トヨタは、新型クラウンシリーズの第4弾として、新型クラウンエステートを2025年3月13日に発売します。価格は635万円から810万円となります。当初は、2024年7月24日に発売する予定であったが不正問題受け、認証取得見送りにすることが決まり、新たな発売時期は2025年3月13日となりました。
トヨタの高級車「クラウン」は、1955年の誕生以来、常に日本の自動車界をリードしてきました。2022年に登場した16代目クラウンは、セダン、クロスオーバー、スポーツ、そしてエステートという4つの個性的なモデルを展開し、大きな話題を呼んでいます。
その中でも、SUVとステーションワゴンのいいとこ取りをした、全く新しい発想のモデルが「クラウンエステート」です。発売が待ち遠しいこの新型車について、デザイン、機能、性能など、わかりやすく解説していきます。
新型 クラウンエステート 記事の 概要
- 1999年に登場した初代クラウンエステートが、17年の時を経てSUVとして復活。
- 発売日:2025年3月13日発売。
- 都会的で洗練されたデザイン。
- シャープなヘッドライトとコの字型デイライト。
- 横一文字に伸びるリアLEDランプ。
- 21インチアルミホイール。
- モノトーンとツートンカラーのボディカラー。
- 広々とした快適な室内空間。
- クラウンシリーズ最大のラゲッジスペース。
- リアシートを倒してフルフラットに。
- 車中泊も可能。
- 最新技術を搭載。
- 次世代Toyota Safety Sense。
- 高度運転支援技術Toyota Teammate。
- 力強いHEV(ハイブリッド)モデル。
- 環境性能に優れたPHEV(プラグインハイブリッド)モデル。
- 価格:635万円から810万円。
- おすすめポイント
- 都会的でアクティブなライフスタイルに最適。
- 実用性とSUVらしい力強さを両立。
- 高級感と個性を重視する人に。
- アウトドアやレジャーを楽しむ人に。
その他
- 16代目クラウンは、セダン、クロスオーバー、スポーツ、エステートの4つのモデルを展開。
- クラウンエステートは、SUVとステーションワゴンの長所を融合させた斬新なモデル。
なんとクラウンエステートが18年ぶりの復活!
初代クラウンエステートは、11代目クラウン(S170系)をベースとしたステーションワゴンモデルとして1999年に登場した。当時、ステーションワゴンブームの後押しもあり、高い人気を博していたが、2007年に惜しまれつつ生産終了。その後、ワゴンタイプのクラウンはラインナップから姿を消していた。
そして2024年、17年の時を経て、クラウンエステートがSUVモデルとして劇的な復活を遂げる。ステーションワゴンの実用性とSUVの力強さを兼ね備えた、まさに現代のニーズに応えるモデルとして、大きな注目を集めている。
新型クラウンエステートについて
新型クラウンエステートは、従来のセダンタイプのクラウンとは異なり、SUVとしての力強さと高級感を兼ね備えたモデルとして生まれ変わりました。都会的で洗練されたデザインは、幅広い層に受け入れられることが予想されます。
新型クラウンエステートのフロント部分には、特徴的なデイライト付きヘッドライトが採用されます。クラウンのエンブレムは従来通り継続採用されます。リアはLEDリアコンビネーションランプが採用され、横一文字に伸びる、薄くシャープなデザインとなります。
ボディカラーには現代風のツートン・カラーが採用されます。伝統的なSUVスタイルが備わります。また、アルミホイールには21インチが採用されます。
駆動方式は4WDが採用され、ハイブリッドシステムまたはプラグインハイブリッドシステムが搭載されます。プラットフォームには、TNGAに基づく新しい開発プラットフォームが採用されます。乗車定員は5名です。ホイールの締結にレクサス車に使用されていたハブボルトを採用、締結力の強化と質量の低減を図り、後輪操舵システム「ダイナミックリアステアリング」も採用します。
インテリアは共通化され、どの車種に乗っても「クラウンだね!」と思わせるデザインです。ディスプレイオーディオを一体化させたインパネデザインを採用し、メーターには「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」が採用されています。ナビゲーションシステムは「コネクティッドナビ」になっており、さらに「デジタルインナーミラー」や、トヨタ初の「ドライブレコーダー(前後方)」が採用されています。ディスプレイオーディオのオプションとしては、「車内Wi-Fi」が設定されています。
先代モデルよりも機能を強化した次世代の「Toyota Safety Sense」を採用します。右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知対象となります。また、高度な運転支援技術である「Toyota Teammate」も採用し、トヨタ自動車独自の自動運転の考え方である「Mobility Teammate Concept」に基づいて開発されました。この最新の運転支援技術は、MIRAIにも採用されています。さらに、ディープラーニングを中心としたAI技術も取り入れられています。
