スズキは新型ハスラーのフルモデルチェンジを行い2019年12月24日発表、2020年1月20日に発売する。価格1,365,100円〜1,746,800円
旧型モデル発売から丸5年でのフルモデルチェンジとなる。2019年10月24日~11月4日(プレスデー2019年10月23日〜24日)に開催される東京モーターショー2019で2代目の新型ハスラーとなる「HUSTLER CONCEPT」を披露した。
新型ハスラーについて
「もっと遊べる!もっとワクワク!!もっとアクティブな軽クロスオーバー」をコンセプトに新たなハスラーとして開発した。新型「ワゴンR」に採用されている新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用。
エクステリア
エクステリアデザインはキープコンセプトで、ハスラーのヘッドライトは旧型と同じ丸目となる。ひと目でハスラーと分かる個性的なデザインと、アウトドアアイテムから発想を得て機能性を追求したタフさや力強さを融合させている。
ボンネットの高さを20mm上げ、丸みがありながらも厚みと少し角ばったイメージとなり新型「ジムニー」に近いデザインとなった。
先代モデルに比べ、ホイールベースを35mm延長することで後席乗員の足元空間を確保、前席は左右乗員間距離を30mm拡大することで快適で広い室内空間を実現。延長しながらも最小回転半径4.6mで取り回しの良さを継続させた。
インテリア
インテリアデザインは新型クロスビー(XBEE)やに近いデザインとなる。インテリアの質感もかなり高くアウトドアとスポーティな印象を受ける。特にダッシュボードの形状やナビ周りが特徴的である。メーターには「カラー液晶メーター」を採用。新開発9インチHDディスプレイ搭載のメモリーナビゲーション(パイオニア製)を装備。「Apple CarPlay」「Android Auto」「SmartDeviceLink」にも対応。全方位モニターに、周囲を立体的に360°確認できる「3Dビュー」を採用。(メーカーオプション)こもり音や雨音を低減する「高減衰マスチックシーラー」を軽自動車で初めて採用、さらに防音材や遮音材を最適に配置することで静粛性を高めている。
残念ながら電動パーキングブレーキ&ホールドは非搭載である。
プラットフォーム 最新技術
6代目新型ワゴンR採用されている、次世代軽量プラットフォーム「ハーテクト」を採用し骨格や主要部品を全面刷新し、高い剛性と軽量化を実現する。次世代軽量プラットフォーム採用により旧型モデルよりも室内空間を広げることができる。
予防安全技術 SUZUKI Safety Support「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載。経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」に該当する。
スズキ軽初となる「スノーモード」を採用する。
新開発「R06D型」エンジンと新開発CVTを組み合わせにより、低速域から中高速域までの実用的な速度域で優れた燃費性能と軽快な走りを実現。全モデルに新型ワゴンRに採用されるマイルドハイブリッドを採用しモーターアシストする時間とモーター出力をアップ、最高出力2.2psから3.1psへと出力をアップさせることでより燃費性能を向上させる。
新型ハスラー デュアルカメラブレーキサポート 搭載
夜間歩行者検知機能を備えた、ステレオカメラの強みを活かして危険を回避する。
デュアルカメラブレーキサポート
1.前方衝突警報機能 約5km/hから約100km/hで走行中、ステレオカメラが前方の車両や歩行者を検知。衝突の可能性があると判断した場合、ブザー音とメーター内の表示によって警報を発する機能。
2.前方衝突警報ブレーキ機能 衝突の可能性が高まると、警報に加え自動的に弱いブレーキを作動させ、運転者に衝突回避を促す機能。
3.前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能 衝突の可能性が高いと判断したあと、運転者が強くブレーキを踏むと、
ブレーキアシストが作動しブレーキ制動力を高める機能。
4.自動ブレーキ機能 衝突が避けられないと判断した場合に、自動で強いブレーキが作動し、衝突の回避、または衝突被害を軽減する機能。
誤発進抑制機能 ペダルやシフトの操作ミスによる衝突の回避に貢献。前方約4m以内の障害物をステレオカメラで検知。停車、または約10km/h以下の徐行中、障害物があるにもかかわらずアクセルを大きく踏み込んだ場合に、エンジン出力を自動で抑えて急発進、急加速を抑制する機能。
車線逸脱警報機能 車線を外れそうになるとブザー音とメーター内の表示灯で警報。約60km/hから約100km/hで走行中、ステレオカメラが車線の左右区画線を認識。車線を逸脱すると判断した場合、ブザー音とメーター内の表示灯によって運転者に注意を促す機能。
