ホンダはヴェゼルのフルモデルチェンジを行い2021年4月22日発表に4月23日発売する。2021年2月18日にデザインを公開すると2021年1月18日に発表した。合わせてティーザーサイトを公開した。
新型 ヴェゼル フルモデルチェンジ について
Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を先代モデルから踏襲。エクステリアは新たな時代のVEZELをゼロから考え直し、SUVの力強さとクリーンさ活力に満ちた印象を加えるクーペライクなプロポーション。
インテリアは全体の印象として、しっかり芯の通った「かたまり感」のあるソリッドなフォルム全席で爽快な視界を提供するため「スリーク&ロングキャビン」を採用。
ハイブリッドモデルにはHondaの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載。
フルモデルチェンジするヴェゼルは4代目 新型フィットをベースに開発。Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を先代モデルから踏襲。取り回しのしやすい、コンパクトなボディーサイズや、多彩なシートアレンジはそのままに、より力強く美しいエクステリアのプロポーションへ進化させた。
エクステリア
エクステリアはキープコンセプトで、フロントフェイスを変更、ヘッドライトには「DRL(デイタイムランニングライト)」「LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)」を採用。「Honda SENSING(ホンダ センシング)」全モデル標準搭載。写真を見てわかる通り、リアは流麗なクーペフォルムとしている。
解放感のあるサンルーフには「パノラマルーフ(Low-Eガラス採用)」を採用する。2トーンのエクステリアカラー、トリコロールの加飾や「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付き)」も採用。
インテリア
インテリアパネルは水平・直線基調のデザインとし、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)の考え方に基づく視線移動の軽減や動線に沿った操作類の配置、視界を良くする。しっかり芯の通った「かたまり感」のあるソリッドなフォルム全席で爽快な視界を提供するため「スリーク&ロングキャビン」を採用。メーターには新型「アコード」「インサイト」などに採用されている「4.2インチor7.0インチインストルメントクラスター」を採用。
インテリアは「オートブレーキホールド」機能を搭載し停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保って、アクセルを踏むと解除されるので渋滞時などで活躍してくれる。「パーキングブレーキシステム」を採用する。新設計のエアコン吹き出し⼝「そよ⾵アウトレット」L字型の送風アウトレットから、風がフロント席乗員の頬をなでるようにサイドウインドウに沿って後方に流れることで、乗員を包み込むような柔らかい空気の流れを作り出す。新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を通じて、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」を提供。
センターディスプレイには「9インチHonda CONNECTホンダディスプレイ」を採用。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載。「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」をご利用可能。スマートフォンによるリモート操作や、事故などの緊急時にクルマ自体が緊急サポートセンターに繋がり、迅速で的確な対応が可能となるトラブルサポートが可能。「自動地図更新サービス」を搭載。スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」「Honda アプリセンター」車内でデータ通信容量を購入し、インターネットに接続して楽しめる「車内Wi-Fi」を採用。
高音質オーディオシステムを採用。エキスパートによる実車でのチューニングを施しながら磨き上げられたスピーカーシステムは、車内に臨場感あふれるサウンドスケープを生み出す。
安全技術
先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」には、「フロントワイドビューカメラ」高速画像処理チップを新採用、車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、「近距離衝突軽減ブレーキ」を追加、全車標準装備とした。リアバンパーに4つのセンサーを配置し後方の障害物を感知して音と表示でお知らせする。
「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」は、渋滞追従機能付きへと進化、「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」「路外逸脱抑制機能」「標識認識機能」「車線維持支援システム(LKAS)」の各機能を先代モデルよりさらに進化させた。「後方誤発進抑制機能」「近距離衝突軽減ブレーキ」「オートハイビーム」など、3つの機能も新たに追加。
エンジン
ガソリンモデルには「1.5L DOHC i-VTEC+CVT」搭載、ハイブリッドモデルには旧型は「SPORT HYBRID i-DCDハイブリッドシステム」を搭載しJC08モード燃費を27.0km/Lであるが、1.5L i-VTECエンジン+「2モーターハイブリッドシステムのi-MMD(e:HEV)」を採用。WLTCモード燃費24.8km/Lとなる。「e:HEV」はNORMAL、SPORT、ECONと3つの異なる走行モードを選択可能。また、Dレンジ、Bレンジ、減速セレクターにて、アクセルオフ時の異なる減速度合いを選択することが可能。
