トヨタは「ランドクルーザープラド」の一部改良を行い2021年6月1日に発売する。更に「70周年記念車」、特別仕様車「TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”」設定を追加する。
新型 ランドクルーザープラド 一部改良 2021年
今回の一部改良では「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ[静止物])」を標準装備。新デザインの「19インチアルミホイール」を意匠を採用。特別仕様車「TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”」を追加した。
特別仕様車「TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”」
特別仕様車「TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”」はブラック塗装を施したラジエーターグリル、ヘッドランプガーニッシュ、18インチアルミホイール、専用色サドルタンの本革シート表皮や本革センタークラスターサイドニーパッド、70th ANNIVERSARYのロゴが入った専用サイドエンブレムとフロアマット(販売店装着オプション)を採用。
エクステリア
ラジエーターグリル(ブラック塗装)&グリルインナーバー(漆黒メッキ)
ヘッドランプガーニッシュ(漆黒メッキ)
専用フォグランプベゼル(ピアノブラック塗装)
265/60R18タイヤ&18×7½Jアルミホイール(ブラック塗装)
専用ルーフレール(ピアノブラック塗装)
サイドターンランプ付オート電動格納式
リモコンドアミラー(ブラック塗装)
バックドアガーニッシュ(漆黒メッキ)
インテリア
本革シート表皮(サドルタン)
スライド機能付大型フロントアームレスト(サドルタン)
センタークラスターサイドニーパッド(サドルタン/本革+ステッチ付)
ドアトリムオーナメント(サドルタン)
オーナメントパネル(シルバー塗装)
フロアマット(70周年)
1台分・5人乗り用35,200円(消費税抜き32,000円)
1台分・7人乗り用40,700円(消費税抜き37,000円)
エンブレム(70周年)23,100円(消費税抜き21,000円)
新型 ランドクルーザー プラド 一部改良 2021年 価格 グレードについて
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
定員 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|---|
TX | 2.7 L 直列4気筒 DOHCエンジン |
6速AT | 4WD | 5名 | 3,666,000円 |
TX | 7名 | 3,824,000円 | |||
TX“Lパッケージ” | 5名 | 4,169,000円 | |||
TX“Lパッケージ” | 7名 | 4,327,000円 | |||
TX“Lパッケージ 70th ANNIVERSARY LIMITED” |
5名 | 4,290,000円 | |||
TX“Lパッケージ 70th ANNIVERSARY LIMITED” |
7名 | 4,448,000円 | |||
TX | 2.8L 直列4気筒DOHC 直噴ディーゼル ターボエンジン |
5名 | 4,330,000円 | ||
TX | 7名 | 4,488,000円 | |||
TX“Lパッケージ” | 5名 | 4,839,000円 | |||
TX“Lパッケージ” | 7名 | 4,997,000円 | |||
TZ-G | 7名 | 5,543,000円 | |||
TX“Lパッケージ 70th ANNIVERSARY LIMITED” |
5名 | 4,960,000円 | |||
TX“Lパッケージ 70th ANNIVERSARY LIMITED” |
7名 | 5,118,000円 |
新型 ランドクルーザー プラド マイナーチェンジ 2020年
トヨタは「ランドクルーザー プラド」のマイナーチェンジを行い2020年8月3日に発売する。更に特別仕様車「TX“Lパッケージ・Black Edition”」を追加する今回のマイナーチェンジにより新開発した2.8Lエンジンを搭載、最高出力201 hp(203ps)、最大トルク369 lb-ft(500Nm)を新たに採用。WLTCモード燃費を記載。オートライトを自動化。第2世代の「次世代 Toyota Safety Sense」全車標準搭載する。一部グレードで「パドルシフト」を採用する。
従来までの「Toyota Safety Sense (P)」に比べ、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)」や、前方車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」を更に採用することで「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」(サポカーS〈ワイド〉対象車対象車となる。