「カローラ」「カローラツーリング」「カローラスポーツ」「カローラクロス」のラインナップにより、カローラの人気が急速に高まっています。それに加えて、価格に対して満足感があり、見た目も良くなったことから、カローラに対する好印象が強くなっています。同様に、「クラウン」ブランドも復活を狙った新しいモデルとして、これまでにない進化を遂げています。
約2年前の2022年9月1日に、SUVクーペスタイルの「クラウン(クロスオーバー)」を新たな挑戦として発売しました。海外でも販売を拡大し、グローバルモデルとして、「新世代クラウンシリーズ」として、4つのボディタイプ、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」を展開すると発表されました。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
新型クラウンエステート エクステリアについて
新型クラウンエステートのエクステリアは、独特なデイライト付きヘッドライトが採用されます。「クラウン」のエンブレムは従来通り継続して採用されます。リアには、横一文字に伸びる薄くシャープなLEDリアコンビネーションランプが採用されます。また、ボディカラーには現代風のツートン・カラーが採用されます。
エクステリアデザインは新鮮さがある
これまでの伝統的なセダンとは一線を画し、クロスオーバーSUVスタイルを取り入れました。見た目は、洗練されたデザインで、率直な感想としては、かっこいいと思えるものでした。ハンマーヘッド形状が力強さを演出し、流行のフロント部分にはコの字型のデイライトが採用されています。また、「クラウン」のエンブレムは従来通り継続採用されます。リアには、横一文字に伸びる、薄くシャープなLEDリアコンビネーションランプが採用され、特に印象的な21インチのアルミホイールも目を引きます。トレンドを取り入れた印象的なデザインです。本格的なSUVスタイルが備わっています。
後輪操舵システム「ダイナミックリアステアリング」を採用することで、ハンドル操作と車速に応じて後輪が切れる角度を制御することで、低速走行時の取り回し性、中速走行時の操舵応答性、高速走行時の安定性向上に寄与します。
トヨタ 新型クラウンエステートのボディサイズは?
新型「クラウンエステート」のボディサイズは全長4,930mm×全幅1,880mm×全高1625mm、ホイールベースは2,850mmです。クラウンスポーツに比べて+220mm長くなっています。全幅は1,880mmとなっており、クラウンスポーツに比べて+95mmも広がりました。更に、ホイールベースで+60mm広くなった。この結果、より安定感のある走行が可能となり、また、車内の広々とした空間が実現しました荷室容量は、通常時に570L、リアシート格納時に1470Lを確保しています。
「クラウンエステート」は、「クラウン」シリーズの中で最もラゲッジスペースが広いです。荷室に多くの荷物を積む方にとっては、「クラウンエステート」が一番の選択肢となるでしょう!このモデルの最大の魅力は、荷室の広さにあります。後部座席を倒せば、フラットな床面が確保され、マットレスなどを敷くことで車内泊が可能です。
クラウンシリーズ ボディサイズ・仕様 比較
スペック | クロスオーバー | スポーツ | セダン | エステート |
---|---|---|---|---|
全長 | 4,930mm | 4,710mm | 5,030mm | 4,930mm |
全幅 | 1,840mm | 1,880mm | 1,890mm | 1,880mm |
全高 | 1,540mm | 1,560mm | 1,470mm | 1,625mm |
ホイール ベース | 2,850mm | 2,770mm | 3,000mm | 2,850mm |
定員 | 5名 | 5名 | 5名 | 5名 |
タイヤ サイズ | 19インチ 21インチ | 21インチ | 19インチ 20インチ | 21インチ |
パワー トレーン | HEV(4WD) | HEV(4WD) PHEV(4WD) | HEV(FR) FCEV(FR) | HEV(4WD) PHEV(4WD) |
クラウンエステートとクラウンスポーツのエクステリア ボディサイズ比較
スペック | クラウンエステート | クラウンスポーツ | クラウンスポーツ 比較 |
---|---|---|---|
全長 | 4,930mm | 4,720mm | +210mm |
全幅 | 1,880mm | 1,880mm | +0mm |
全高 | 1,625mm | 1,565mm 1,570mm | +50mm |
ホイールベース | 2,850mm | 2,770mm | +80mm |
乗車定員 | 5名 | 5名 | 同じ |
新型クラウンエステートと歴代クラウンのサイズ比較
国内ではボディサイズが大きくなったことで、狭い道での運転や、駐車スペースの確保は更に気を遣う必要がありそうです。歴代「クラウン」のボディサイズを比較してみたが、歴代の中でも特に大きいことがわかります。
