トヨタは新型「パッソ」のフルモデルチェンジを行い2016年4月12日に発売した。新型パッソが発売されると同時に新型ブーンも発売される。
新型 パッソ フルモデルチェンジについて
今回からダイハツによって企画・開発から生産までを一括して担い、トヨタに対して供給するOEM車となっている。旧型パッソは2代目で2010年2月15日から販売を開始。2014年4月14日にマイナーチェンジを行い、トヨタとダイハツで共同開発した新1Lエンジンを搭載しJC08モード燃費を6.4km/L向上(21.2km/L → 27.6km/L)そして今回の3代目のフルモデルチェンジではサイズなどは旧型を維持。丸5年でのフルモデルチェンジを果たすこととなる。旧型は1.0L 直列3気筒DOHCと1.3L 直列4気筒DOHCモデルがあるが1.0Lモデルのみとなる。+Hanaモデルが廃止となり、代わりにパッソモーダという新モデルが登場。サイズなどは変更はないが、ホイールベースを50mm伸ばすことで後部座席の位置をズラし居住性をアップ足元空間は、75mm拡大させる!!
新型 パッソ フルモデルチェンジ 装備について
新型パッソモーダは旧型シエンタのような見た目となり言わばパッソの上級モデルである。新型プリウスや新型シエンタなどのヘットライトにも採用されたBi-Beam LEDヘッドライトを採用。ヘッドライトユニットは1眼でハイビームとロービームを使い分ける更に、シャープな印象を与えるLEDクリアランスランプを組み合わせて採用した。LEDリヤコンビネーションランプも採用された。現在のラインアップでは今では当たり前となりはじめている、先進技術を取り入れる。トヨタの先進技術といえば、「Toyota Safety Sense」であるが、パッソは設計および開発・生産をダイハツが行っているため「スマートアシストⅡ」が採用されると思われる。(レーザーセンサーとソナーセンサーに加えてカメラを搭載。)スマートアシストIIはJNCPN予防安全評価最高ランク獲得している。
新型 パッソ フルモデルチェンジ スマートアシストⅡ採用
衝突警報機能(対歩行者)約4~50km/h で走行中、前方に歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合に、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告。
車線逸脱警報機能 約60km/h 以上で走行中に、ウィンカーを出さずに、走行している車線から車両がはみ出しそうになると、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告。
衝突回避支援ブレーキ機能 従来は、約4~30km/h で走行中に前方車両を認識し、衝突の危険性が高まった場合に、緊急ブレーキが作動することで、被害軽減や衝突回避を支援今回は、約4~50km/h で走行中に前方車両を認識し、衝突の危険性が高まった場合に、緊急ブレーキが作動し、被害軽減や衝突回避を支援。
衝突警報機能(対車両) 従来は約4~30km/h で走行中に前方の車両を認識していたが、スマートアシストⅡでは、約4~100km/h での走行中に前方の車両を認識し、衝突の危険性があると判断した場合に、ブザーとメーター内の警告灯でドライバーに危険を警告。
新型 パッソ フルモデルチェンジ ボディカラーは12色
ホワイト
パールホワイトⅢ
ブラックマイカメタリック
ブライトシルバーメタリック
パウダリーベージュメタリック
プラムブラウンクリスタル
ファインブルーマイカメタリック
ディープブルークリスタル
ファイアークォーツメタリック
マゼンタベリーマイカメタリック
レモンスカッシュクリスタル
ダークエメラルドマイカ
パッソモーダにはツートンカラーを設定
マイカメタリック×パウダリーベージュメタリック
マイカメタリック×ファインブルーマイカメタリック
マイカメタリック×ディープブルークリスタル
マイカメタリック×レモンスカッシュクリスタル
マイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック
マイカメタリック×マゼンタベリーマイカメタリック
マイカメタリック×ダークエメラルドマイカ
新型 パッソ フルモデルチェンジ グレード一覧
X
14インチホイール&ホイールカバー
UVカットドアガラス
ワンタッチターンシグナル
ワイヤレスドアロックリモコン
運転席、助手席バニティミラー
マニュアルエアコン
前後スタビライザー
VSC&TRC
ヒルスタートアシスト
緊急ブレーキシグナル
価格:1,150,200円
X S
XにスマートアシストⅡ搭載
価格:1,215,000円
X-Lパッケージ
プライバシーガラス
オート格納式ドアミラー
リバース連動リアワイパー
オートエアコン
スマートキー
運転席アジャスター
6:4分割リアシート
価格:1,258,200円
X-Lパッケージ S
X-LパッケージにスマートアシストⅡ搭載
価格:1,317,600円
X-Gパッケージ
14インチアルミホイール
LEDヘッドライト
オートライト
車速感応ワイパー
スーパーUV、赤外線カットガラス
本革巻ステアリング
メッキドアハンドル、シフトレバー
価格:1,447,200円
MODA
LEDヘッドライト
オートエアコン
プライバシーガラス
シルバー塗装ドアハンドル
オート格納式ドアミラー
ドアミラーウインカー
リバース連動リアワイパー
ワンタッチ機能付きターンシグナル
キーフリー&プッシュスタート
マゼンタ&シルバーパーツ
運転席上下アジャスター
価格:1,431,000円
MODA S
MODAにスマートアシストⅡ搭載
価格:1,495,800円
MODA-Gパッケージ
14インチアルミホイール
LEDヘッドライト
オートライト
車速感応ワイパー
スーパーUV、赤外線カットガラス
本革巻ステアリング
メッキドアハンドル、シフトレバー
リアドアスピーカー
価格1,657,800円
新型 パッソ スペックについて
スペック | 新型パッソ |
---|---|
全長 | 3,650mm |
全幅 | 1,655mm |
全高 | 1,525mm |
ホイールベース | 2,500mm |
エンジン | 1.0L 直列3気筒DOHC |
最大出力 | 69ps/6,000rpm |
最大トルク | 9.4kgm/4,400rpm |
駆動方式 | 2WD(FF) 4WD |
トランスミッション | CVT |
JC08モード燃費 | 28.0km/L |
価格 | 115万~165万円 |
パッソはダイハツとの共同開発による車種で、企画およびマーケティングはトヨタ主導、設計および開発・生産はダイハツ主導で行われている。ダイハツのブーンとはバッジエンジニアリングによる双子車ではあるがOEM関係にはない。パッソとブーンの型式に共通性がない事や、製造事業者はパッソがトヨタ、ブーンがダイハツになるのはこのためである。トヨタはダイハツに生産を委託する形を取っている。
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/detail/11650563/
トヨタパッソ