新型 ランドクルーザー プラド マイナーチェンジ 2020年 特別仕様車TX“Lパッケージ・Black Edition”
「TX」をベースに、“Lパッケージ”相当の装備に加え、内外装はブラックを基調とした特別仕様車とした。インテリアはオーナメントパネルをシルバー塗装、センタークラスターパネルなどにブラック塗装を施した。
エクステリアは、グリルやヘッドランプまわり、バックドアガーニッシュに、漆黒メッキ加飾を施し、アウターミラー、ルーフレールなどはブラック塗装とした。専用ブラック塗装の18インチアルミホイールを特別装備する、ブラック塗装を施した、大型のフォグランプベゼルを装着。
新型ランドクルーザー プラド マイナーチェンジ 第2世代の次世代 Toyota Safety Sense の主な特長
2018年1月8日発売開始する新型アルファード /ヴェルファイアに搭載した第2世代の「次世代 Toyota Safety Sense」全車標準搭載する。
レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。高速域まで対応する衝突回避支援/被害軽減性能を確保している。上記の通り、トヨタセーフティセンスPのプリクラッシュブレーキでは、歩行者との相対速度が約30km/h以内の場合に衝突回避を支援し、車両の場合だと10km/h~最高速の幅広い速度域で作動する。
旧型のトヨタセーフティセンスに比べ、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。歩行者に対しては夜間でも同じく約10km/h~80km/hの範囲でPCSの自動ブレーキが作動するようになった。
ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。
レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
アダプティブハイビームシステム(AHS)(Z “Leather Package”、Z、G “Leather Package”、Gに標準装備) /オートマチックハイビーム(AHB)(Sに標準装備)カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。
レーントレーシングアシスト(LTA) レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense Pに初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。
先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。
トヨタ 第2世代版 Toyota Safety Senseを2018年より導入 比較 変更点
新型ランドクルーザー プラド 予防安全装備
インテリジェントクリアランスソナー(全車標準装備) アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。
ブラインドスポットモニター(BSM)隣の車線を走る車両をレーダーで検知。車両が死角エリアに入ると、ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターを点灯。
リヤクロストラフィックオートブレーキ 後退時の死角を検知し、注意を喚起。衝突の危険性がある場合は自動的にブレーキ制御を行うことで接近車両との衝突被害軽減をサポートします。
緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式) 急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。
トヨタ Toyota Safety Sense 搭載車種まとめ
新型 ランドクルーザー プラド マイナーチェンジ 旧型 比較
システム装備 | 旧型ランドクルーザー プラド |
新型ランドクルーザー プラド |
|
---|---|---|---|
Toyota Safety Sense |
衝突回避支援型 プリクラッシュ セーフティ |
◯ 昼間歩行者 |
◯ 昼・夜間歩行者 自転車 |
レーンディパーチャー アラート (ステアリング 制御機能付) |
◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 ふらつき警報 |
◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 道路端 検出 ふらつき警報 |
|
オートマチック ハイビーム |
◯ | ◯ | |
レーダークルーズ コントロール (全車速追従機能付) |
◯ | ◯ | |
レーント レーシングアシスト |
– | ◯ | |
ロードサインアシスト | – | ◯ | |
先行車発進告知 | – | ◯ | |
予防 安全 装備 |
ブラインドスポット モニター |
◯ | ◯ |
インテリジェント クリアランスソナー |
◯ | ◯ | |
リヤクロス トラフィック オートブレーキ |
– | ◯ | |
ドライブスタート コントロール |
