ホンダはアキュラ「インテグラ」としてフルモデルチェンジを行い2022年3月10日に発表した。日本ブランド「ホンダ」から2001年に北米でアキュラ・RSXに置き換えてから20年後に「インテグラ」車名として復活を果たす。2022年5月5日(現地時間)米国モデルの詳細を発表、2022年6月から販売を開始する。価格は30,800ドルで始まる。
アキュラ 新型 インテグラ フルモデルチェンジ エクステリアについて
LEDデイタイムランニングライトを備えた印象的なJewelEyeLEDヘッドライトを備えている。微妙なインテグラスクリプトも、運転席側のヘッドライトの下のボディワークにエンボス加工さている。インテグラプロトタイプには、光沢のある黒いグリル、黒い下部グリル、丸いフォグライト。クーペのようなルーフラインを持つ5ドアハッチバックデザインを採用。1.5L VTEC ターボエンジンに6速マニュアルトランスミッションを搭載。
アキュラ 新型 インテグラ フルモデルチェンジ インテリアについて
インテリアはホンダ 新型「シビック」とほぼ同様で10.2インチのデジタルインストルメントクラスターと、有線のAndroidAutoおよびAppleCarPlayと互換性のある7インチのインフォテインメントシステムがある。エントリーレベルのモデルでさえ合成皮革で包まれた加熱されたフロントシートを備え、8スピーカーオーディオシステム、パワームーンルーフ、分割折りたたみ式リアシート、および運転席側の8方向パワー調整を採用。
「A-Specスポーツアピアランスパッケージ」を搭載したモデルは、ステンレススチールペダルと赤いゲージの針を装備、シート、ステアリングホイール、シフターにもコントラストステッチが施されている。
テクノロジーパッケージを備えたA-Specを選択でき、マイクロスエードインサートを備えたより洗練された合成皮革シートに加えて、運転手用の12方向のパワー調整、助手席用の4方向のパワー調整を備えている。レンジトッパーがAlexaとワイヤレスAndroidAutoおよびAppleCarPlayを備えたより大きな9インチのインフォテインメントシステムを搭載、その他のハイライトには、5.3インチのヘッドアップディスプレイ、ワイヤレススマートフォン充電器、フロントシートの上のヘッドライナーに2つのスピーカーが取り付けられた16スピーカーのELSStudio3Dプレミアムオーディオシステムがある。それらは、LEDアンビエント照明と後部座席用の2つを含む3つのUSB-Cポートによって結合されている。
アキュラ 新型 インテグラ フルモデルチェンジ エンジンスペックについて
1.5L 4気筒エンジンターボチャージャー付き、最高出力200 hp(149 kW / 203 PS)と最大トルク192 lb-ft(260 Nm)を発生。CVTまたは6速マニュアルがA-Specバリアントで利用可能、マニュアルモデルにはリミテッドスリップデフが装備。テクノロジーパッケージを備えたレンジトッピングのインテグラA-Specは、統合ダイナミクスシステムに適応ダンパーと個別モードを追加。
アキュラ 新型 インテグラ フルモデルチェンジ 安全装備について
アダプティブクルーズコントロール、レーンキーピングアシスト、渋滞アシスト(CVTのみ)、および交通標識認識テクノロジーも備え、後方のクロストラフィックアラートを備えた標準のブラインドスポット情報システムによって結合。テクノロジーパッケージを備えたインテグラA-Specは、フロントおよびリアパーキングセンサーと、衝突を防止または軽減するために自動的にブレーキをかけることができる低速ブレーキ制御を追加。
アキュラ 新型 インテグラ フルモデルチェンジ 価格 グレード について
グレード | トランス ミッション | 価格 |
---|---|---|
Integra | CVT | $30,800 |
Integra A-Spec | CVT | $32,800 |
Integra A-Spec with Technology Package | CVT | $35,800 |
Integra A-Spec with Technology Package | 6MT | $35,800 |
インテグラについて
初代 AV/DA1/2型 1985年にクイントがフルモデルチェンジ「クイントインテグラ」としてデビュー。アメリカではホンダの高級車チャンネル「アキュラ」において「アキュラ・インテグラ」として、レジェンドに次ぐアキュラブランド第2弾として発売。
2代目 DA5/6/7/8/DB1/2型 1989年に2代目にフルモデルチェンジ。4代目シビック(EF型)とサスペンション部品を共有し、初のVTEC搭載車であるのも特徴。北米では先代に引き続きアキュラブランドで販売。
3代目 DC1/2/DB6/7/8/9型 1993年にへフルモデルチェンジ。5代目シビックとプラットフォームを共有。2001年6月に生産終了。
4代目 DC5型 2001年7月2日にフルモデルチェンジ。7代目シビック(EU/EP型)とプラットフォームを共有。アキュラブランドでも引き続き販売されたが、モデル名は「RSX」に改められている。2007年2月完売し販売終了。4代22年の歴史に幕を閉じた。
アキュラニュースリリース
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