プジョーはフラッグシップサルーン「508」にPHEV(プラグインハイブリッド)モデルの「508 GT HYBRID / 508 SW GT HYBRID」を日本にて2021年6月2日発売した。
プジョー 新型 508 2021年モデル について
フラッグシップサルーンに「508」にプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを追加。同時に508のラインナップを刷新し、PHEVモデルを含む全車にナッパレザーシートを標準化。新パッケージオプションとしてナイトビジョン、フルパークアシスト、360°カメラ、パノラミックサンルーフのセットを設定。ガソリンエンジンモデル、ディーゼルエンジンモデルとともにグレードをGTに統一することで、顧客が純粋にパワートレインの好みで508を選べる。
2.0L BlueHDiクリーンターボディーゼルDW10型は可変ジオメトリーターボを採用し、最高出力177psというハイパワーに加え、4.0L自然吸気ガソリンエンジンに相当する最大トルク400Nm。プジョー独自のクリーンテクノロジーにより、Euro 6.2に対応する環境性能とWLTCモード16.2km/L、JC08モード19.3km/Lという高いエネルギー効率を誇る。
1.6L PureTechターボガソリンエンジンEP6型はターボラグを極限まで減らしたツインスクロールターボチャージャーにより最高出180psのパワーと1,650rpmという低回転域からの最大トルク250Nmのを発生。WLTCモード15.6km/L(旧14.9km/L)、JC08モード16.9km/L(旧16.7km/L)とおよそ5%の向上。これにより、平成30年排出ガス基準50%低減(4つ星)、パッケージオプション(後述)付きの場合、環境性能割1%、重量税-25%エコカー減税対象となった。
新型 508 GT HYBRID / 508 SW GT HYBRID
508 / 508 SWとしては最強となるパワートレーンがPHEVの「508 GT HYBRID / 508 SW GT HYBRID」。最高出力180psの1.6Lガソリンエンジンに最高出力110psの電動モーターを搭載、システムトータル最高出力225ps/システムトータル最大トルク360Nmを発揮。PHEV専用8速オートマチックe-EAT8を組み合わせ。リチウムイオンタイプのトラクションバッテリーは容量11.8kWh。プラットフォームEMPを採用したことで後席下に効率良く配置しており、後席の居住スペース、ラゲッジルームフロア上スペースは純内燃機関モデルと同一。
バッテリーのみで走行できるエレクトリックモードを設定、それを含めてドライバーが任意に選べる4つのドライブモード(「エレクトリックモード」「ハイブリッドモード」「コンフォートモード」「スポーツモード」)を搭載。
プジョー 新型 508 2021年モデル スペック
スペック | 新型508 | ||
---|---|---|---|
全長 | 4,750mm(SW 4790mm) | ||
全幅 | 1,860mm | ||
全高 | 1,400mm | ||
ホイールベース | 2,750mm | ||
エンジン | 直列4気筒DOHC 2.0L ターボ ディーゼルエンジン |
直列4気筒DOHC 1.6L ターボエンジン |
直列4気筒DOHC 1.6L ターボエンジン +モーター |
最高出力 | 130kW(177PS)/ 3,750rpm |
133kW(180PS)/ 3,750rpm |
133(180ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 400Nm/ 2,000rpm |
250Nm/ 1,650rpm |
300Nm/ 3,000rpm |
モーター最高出力 | 81kW/ 2,500rpm |
||
モーター最大トルク | 320Nm/ 500-2,500rpm |
||
トータル最高出力 | 225ps | ||
トータル最大トルク | 360Nm | ||
トランスミッション | 8速AT (EAT8) |
8速AT (e-EAT8) |
|
JC08モード燃費 | 19.3km/L | 16.9km/L | – |
WLTCモード燃費 | 16.2km/L | 15.6km/L | 15.5km/L |
EV WLTCモード燃費 | – | – | 56km/L |
乗車定員 | 5名 |
プジョー 新型 508 2021年モデル 価格 グレード
グレード・モデル | 価格(10%) |