車種 | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイール ベース |
---|---|---|---|---|
7代目 クラウン | 4,860mm | 1,720mm | 1,420mm | 2,720mm |
8代目 クラウン | 4,860mm | 1,745mm | 1,400mm | 2,730mm |
9代目 クラウン | 4,800mm | 1,750mm | 1,440mm | 2,730mm |
10代目 クラウン | 4,820mm | 1,760mm | 1,450mm | 2,780mm |
11代目 クラウン | 4,820mm | 1,765mm | 1,445mm 1,470mm | 2,780mm |
12代目 クラウン | 4,840mm | 1,780mm | 1,470mm 1,485mm | 2,850mm |
13代目 クラウン | 4,870mm | 1,795mm | 1,470mm 1,485mm | 2,850mm |
14代目 クラウン | 4,895mm | 1,800mm | 1,450mm 1,460mm | 2,850mm |
15代目 クラウン | 4,910mm | 1,800mm | 1,455mm 1,465mm | 2,920mm |
16代目 クラウンクロスオーバー | 4,930mm | 1,840mm | 1,540mm | 2,850mm |
16代目 クラウンスポーツ | 4,720mm | 1,880mm | 1,565mm | 2,770mm |
16代目 クラウンエステート | 4,930mm | 1,880mm | 1,625mm | 2,850mm |
16代目 クラウンセダン | 5,030mm | 1,890mm | 1,470mm | 3,000mm |
新型「クラウンエステート」は機械式駐車場は注意が必要
マンションやパーキングエリアの駐車場で機械式駐車場を選択する場合に注意が必要な車種は車幅1850mm以上の場合だ。パレット幅の問題が1番である。現在、日本で最も多い機械式駐車場のタイヤ外幅1850~1900mm以下が多くこのパレットに収まらないケースが多い。パレットとは機械式駐車場で車を実際に乗せる台のような部分です。
車幅が制限内におさまっていてもパレッド幅が小さいと駐車することができない。更にギリギリすぎるとタイヤやホイールを傷を付ける可能性があります。筆者の友人でも新車を購入してパレッドに乗らないために今まで使っていた駐車場が使えなくなって困っている人を何人か見かけます。
新型クラウンスポーツ ボディカラーについて
モノトーンとなる単色を5色ラインナップ。ブラックまたはシルバールーフのツートンカラーを5色ラインナップ。
単色 5色
ツートンカラー 5色
新型クラウンエステート インテリアについて
インパネデザインはディスプレイオーディオを一体化させ、メーターには12.3インチの大型フル液晶デジタルメーターが採用されています。ナビゲーションシステムは「コネクティッドナビ」が搭載され、また、トヨタ初の「デジタルインナーミラー」と「ドライブレコーダー(前後方)」も採用されています。さらに、ディスプレイオーディオのオプションとして「車内Wi-Fi」も設定されています。
インテリアは最新装備充実
クロスオーバーとエステートの内装を並べて比較すると、共通化によってデザインは全く同じと言ってもいいでしょう。しかし、カラーリングの部品には違いがあり、「クラウンエステート」ではアシンメトリーカラーリングが採用されています。これにより、印象が変わることがわかります。
「センターコンソール」と「サイドパネル」が一体感のあるデザインとなっており、その質感の高さが伝わってきます。また、インテリアカラーは落ち着いたブラウン系の色合いで、落ち着いた印象を与えています。エステートのコンセプトが“アクティブキャビン”であることから、後部座席は大きな荷物を運べるスペースとして設計されており、これぞクラウンエステートという質感の高さを感じさせる空間となっています。
「ディスプレイオーディオ」からメーターの「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」までの視界の良さは、非常に印象的でした。高級感よりも新鮮さを感じさせるポイントとして際立っています。また、ナビゲーションシステムが「コネクティッドナビ」として採用されており、これからの進化に期待が高まります。
電動パーキングブレーキ&ホールドボタンの位置は非常に押しやすく、また、ドリンクフォルダーと置くだけ充電の位置も使い勝手の良い場所に設置されていると感じました。
新型クラウンエステート 安全技術について