4WDモデルでは、悪天候や雪上走行においても安定したドライビングを可能にする、「リアルタイムAWD」を搭載。
▶ホンダ 新型 フィット 4代目 フルモデルチェンジ 2019年11月発売
新型 ヴェゼル フルモデルチェンジ 先進運転支援システム 全車標準搭載
旧型よりも更に進化したHonda SENSING(ホンダ センシング)全車標準搭載。広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後の8つのソナーセンサーをHonda車初搭載。衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)は昼・夜間歩行者と自転車に対しても衝突回避を支援。更に渋滞追従機能付ACCとなり、「後方誤発進抑制機能」「オートハイビーム」も搭載。
衝突軽減ブレーキシステム(CMBS) 前走車、対向車、歩行者(昼間・夜間)と横断自転車の衝突回避を支援。約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車両や歩行者、または対向車両(二輪車や自転車等を除く)に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。対向車両(二輪車や自転車等を除く)と歩行者に対しては、自車が約80km/h以下で走行中の場合に作動。
路外逸脱抑制機能 車線を検知し、はみ出さないように支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
LKAS(車線維持支援システム) 車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
渋滞追従機能付ACC 適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。約0km/h – 約100km/hで作動。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用が可能。
標識認識機能 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。
誤発進抑制機能 不注意による急発進を防止し注意を喚起。停車時や約10km/h以下で走行しているとき、自車のほぼ真正面の近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑制し、急な発進を防止するとともに、音と表示で接近を知らせます。
先行車発進お知らせ機能 停止時に、先行車が発進したことをお知らせ。
後方誤発進抑制機能 後方に障害物があるにも関わらず、セレクトレバーがR(リバース)の状態でアクセルペダルを強く踏み込んだ際、急な後退を抑制する機能。
オートハイビーム 対向車や前走車を検知し、 自動でハイ/ロービームを切り換え。良好な視界の確保に貢献するとともに、切り換え操作の頻度も低減。
システム 装備 | 旧型ヴェゼル | 新型ヴェゼル |
---|---|---|
CMBS | ◯ (昼 歩行者) | ◯ (昼・夜間歩行者 自転車) |
誤発進抑制機能 | ◯ | ◯ |
歩行者事故低減 ステアリング | ◯ | ◯ |
路外逸脱抑制機能 | ◯ | ◯ |
ACC | ◯ | ◯ (渋滞追従機能付) |
LKAS | ◯ | ◯ |
先行車発進 お知らせ機能 | ◯ | ◯ |
標識認識機能 | ◯ | ◯ |
後方誤発進抑制機能 | – | ◯ |
オートマチック ハイビーム | – | ◯ |
ブラインドスポット インフォメーション | – | ◯ |
マルチビュー カメラシステム | – | ◯ |
▶ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」どうなのか?
新型 ヴェゼル フルモデルチェンジ ボディカラーについて
単色のバリエーションは旧型同様であるが、2トンカラーを新たに採用する。
単色
プレミアムサンライトホワイト・パール
プラチナホワイト・パール
メテオロイドグレー・メタリック
クリスタルブラック・パール
プレミアムクリスタル・メタリック
サンドカーキ・パール
2トンカラー
プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック
メテオロイドグレー・メタリック&ブラック
クリスタルブラック・パール&シルバー
ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー
サンドカーキ・パール&ブラック
新型 ヴェゼル フルモデルチェンジ スペック
「1.5L i-VTECエンジン+モーター(e:HEV)」のハイブリッドモデルと1.5L直4直噴DOHCエンジンNAモデルの2種類をラインナップする。「VEZEL TOURING・Honda SENSING」に搭載されていた「1.5L直4 DOHCi-VTECターボエンジン」が廃止となる。
スペック | 新型ヴェゼル | |
---|---|---|
全長 | 4,340mm | |
全幅 | 1,790mm | |
全高 | 1,590mm | |
ホイールベース | 2,610mm | |
エンジン | 1.5L i-VTECエンジン +新型i-MMD (e:HEV) |
1.5L直4直噴DOHC エンジン |
最高出力 | 72kW(98PS)/ 5,600-6,400rpm |
96kW (131PS)/ 6,600rpm |
最大トルク | 127Nm(13.0kgfm)/ 4,500-5,000rpm |
155Nm (15.8kgfm)/ 4,600rpm |