508 GT | ¥5,131,000 |
508 GT BlueHDi | ¥5,471,000 |
508 GT HYBRID | ¥6,078,000 |
508 SW GT | ¥5,389,000 |
508 SW GT BlueHDi | ¥5,729,000 |
508 SW GT HYBRID | ¥6,336,000 |
新型 508 について
2018年3月8日~3月18日に開催されるジュネーブモーターショー2018にて新型508を公開した。プジョーは新型「508」のフルモデルチェンジを行い2018年9月から順次世界各国で発売する。日本では60台限定車「ファーストエディション」を2018年11月1日に オンライン予約開始した。「導入記念限定車 508 ファーストエディション」 価格:577万円。2019年3月20日より通常モデルのデリバリーを開始。価格:417万円~492万円。
Dセグメントサイズとなる大型でクーペスタイルの低いフォルムに実用性も考慮され、プジョーは「5ドアクイックバッククーペサルーン」と呼び軽量且つ高剛性のプラットフォームEMP2を採用。全長:4,750mm全幅:1,847mm全高:1,404mmホイールベース:2,793mmとし。プジョー新設計PEUGEOT i-Cockpit®、コンパクトなステアリング、8:3フォーマットの大容量、10インチ幅のHD容量性タッチスクリーン、高解像度12.3インチデジタルスクリーンを備えたヘッドアップディスプレイユニットを採用している。
新型508 エクステリア
新型508 インテリア
安全アシスト機能に赤外線ナイトビジョンシステム
ナイトビジョンシステム
ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール(自動EAT8ギアボックス付き)
レーン・ポジショニング・アシスト(Stop&Goアダプティブ・クルーズ・コントロールに関連する)
最新のアクティブセーフティブレーキ(140km / hまでの昼夜を問わず歩行者やサイクリストを検出する)と距離警報
レーンキープアシスト(道端を含む)
ドライバー注意警告
ハイビームアシスト
スピードリミットの認識と推奨
拡張された交通標識認識(停止、禁止された方向など)
アクティブなブラインドスポットモニタリングシステム
新型 プジョー508 エンジンについて
1.6Lガソリンエンジン「PureTech」最高出力:180 PS(132 kW)/ 5500rpm、最大トルク:250 Nm/1650rpm
1.5Lディーゼルエンジン「BlueHDi」最高出力:130 PS(96 kW)/3750rpm、最大トルク:300 Nm/1750rpm
2.0Lディーゼルエンジン「BlueHDi PHV(プラグインハイブリッド)
トランスミッション:8速AT/6速MTを採用。古いEAT6ユニットに代わる8速Aisin EAT8ユニットを採用した。
新型 プジョー508 ファーストエディション スペック
スペック | 新型508 | |
---|---|---|
全長 | 4,750mm | |
全幅 | 1,860mm | |
全高 | 1,400mm | |
ホイールベース | 2,750mm | |
エンジン | 直列4気筒DOHC 2.0L ターボ ディーゼルエンジン |
直列4気筒DOHC 1.6L ターボエンジン |
最高出力 | 130kW(177PS)/ 3,750rpm |
133kW(180PS)/ 3,750rpm |
最大トルク | 400Nm/2,000rpm | 250Nm/1,650rpm |
トランスミッション | 8速AT | |
JC08モード燃費 | 18.3km/L | 14.7km/L |
WLTCモード燃費 | 16.9km/L | 14.1km/L |
乗車定員 | 5名 |
プジョー508とは
プジョー508はパリモーターショー2010で発表。407及び607を統合した車である。ボディタイプは407同様、セダンとSW(ワゴン)がラインナップ。スタイリングは、新世代第一号のものとなり、新たにPEUGEOTのロゴがフロントグリル上部に配置された。プラットフォームやエンジンは、二代目シトロエン・C5と共有であり、生産も同じPSAレンヌ工場で行われる。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
プジョー ニュースリリース
https://newsroom.groupepsajapan.jp/news/20210602_peugeot_508_hybrid
プジョー508