次世代の「Toyota Safety Sense」は、先代モデルよりも機能を高めています。右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知対象となり、安全性を向上させています。また、「Toyota Teammate」と呼ばれる高度運転支援技術も導入されており、トヨタ自動車独自の自動運転の考え方である「Mobility Teammate Concept」に基づいて開発されています。最新のAI技術を活用し、ディープラーニングを中心とした技術を取り入れることで、運転中に発生しうる様々な状況を予測し、適切に対応する支援が可能となっています。「Advanced Park」などの機能も採用され、利便性も向上しています。
新型クラウンエステート エンジンについて
エステートという名にふさわしく、効率向上と性能向上を追求した高効率ハイブリッドシステムを搭載。フロントモーターの出力をクロスオーバー、スポーツ搭載分に対して約5割向上しました。これにより、多くの荷物を積んでもストレスなく加速でき、余裕のある走りを提供します。2.5Lプラグインハイブリッドシステム 出力密度の高い駆動用モーターを搭載し、気持ち良い加速と静粛性が両立した走りを実現しています。 スポーツと同様に、エネルギー密度が高い大容量リチウムイオン電池を搭載。床下に配置することで、車内空間を損なわずにEV走行距離を89km確保し、日常生活の大部分をEV走行でカバーすることができます。
燃費性能はクラストップ 最新ハイブリッドシステムを採用
2.5 ハイブリット モデル
スペック | 新型クラウンエステート 2.5 ハイブリッド |
---|---|
全長 | 4,930mm |
全幅 | 1,880mm |
全高 | 1,625mm |
ホイールベース | 2,850mm |
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン +モーター |
最高出力 | 140kW(190ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 236Nm(21.1kgm)/ 4,300-4,500rpm |
フロントモーター 最大出力 | 134kw(182ps) |
フロントモーター 最大トルク | 270Nm(27.5kgm) |
リアモーター 最大出力 | 40kW(54ps) |
リアモーター 最大トルク | 121Nm(12.3kgm) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
バッテリー | ニッケル水素電池 5Ah |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5名 |
車両重量 | -kg |
WLTCモード燃費 | 20.3km/L |
PHEVモデル 予想
スペック | 新型クラウンエステート PHEV |
---|---|
全長 | 4,930mm |
全幅 | 1,880mm |
全高 | 1,625mm |
ホイールベース | 2,850mm |
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 130kW(177ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 219Nm(22.3kgfm)/ 3,600rpm |
フロントモーター 最大出力 | 134kW(182ps) |
フロントモーター 最大トルク | 270Nm(27.5kgfm) |
リアモーター 最大出力 | 40kW(54ps) |
リアモーター 最大トルク | 121Nm(12.3kgfm) |
システム出力 | E-Four:225kW(306ps) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー 51Ah |
駆動方式 | 4WD (E-Four) |
乗車定員 | 5名 |
車両重量 | -kg |
WLTCモード燃費 | 20.5㎞/L |
EV航続距離 | 93km/L |
価格 | -円 |
新型クラウンエステート 価格について
価格は、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルの「ESTATE RS」が810万円、HEV(ハイブリッド)モデルの「ESTATE Z」が635万円としました。
クラウン スポーツ 2.5L ターボ+モーター モデル 価格
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
ESTATE Z | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン +モーター(THSⅡ) | Direct Shift-CVT | E-Four | 635万円 |
クラウン スポーツ PHEVモデル 価格
グレード | パワートレーン | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|
SPORT RS | リダクション機構付Series Parallel Plug-in Hybrid (A25A-FXS 2.5Lダイナミックフォースエンジン) | E-Four | 810万円 |
新型クラウンエステート 発売日 予約はいつ?
