日産は新型電気自動車(BEV)クロスオーバー「アリア」を2020年7月15日発表。 2021年11月19日(現地時間)から11月28日開催させる「ロサンゼルスモーターショー2021」にて公開する。アメリカ初期ラインナップの価格を発表し、日本同様にウェブサイトにて注文を開始した。価格は45950ドル~58950ドル。
新型 アリア について
エクステリア
新型「アリア」のエクステリアは、日産の新しいデザインランゲージと「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術を体現したモデル。シンプルでありながら力強く、かつモダンな表現で「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」をデザインに反映した。4つのLEDを配したヘッドライドは非常に薄くデザインを採用、日産のデザインシグネチャー「Vモーション」は白い光で表現、ウインカー点灯時には「シーケンシャルウインカー」としても機能する。日産を象徴する新たなブランドロゴがLEDによって光り輝く。モーター駆動のEVは、エンジンルームの冷却が不要となるため、グリル部分は、スモークがかったパネルでカバーされ、その中には日本の伝統的な組子パターンが立体的に表現。パネルは内部に配置されたプロパイロットなどの先進技術を支えるセンサー類を守る役目をしている。
ボディサイドは低く滑らかなルーフライン、空気抵抗を感じさせない印象を与えた。アルミホイールは19インチと20インチが設定、フロントとリアを直線でつなぐウエストラインは、まるで建築物のような美しさを携え、どの角度から見ても美しさとエネルギーが宿っているかのような活力を表現。
リアのスタイリングも印象的で、特にスモークがかった水平基調に延びるリアコンビネーションランプは、消灯時はすっきりとした見た目になり、点灯時は赤い光がしっかりと見えるよう設計。
インテリア
インテリアはモノとモノの間にある空間や、連続するコトとコトの間の時間を意味する日本語の「間(ま)」をキーワードとしてデザインされた。「アリア」には新開発EV専用プラットフォームを採用、フラットで広々したフロアを実現、従来室内に配置されていた空調ユニットをモータールームに配置、Cセグメントのボディサイズでありながら、Dセグメントレベルの広い室内空間を確保。また、スリムなデザインのゼログラビティシートや、元々騒音が少ないEVでありながらも遮音材をふんだんに使用、従来にない高い静粛性を実現。
二つ並んだ12.3インチのディスプレイ、木目調のインストルメントパネルには従来のような物理的なスイッチは無く、クルマの電源を入れるとエアコンなどの操作スイッチアイコンが浮かび上がり、単なるタッチセンサーではなく、運転中でも操作感がわかるように振動するハプティクススイッチになっている。
地図や音楽情報などを映すセンターのディスプレイはスワイプ操作が可能で、ナビゲーションのルートなどをメーターディスプレイに表示させるなど、二つのディスプレイもシームレスにつながる。空調やナビゲーションも音声で操作することがで、自然な言葉で操作できるハイブリッド音声認識機能は「ハローニッサン」と呼びかけることでドライバーの操作をサポート。インターネットをつなげることでより自然な言語での音声認識を実現。また「アリア」にはAmazonが提供する音声サービス「Amazon Alexa」搭載、音楽の再生や天気予報の確認、家族や友人との通話、スマートホームデバイスのコントロールなどを音声のみで操作可能。
幅が広いセンターコンソールは、ドライバーのシートポジションに合わせて電動で前後に動かすことが可能。その上には「アドバンスド アンビエント ライティング」が施された新デザインのシフトノブが配置され、センターコンソール内にはQi規格のワイヤレスチャージャーが搭載。
先進運転支援システム
「アリア」は日産の先進運転支援システム「プロパイロット2.0」や「プロパイロット リモート パーキング」を搭載。「リーフ」と同じく「プロパイロット パーキング」が搭載。
「プロパイロット2.0」は、車両に搭載した7個のカメラ、5個のレーダー、12個のソナーで、白線、標識、周辺車両を検知し、更にナビゲーションシステムと3D高精度地図データを使うことで、制限速度をはじめとした道路状況を把握しながら、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフ走行を可能とし、安全でスムーズなドライビングを実現。更に、準天頂衛星システムなどからの高精度測位情報を受信し、自車位置をより高精度に把握することが可能。運転支援の状態が直感的に把握できるよう、メーターディスプレイやヘッドアップディスプレイには作動状況がリアルタイムに表示。
「アドバンスド アンビエント ライティング」はプロパイロットの動作状況に連動し、通常は白色、ハンズオン時には緑色そしてハンズオフの時には青色に色が変化します。ステアリングコラム上に設置されたドライバーモニターカメラが、ドライバーが前方を注視しているかを確認し、ドライバーが前方を注視していないと判断した際は、警告音で注意を促す。またハンズオフドライブ時に、その状態が継続する場合はハザートと共に速やかに車両を停止。
「プロパイロット パーキング」は駐車可能なスペースを自動で検知、駐車に必要な操作を支援。簡単な3つのステップで前向き駐車、後向き駐車、縦列駐車に対応しドライバーの駐車のストレスを軽減する。そして、車外から操作で駐車する機能「プロパイロット リモート パーキング」(日本市場に設定)を搭載する。
