駐車場を使わない
- ランドクルーザーブランドに魅力
RAV4を選ぶべき人:
- 燃費性能を最重視
- 都市部での使いやすさが必要
- 最新技術・快適装備が欲しい
- 家族での使用が中心
- 舗装路メインで時々悪路を走る
両方を検討すべき人:
- 週末アウトドア派(平日は都市部使用)
- 燃費と走破性のバランス重視
- 予算に余裕がある(500万円以上)
- 2台目のセカンドカーとして
13. よくある質問(FAQ)
- FJとRAV4、どちらがリセールバリューが高い?
-
ランドクルーザーブランドのFJの方がリセールバリューは高い傾向です。ただし、RAV4も人気車種のため、極端に値崩れすることはありません。
- FJはいつから試乗できる?
-
2026年の発売前後から試乗可能になると予想されます。2025年10月のジャパンモビリティショーで実車が展示されます。
- RAV4のPHEVとHEV、どちらを選ぶべき?
-
自宅に充電設備があり、毎日50km以内の移動が中心ならPHEV。充電環境がないか、長距離移動が多いならHEVがおすすめです。
- FJはファミリーカーとして使える?
-
5人乗りで、荷室も十分な広さがあるため、ファミリーカーとして使えます。ただし、快適装備はRAV4に劣ります。
- RAV4は雪道に弱い?
-
E-Four(電動4WD)は雪道でも十分な性能を発揮します。ただし、深雪や凍結路では、FJのパートタイム4WDに劣ります。
- FJの維持費はどのくらい?
-
年間維持費(燃料費、税金、保険、車検代)は約40〜50万円と予想されます。RAV4 HEVより年間5〜10万円高くなる見込みです。
14. 発売日・最新情報
Q7. RAV4の納期はどのくらい?
A. 2025年12月のフルモデルチェンジ後、6〜12ヶ月の納期が予想されます。PHEVはさらに長くなる可能性があります。
ランドクルーザーFJ:
- 発売時期:2026年(詳細未定)
- ジャパンモビリティショー2025(10月)で実車展示
- 予約開始時期:2025年末〜2026年初めと予想
RAV4:
- フルモデルチェンジ:2025年5月21日(発表)2025年12月17日(発売)
- 納車開始:2025年12月〜2026年3月頃
- 既に予約受付中

まとめ
トヨタ 新型ランドクルーザーFJと新型RAV4は、同じSUVカテゴリーでありながら、全く異なる性格を持つ車です。
FJは、本格的なオフロード性能とタフなデザインが魅力の「道具としてのSUV」。380万円からという手頃な価格で、ランドクルーザーブランドを手に入れられる貴重なモデルです。
RAV4は、優れた燃費性能と最新技術、快適装備が充実した「都会派SUV」。特にPHEVモデルは、EV走行150kmという驚異的な航続距離を実現し、日常使いではほぼ燃料費ゼロで走行できます。
あなたのライフスタイル、使用環境、予算に合わせて、最適な一台を選んでください。どちらを選んでも、トヨタの高い品質と信頼性は保証されています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が、あなたの愛車選びの参考になれば幸いです。
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