新型の「クラウンエステート」は当初は、2023年末に発売される予定でしたが、その後、2024年3月に延期され、そして遂に、2024年7月24日に発売すると言われていましたが、不正問題受け、認証取得見送りに。新たな発売時期は2024年10月となりました。ディーラー(販売店)ではおよそ1ヶ月前から予約可能場合もあります。しかし、最近のトヨタの販売傾向としては、発売当日の13:30から本注文の受付が可能になる様子です。発売前に各ディーラー(販売店)で顧客の優先順位なども決めて販売しているケースもあります。
発売延期を乗り越え、満を持して登場
新型クラウンエステートは、当初2024年夏頃の発売を予定していましたが、型式指定の認証手続きに遅れが生じたため、2025年3月に延期となりました。
しかし、この延期期間中に、さらなる改良や調整が行われた可能性も考えられます。満を持して登場する新型クラウンエステートは、期待を裏切らない完成度となっていることでしょう。
新型クラウンエステート Q&A
- 新型クラウンエステートの価格帯はどれくらい?
-
公式発表はまだありませんが、750万円〜820万円程度と予想されています。
- 新型クラウンエステートの発売時期はいつ?
-
2024年央以降発売予定でしたが、現在延期されています。2025年3月13日発売します。
- 新型クラウンエステートはどのような人に向けられているの?
-
- 都会的でアクティブなライフスタイルを持つ層
- ステーションワゴンの実用性とSUVの力強さを求める層
- 高級感と個性を重視する層
- 新型クラウンエステートと他のクラウンシリーズとの違いは何?
-
広い荷室空間と、豊富な収納スペース、力強いデザインと高い走行性能都会的で洗練された内外装デザインが特徴です。
編集部から一言
実車は、展示車両ではLEDデイライトとLEDリアコンビネーションライトが点灯しており、とてもカッコよかったです。特に、ハンマーヘッド形状による力強さと流行のフロント部分は、コの字型のデイライトが採用されています。このデイライトはシリーズの中でも大人っぽさとさりげない感じがあります。
「クラウン」シリーズでは、SNS上では「クラウンスポーツ」が最もかっこいいと言う声が多いですが、筆者は「クラウンエステート」が最もかっこよくて、実用的であり、SUVらしさも兼ね備えた現代版の「クラウンエステート」だと感じています。タイヤにはミシュランの「PRIMACY」235/45R21を装着した21インチ専用アルミホイールが採用されています。
リアは、薄くシャープなリアコンビネーションランプが横一文字に伸びるデザインで、「LEDリアコンビネーションランプ」が採用されています。また、特に印象的なのが21インチのアルミホイールです。これはトレンドを取り入れているなという印象を受けますね。
セダンスタイルは昔の人に比べて古臭い印象があり、新たな世代を取り込むためには「クロスオーバーSUV」スタイルの採用が重要です。この変更により、高級感とモダンなデザインの印象を与え、40代や30代の人々にもアピールできるでしょう。15代目を飛ばして16代目として全てのボディを「クラウン」車種とすることで、顧客のニーズに応えながらも、トヨタブランドとして「クラウン」を残していこうという意思と挑戦の姿勢が感じられます。特に、今回の「クラウンエステート」が最も魅力的に映るため、市場の注目度も高いと考えられます。購入を検討する方は、発売日が近づいたら早めにディーラーで注文を受け付けるべきです。
トヨタ クラウン