車線逸脱抑制機能(スズキ軽初)(HYBRID Xターボ、HYBRID Gターボ)機能をONの状態で走行中、カメラが左右の区画線を検知。車線逸脱の可能性が高いとシステムが判断した場合に、ドライバーに車線逸脱防止方向へのステアリング操作を促し、車両を車線の内側に戻すように支援。
ふらつき警報機能 車両が蛇行するとブザー音とメーター内の表示灯で警報。約60km/hから約100km/hで走行中、ステレオカメラが車線内での車両の蛇行パターンから、ふらつきと判断した場合、ブザー音とメーター内の表示灯によって運転者に注意を促す機能。
先行車発進お知らせ機能 先行車の発進をブザー音とメーター内の表示でお知らせ。停車時、先行車が発進して約4m以上離れても、自車が停止し続けた場合、ブザー音とメーター内の表示で運転者に先行車が発進したことをお知らせする機能。
後退時ブレーキサポート
前後の衝突被害軽減ブレーキ
全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(スズキ軽初)(HYBRID Xターボ、HYBRID Gターボ)ステアリングのACCスイッチを操作すると、ステレオカメラで先行車との距離を測定。設定した車間距離を適切に保ちながら加速・減速、さらに停止まで自動追従。
新型ハスラー ボディカラーについて
モノトーンカラー
シフォンアイボリーメタリック
クールカーキパールメタリック
オフブルーメタリック
ピュアホワイトパール ※
ブルーイッシュブラックパール3
※ メーカーオプション +22,000円
2トーンカラー
バーミリオンオレンジ×ガンメタリック ※
デニムブルー×ガンメタリック ※
アクティブイエロー×ホワイト ※
ブリスクブルーメタリック×ホワイト ※
チアフルピンクメタリック×ホワイト ※
フェニックスレッドパール×ガンメタリック ※
※ メーカーオプション +44,000円
新型ハスラー 価格グレードについて
グレードは以下の通り、全てに「マイルドハイブリッド」を搭載。エンジンを「660cc 直列3気筒エンジン」か「660cc 直列3気筒ターボエンジン」どちらかの選択と「2WD」か「4WD」の選択をする構成となっている。
グレード | エンジン | 駆動 方式 |
トランス ミッション |
価格(10%) |
---|---|---|---|---|
HYBRID G |
660cc 直列3気筒 エンジン+ モーター (マイルドハイブリッド) |
2WD | CVT | 1,365,100円 |
4WD | 1,499,300円 | |||
HYBRID Gターボ |
660cc 直列3気筒 ターボエンジン+ モーター (マイルドハイブリッド) |
2WD | 1,459,700円 | |
4WD | 1,593,900円 | |||
HYBRID X |
660cc 直列3気筒 エンジン+ モーター (マイルドハイブリッド) |
2WD | 1,518,000円 | |
4WD | 1,652,200円 | |||
HYBRID Xターボ |
660cc 直列3気筒 ターボエンジン+ モーター (マイルドハイブリッド) |
2WD | 1,612,600円 | |
4WD | 1,746,800円 |
新型ハスラー スペックについて
新開発「R06D型」エンジンと新型ジムニーなどに搭載されている「R06A型」ターボエンジンを採用。トランスミッションも新開発のCVTを採用。
スペック | 新型ハスラー | |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | |
全高 | 1,680mm | |
ホイールベース | 2,460mm | |
エンジン | 660cc 直列3気筒 エンジン R06D型 + モーター |
660cc 直列3気筒 ターボエンジン R06A型 + モーター |
エンジン最高出力 | 36kW(49ps)/ 6,500rpm |
47kW(64ps)/ 6,000rpm |
エンジン最大トルク | 58Nm(5.9kgm)/ 5,000rpm |
95Nm(9.7kgm)/ 3,000rpm |
モーター最高出力 | 1.9kW(2.6ps)/ 1,500rpm |
2.3kW(3.1ps)/ 1,000rpm |
モーター最高トルク | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
50Nm(5.1kgm)/ 100rpm |
バッテリー | リチュウムイオン 電池 |
|
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | |
WLCTモード燃費 | 25.0km/L(2WD) 23.4km/L(4WD) |
22.6km/L(2WD) 20.8km/L(4WD) |
乗車定員 | 4名 | |
価格 | 1,365,100円~ 1,652,200円 |
1,459,700円~ 1,746,800円 |
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