モーター 最高出力 |
80kW(109PS)/ 3,500-8,000rpm |
– |
モーター 最大トルク |
253Nm(25.8kgfm)/ 0-3,000rpm |
– |
トランスミッション | 電気式 無段階変速機 |
CVT |
WLTCモード燃費 | 24.8km/L(2WD) 22.0km/L(4WD) |
17.0km/L(2WD) 15.6km/L(4WD) |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD |
▶ホンダ 新型 ヴェゼル フルモデルチェンジ 2021年2月18日デザイン初公開へ
▶ホンダ 新型 ヴェゼル ターボモデル追加 2019年1月31日発売
▶ホンダ 新型 ヴェゼル 2021年2月18日 世界初公開 最新トレンドを取り入れたモデルに
新型 ヴェゼル フルモデルチェンジ 価格 グレード
すでに全国のディーラーでは3月から先行予約受付中となっており価格も判明している。ガソリン車との価格差を考えると「e:HEV X」「e:HEV Z」を是非検討してもらいたい。
グレード | エンジン | トランス ミッション |
2WD (10%) |
4WD (10%) |
---|---|---|---|---|
G | 1.5L 直列4気筒 DOHC 直噴 |
CVT | 2,279,200円 | 2,499,200円 |
e:HEV X | 1.5L 直列4気筒 DOHC 直噴+ 新型i-MMD (e:HEV) |
電気式 無段階 変速機 |
2,658,700円 | 2,870,870円 |
e:HEV Z | 2,898,500円 | 3,128,500円 | ||
e:HEV PLaY | 3,298,900円 | – |
ヴェゼルについて
ヴェゼルは、3代目フィットをベースに開発された小型クロスオーバーSUVである。2013年12月19日正式発表がおこなわれ販売が開始した。
2015年4月24日に一部改良を行った、装備を充実や4WD車の設定追加、 FF車には乗り心地と操縦安定性を両立する「振幅感応型ダンパー」を、フロントとリアに装備。全タイプに「IRカット/UVカット機能付フロントウインドウガラス」「IRカット/スーパーUVカットフロントドアガラス」「プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー」を標準装備。HYBRID Z、HYBRID X・Lパッケージには 「本革巻ステアリングホイール」を採用。ハイブリッド車にゴールドブラウン・メタリックを新たに設定。HYBRID X・Lパッケージにジャズブラウンのインテリアカラーを新たに設定。
2016年2月26日に正式にマイナーチェンジを行いヴェゼルも「Honda SENSING(ホンダ センシング)」導入しされた。ホンダセンシングはミリ波レーダーと単眼カメラで前走車、対向車、歩行者を検出するシステムである。
2017年7月7日のマイナーチェンジではHonda SENSING標準装備グレードを設定。すべてのグレードでHonda SENSINGの選択が可能ヴェゼル HYBRID X・Honda SENSING ブリリアント スタイルエディションを設定。走る楽しさを追求したRSを設定。走行時の安定性に寄与するパフォーマンスダンパー、可変ステアリングギアレシオを採用。Honda独自のCVT制御「G・Design Shift」を専用設定(ガソリン車のみ)エクステリアにRS専用フロントグリル、クリスタルブラック塗装を施したボディーロアガーニッシュ・ドアミラー、 RS専用18インチアルミホイールを採用。インテリアには、RS専用スウェード調表皮「ウルトラスエード」を採用。
ヴェゼルのマイナーチェンジを行い2018年2月15日発表、16日に発売した。
2019年1月31日にターボモデルを追加し発売した。今回は新たにガソリン車に1.5L i-VTECターボ搭載モデル「VEZEL TOURING・Honda SENSING」追加した。
スペック | ヴェゼル | ||
---|---|---|---|
全長 | 4,330mm | ||
全幅 | 1,770mm | ||
全高 | 1,605mm | ||
ホイールベース | 2,610mm | ||
エンジン | 直4 1.5L+モーター | 1.5L直4直噴DOHC | 1.5L直4 DOHC i-VTECターボエンジン |
最高出力 | 97kW (132PS)/ 6,600rpm |
96kW (131PS)/ 6,600rpm |
127kW(172ps)/ 5500rpm |
最大トルク | 156Nm (15.9kgfm)/ 4,600rpm |
155Nm (15.8kgfm)/ 4,600rpm |
220Nm(22.4kgm)/ 1700-5500rpm |
モーター出力 | 22kW (29.5PS)/ 1,313-2,000rpm |
– | – |
システム出力 | 112kW (152PS) | – | – |
トランスミッション | 7速DCT | CVT | CVT |
JC08モード燃費 | 25.6〜27.0km/L | 19.6〜21.2km/L | 17.6km/L |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | ||
価格 | 246万円~ 281万円 |
207万5,000円~ 247万5,000円 |
290万3,040円 |
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
ホンダニュースリリース
https://www.honda.co.jp/news/2021/4210218.html
https://www.honda.co.jp/news/2021/4210422-vezel.html
ホンダ ヴェゼル