ホンダはトールワゴン型の軽自動車「N-BOX」のフルモデルチェンジを行い2023年8月3日発表、2023年10月6日に発売する。先行予約を2023年8月に開始すると発表した。
新型 N-BOX フルモデルチェンジについて
エクステリアはキープコンセプトでありながら新しいデザインを採用する。現行に引き続き今やホンダ伝統となる「センタータンクレイアウト」を採用。リヤシートスライドは全車標準装備、ベンチシートではなくセパレートでウォークスルーも可能。「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」を採用。「Honda SENSING(ホンダ センシング)」全モデル標準搭載。フルモデルチェンジによりエンジン改良やプラットフォームの見直しにより軽量化と高剛性化と共に若干燃費アップが期待できる。Honda SENSINGの機能や各種情報を見やすく、分かりやすく表示する「7インチTFT液晶メーター」や荷物をひとまとめにしまえる大型のグローブボックス、後席の大型のサイドポケットなどを採用し、使い勝手を向上した。
新型 N-BOX エクステリア

新型「N-BOX」のエクステリアは丸穴デザインのフロントグリルや人の瞳を想起させる造形のヘッドライトを使用し、シンプルと親しみやすさを表現。ディライト付きのフルLEDライト(プロジェクター式)を採用。



ボディカラーは「プラチナホワイト・パール」「ルナシルバー・メタリック」「メテオロイドグレー・メタリック」「クリスタルブラック・パール」「プレミアムサンライトホワイト・パール」「トワイライトミストブラック・パール」の全6色展開。
FASHION STYLE(ファッションスタイル)
オフホワイトのドアミラーやアウタードアハンドル、ボディと同色のフルホイールキャップを採用、自分らしさを表現、より個性を求めるお客様に応えるパッケージ「FASHION STYLE(ファッションスタイル)」を新たに設定。ボディカラーは「フィヨルドミスト・パール」「オータムイエロー・パール」「プレミアムアイボリー・パールⅡ」の全3色を展開。




新型 N-BOX CUSTOM エクステリア

新型「N-BOX CUSTOM」のエクステリアは立体感のある緻密な造形のフロントグリル、フロントの横一文字ライト、ダイレクトプロジェクション式LEDヘッドライトを採用、また歴代モデルで築いてきた「N-BOX CUSTOM」らしいクリアレンズのリアコンビネーションランプ、ロー&ワイドな見え方と空力性能を考慮した専用のエアロデザインを採用。「プラチナホワイト・パール」「プレミアムサンライトホワイト・パール」「メテオロイドグレー・メタリック」「ミッドナイトブルービーム・メタリック」「クリスタルブラック・パール」「トワイライトミストブラック・パール」全6色展開。
CORDINATE STYLE(コーディネイトスタイル)
存在感のある個性を求めるお客様に応えるパッケージ「コーディネートスタイル」を設定。ダーククロームメッキ加飾のフロントグリルやリアライセンスガーニッシュ、ブラックアルミホイールなどを採用する。モノトーンカラーに加えルーフカラーをブラックにしたツートーンカラーを選択可能に「プラチナホワイト・パール」「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」「スレートグレー・パールプラチナホワイト・パール&ブラック」「プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック」「スレートグレー・パール&ブラック」の全6色が追加される。
新型 N-BOX インテリア
自宅のリビングで家族や友人と楽しく集うような、居心地の良い空間を実現しました。後席のトランクサイドライニングの一部にグリップ形状のくぼみを設けることで、小さいお子様や高齢の方がしっかりグリップを握ることができ、乗り降りしやすくなりました。








新型 N-BOX フルモデルチェンジ 安全装備
システム 装備 | 新型N-BOX |
---|---|
CMBS | ◯ (昼・夜間 歩行者 自転車) |
誤発進抑制機能 | ◯ |
近距離衝突軽減ブレーキ | ◯ |
急アクセル制御機能 | ◯ |
歩行者事故低減ステアリング | ◯ |
路外逸脱抑制機能 | ◯ |
渋滞時追従機能付き アダプティブクルーズコントロール(ACC) | ◯ (約0km/h~) |
LKAS | ◯ |
先行車発進お知らせ機能 | ◯ |
標識認識機能 | ◯ |
後方誤発進抑制機能 | ◯ |
オートマチックハイビーム | ◯ |
パーキングセンサーシステム | ◯ |
マルチビューカメラシステム | ◯ |
N-BOXの歴史
初代「N-BOX」を2011年12月16日に発売。2代目を2017年9月1日発売。 以降すでに2022年になる現在までフルモデルチェンジが行われていない。6年目~8年目となる2023年3月~2023年12月にフルモデルチェンジをしておかしくない時期に差し掛かる。
2012年7月5日にNシリーズ第二弾として「N-BOX +(エヌ ボックス プラス)」が発表される。2012年7月6日発売開始。空間効率を最大限にするため、新設計の「Nシリーズ共通プラットフォーム」に加え、フィットに用いられたセンタータンクレイアウトをホンダの軽自動車で初めて採用した。2012年12月24日一部改良。2013年12月25日マイナーチェンジ。2014年5月15日 特別仕様車「SSパッケージ」「ターボSSパッケージ」を発表した2014年5月16日販売開始。2014年12月22日「N-BOX SLASH(エヌ ボックス スラッシュ)」発売。2015年2月5日 マイナーモデルチェンジ。2015年11月20日 一部改良。2015年12月11日「N-BOX SLASH」一部改良。2016年9月15日「N-BOX SLASH」一部改良、2016年9月16日発売。2017年8月31日 フルモデルチェンジにより販売終了。

N-BOXカスタムにはLEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)を採用。LEDリアコンビネーションランプ(ストップランプ&テールランプ)(全車標準装備)採用。新開発「助手席スーパースライドシート」を採用(タイプ別設定)。リヤシートスライドは全車標準装備、ベンチシートではなくセパレートでウォークスルーも可能。Honda SENSING(ホンダ センシング)全モデル標準搭載。エンジン型式:S07AからS07Bと改良されたエンジンを採用した。2019年10月3日 一部改良が発表、10月4日発売。2020年12月24日マイナーモデルチェンジを正式発表、12月25日発売。2021年12月16日一部改良並びにカスタム特別仕様車「STYLE+ Black」が発表し、12月17日発売。

N-BOX