先進的な4輪制御技術「e-4ORCE」搭載
「GT-R」のATTESA E-TS(電子制御トルクスプリット四輪駆動システム)や「日産 エクストレイル」のインテリジェント4x4システムなどから得た、駆動力制御とブレーキ制御、シャシー制御の効果をEVと先進4輪駆動システムを開発してきた長い経験が、「e-4ORCE」をさらに確かなものとしている。「e-4ORCE」は、前後に合計2基の電気モーターを搭載。。それぞれのトルクを個別にコントロールすることが可能で、加速時のトラクション性能はもとより、減速時においても前後のモーターそれぞれで回生量を調整し、ブレーキ時のクルマの沈み込みを減少させるなどといった車体の揺れを抑える制御をおこなう。
新開発EV専用プラットフォーム
新開発EV専用プラットフォームはバッテリーを車体中央に配置、低重心かつ前後の重量配分が均等になるように設計しました。また、バッテリーケース内にクロスメンバーを配し、フロアトンネルが無いフラットなフロアも高い剛性を確保。組み合わされるサスペンション部品も高剛性な部品を採用、操縦安定性能を向上させるだけでなく揺れにくい快適な乗り心地と高い静粛性を実現。
新開発EVパワートレイン
新開発のEVパワートレインは、すべてのモデルにおいて優れたパフォーマンスを誇り、新開発されたモーターは高速巡行時の消費電力を低減し、一充電の航続距離が最大610km(2WD 90kWhバッテリー搭載モデル WLTCモード 社内測定値)を実現。また、最大130kWの急速充電に対応するとともに、バッテリーの温度を一定に保つ水冷式の温度調節システムを搭載し、30分の急速充電で最大375km分を充電することが可能。
日産は「アリア」の発売に備え、新たな充電インフラの整備を目指し、より短時間での充電を可能とする最大出力150kWのCHAdeMO急速充電器を、2021年度内に国内の公共性の高い場所に設置できるよう、パートナーと調整を進めているという。
新型 アリア スペックについて
新型 アリア について
エクステリア
新型「アリア」のエクステリアは、日産の新しいデザインランゲージと「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術を体現したモデル。シンプルでありながら力強く、かつモダンな表現で「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」をデザインに反映した。4つのLEDを配したヘッドライドは非常に薄くデザインを採用、日産のデザインシグネチャー「Vモーション」は白い光で表現、ウインカー点灯時には「シーケンシャルウインカー」としても機能する。日産を象徴する新たなブランドロゴがLEDによって光り輝く。モーター駆動のEVは、エンジンルームの冷却が不要となるため、グリル部分は、スモークがかったパネルでカバーされ、その中には日本の伝統的な組子パターンが立体的に表現。パネルは内部に配置されたプロパイロットなどの先進技術を支えるセンサー類を守る役目をしている。
ボディサイドは低く滑らかなルーフライン、空気抵抗を感じさせない印象を与えた。アルミホイールは19インチと20インチが設定、フロントとリアを直線でつなぐウエストラインは、まるで建築物のような美しさを携え、どの角度から見ても美しさとエネルギーが宿っているかのような活力を表現。
リアのスタイリングも印象的で、特にスモークがかった水平基調に延びるリアコンビネーションランプは、消灯時はすっきりとした見た目になり、点灯時は赤い光がしっかりと見えるよう設計。
インテリア
インテリアはモノとモノの間にある空間や、連続するコトとコトの間の時間を意味する日本語の「間(ま)」をキーワードとしてデザインされた。「アリア」には新開発EV専用プラットフォームを採用、フラットで広々したフロアを実現、従来室内に配置されていた空調ユニットをモータールームに配置、Cセグメントのボディサイズでありながら、Dセグメントレベルの広い室内空間を確保。また、スリムなデザインのゼログラビティシートや、元々騒音が少ないEVでありながらも遮音材をふんだんに使用、従来にない高い静粛性を実現。
二つ並んだ12.3インチのディスプレイ、木目調のインストルメントパネルには従来のような物理的なスイッチは無く、クルマの電源を入れるとエアコンなどの操作スイッチアイコンが浮かび上がり、単なるタッチセンサーではなく、運転中でも操作感がわかるように振動するハプティクススイッチになっている。
地図や音楽情報などを映すセンターのディスプレイはスワイプ操作が可能で、ナビゲーションのルートなどをメーターディスプレイに表示させるなど、二つのディスプレイもシームレスにつながる。空調やナビゲーションも音声で操作することがで、自然な言葉で操作できるハイブリッド音声認識機能は「ハローニッサン」と呼びかけることでドライバーの操作をサポート。インターネットをつなげることでより自然な言語での音声認識を実現。また「アリア」にはAmazonが提供する音声サービス「Amazon Alexa」搭載、音楽の再生や天気予報の確認、家族や友人との通話、スマートホームデバイスのコントロールなどを音声のみで操作可能。
幅が広いセンターコンソールは、ドライバーのシートポジションに合わせて電動で前後に動かすことが可能。その上には「アドバンスド アンビエント ライティング」が施された新デザインのシフトノブが配置され、センターコンソール内にはQi規格のワイヤレスチャージャーが搭載。