◯ | ◯ | |
快適 装備 |
アクティブ トラクション コントロール |
◯ | ◯ |
マルチテレインモニタ | ◯ | ◯ | |
クロールコントロール | ◯ | ◯ | |
ドライブモードセレクト | ◯ | ◯ | |
KDSS | ◯ | ◯ |
新型 ランドクルーザー プラド マイナーチェンジ スペックについて
スペック | 新型ランドクルーザー プラド | |
---|---|---|
全長 | 4,825mm | |
全幅 | 1,885mm | |
全高 | 1,835mm-1850mm | |
ホイールベース | 2,790mm | |
エンジン | 2.7L 直4 DOHC
ガソリンエンジン |
2.8L 直4 DOHC クリーン ディーゼルエンジン |
最高出力 | 120kW(163ps)/ 5,200rpm |
150kW(204ps)/ 3,400rpm |
最大トルク | 246Nm(25.1kgm)/ 3,800rpm |
500Nm(51kgm)/ 1,600-2,800rpm |
トランスミッション | 6AT | |
WLTCモード燃費 | 8.3km/L | 11.2km/L |
価格 | 3,621,000円〜 4,419,000円 |
4,285,600円 〜 5,089,000円 |
新型 ランドクルーザー プラド マイナーチェンジ 価格 グレードについて
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
定員 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|---|
TX | 2.7 L 直列4気筒 DOHCエンジン |
6速AT | 4WD | 5名 | 3,621,000円 |
TX | 7名 | 3,779,000円 | |||
TX“Lパッケージ” | 5名 | 4,140,000円 | |||
TX“Lパッケージ” | 7名 | 4,298,000円 | |||
Black Edition | 5名 | 4,261,000円 | |||
Black Edition | 7名 | 4,419,000円 | |||
TX | 2.8L 直列4気筒DOHC 直噴ディーゼル ターボエンジン |
5名 | 4,285,600円 | ||
TX | 7名 | 4,443,000円 | |||
TX“Lパッケージ” | 5名 | 4,810,000円 | |||
TX“Lパッケージ” | 7名 | 4,968,000円 | |||
TZ-G | 7名 | 5,530,000円 | |||
Black Edition | 5名 | 4,931000円 | |||
Black Edition | 7名 | 5,089,000円 |
ランドクルーザー プラドについて
旧型4代目、ランドクルーザー プラド 150系は2009年に120系から
およそ7年ぶりにモデルチェンジを果たした。
従来設定されていたV6 4.0 L車が日本国内向けで廃止される一方、2007年7月の廃止以
来約6年11ヶ月ぶりに国内向けディーゼル車が復活した。
2.8L 直4 クリーンディーゼル直噴ターボエンジン
次世代高断熱ディーゼル燃焼やコンパクトで高効率のターボチャージャーを併用
JC08モード燃費は11.8km/Lとなる。
2016年8月29日 トヨタ店創立70周年記念特別仕様車「TX"Lパッケージ・G-FRONTIER"」を発売。
TX"Lパッケージ・G-FRONTIER"
ランドクルーザー プラド グレード価格について
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動方式 | 定員 | 価格(8%) |
---|---|---|---|---|---|
TX | 2.7 L 直列4気筒 DOHCエンジン |
6速AT | 4WD | 5名 | 3,538,080円 |
TX | 7名 | 3,692,520円 | |||
TX“Lパッケージ” | 5名 | 4,047,840円 | |||
TX“Lパッケージ” | 7名 | 4,202,280円 | |||
TX | 2.8L 直列4気筒DOHC 直噴ディーゼル ターボエンジン |
5名 | 4,152,600円 | ||
TX | 7名 | 4,307,040円 | |||
TX“Lパッケージ” | 5名 | 4,667,760円 | |||
TX“Lパッケージ” | 7名 | 4,822,200円 | |||
TZ-G | 7名 | 5,363,280円 |
最後に一言
旧型モデル、ランドクルーザー プラドの最大の欠点でもあったのが、先進安全技術の装備である。この最大の欠点を今回のマイナーチェンジで次世代の「Toyota Safety Sense 」標準搭載、さらに「インテリジェントクリアランスソナー」を標準装備することで完全に払拭することができた。同じクラスの車で敵がいないとまで言ってもいいかもしれない。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
トヨタニュースリリース
トヨタ ラウンドクルーザー プラド