先進運転支援システム
「アリア」は日産の先進運転支援システム「プロパイロット2.0」や「プロパイロット リモート パーキング」を搭載。「リーフ」と同じく「プロパイロット パーキング」が搭載。
「プロパイロット2.0」は、車両に搭載した7個のカメラ、5個のレーダー、12個のソナーで、白線、標識、周辺車両を検知し、更にナビゲーションシステムと3D高精度地図データを使うことで、制限速度をはじめとした道路状況を把握しながら、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフ走行を可能とし、安全でスムーズなドライビングを実現。更に、準天頂衛星システムなどからの高精度測位情報を受信し、自車位置をより高精度に把握することが可能。運転支援の状態が直感的に把握できるよう、メーターディスプレイやヘッドアップディスプレイには作動状況がリアルタイムに表示。
「アドバンスド アンビエント ライティング」はプロパイロットの動作状況に連動し、通常は白色、ハンズオン時には緑色そしてハンズオフの時には青色に色が変化します。ステアリングコラム上に設置されたドライバーモニターカメラが、ドライバーが前方を注視しているかを確認し、ドライバーが前方を注視していないと判断した際は、警告音で注意を促す。またハンズオフドライブ時に、その状態が継続する場合はハザートと共に速やかに車両を停止。
「プロパイロット パーキング」は駐車可能なスペースを自動で検知、駐車に必要な操作を支援。簡単な3つのステップで前向き駐車、後向き駐車、縦列駐車に対応しドライバーの駐車のストレスを軽減する。そして、車外から操作で駐車する機能「プロパイロット リモート パーキング」(日本市場に設定)を搭載する。
先進的な4輪制御技術「e-4ORCE」搭載
「GT-R」のATTESA E-TS(電子制御トルクスプリット四輪駆動システム)や「日産 エクストレイル」のインテリジェント4x4システムなどから得た、駆動力制御とブレーキ制御、シャシー制御の効果をEVと先進4輪駆動システムを開発してきた長い経験が、「e-4ORCE」をさらに確かなものとしている。「e-4ORCE」は、前後に合計2基の電気モーターを搭載。。それぞれのトルクを個別にコントロールすることが可能で、加速時のトラクション性能はもとより、減速時においても前後のモーターそれぞれで回生量を調整し、ブレーキ時のクルマの沈み込みを減少させるなどといった車体の揺れを抑える制御をおこなう。
新開発EV専用プラットフォーム
新開発EV専用プラットフォームはバッテリーを車体中央に配置、低重心かつ前後の重量配分が均等になるように設計しました。また、バッテリーケース内にクロスメンバーを配し、フロアトンネルが無いフラットなフロアも高い剛性を確保。組み合わされるサスペンション部品も高剛性な部品を採用、操縦安定性能を向上させるだけでなく揺れにくい快適な乗り心地と高い静粛性を実現。
新開発EVパワートレイン
新開発のEVパワートレインは、すべてのモデルにおいて優れたパフォーマンスを誇り、新開発されたモーターは高速巡行時の消費電力を低減し、一充電の航続距離が最大610km(2WD 90kWhバッテリー搭載モデル WLTCモード 社内測定値)を実現。また、最大130kWの急速充電に対応するとともに、バッテリーの温度を一定に保つ水冷式の温度調節システムを搭載し、30分の急速充電で最大375km分を充電することが可能。
日産は「アリア」の発売に備え、新たな充電インフラの整備を目指し、より短時間での充電を可能とする最大出力150kWのCHAdeMO急速充電器を、2021年度内に国内の公共性の高い場所に設置できるよう、パートナーと調整を進めているという。
新型 アリア スペックについて
スペック | 新型アリア | |||
---|---|---|---|---|
全長 | 4,595mm | |||
全幅 | 1,850mm | |||
全高 | 1,655mm | |||
ホイールベース | 2,775mm | |||
駆動方式 | 2WD | 4WD | ||
グレード | B6 | B9 | B6 | B9 |
バッテリー総電力量 | 65kWh | 90kWh | 65kWh | 90kWh |
最高出力 | 160kW | 178kW | 250kW | 290kW |
最大トルク | 300Nm | 300Nm | 560Nm | 600Nm |
0-100km/h加速 (社内測定値) |
7.5秒 | 7.6秒 | 5.4秒 | 5.1秒 |
最高速 | 160km/h | 160km/h | 200km/h | 200km/h |
WLTCモード航続距離 (社内測定値) |
最大 450km |
最大 610km |
最大 430km |
最大 580km |
重量 | 1,900-2,200kg | |||
荷室寸法 | 466L | 408L | ||
タイヤ寸法 | 235/55R19 255/45R20 |
日産 ニュースリリース
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-b78d73e58e44b31e28ca927dfa00076e
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-b9e676615ef15c9b8774fe7bfa01004b-200715-02-j
日産 アリア