ダイハツは「ミラ トコット」のフルモデルチェンジを行い2023年6月に発売する。
新型 ミラ トコット フルモデルチェンジ について
「ミラ トコット」は現行同様に、新型「ミライース」をベースにしており、エクステリアはデザインを一新しながらもキープコンセプト、インテリアも一新、サスペンションアレンジ最優先の設計と、曲げ剛性の向上やハイテン材の活用・構造合理化によりボディ構造全体の軽量化が図られた新プラットフォーム「DNGAプラットフォーム」を採用。新型「タント」「ライズ」「ロッキー」「タフト」「トール」「ルーミー」「ミライース」に続く「DNGA」第6弾となる。車両構造の見直しによる上下曲げ剛性は従来比30%向上、アッパーボディのハイテン率10%向上させ車両全体で軽量化を実現・トランスミッションの改良・エンジンの改良で日本初の「マルチスパーク(複数回点火)」を採用などを採用により、エンジンは圧縮比の向上やインジェクター噴霧微粒化等により燃焼効率を高めた。これにより、更なる軽量化を行い、燃費向上する。「9インチスマホ連動ディスプレイオーディオ」を採用。「SmartDeviceLink」と「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応したアプリをディスプレイ上で操作することが可能。カーナビゲーションとスマートフォンを接続するサービス「ダイハツコネクト」を採用。先進技術「次世代スマートアシスト」を採用する。

新型 ミラ トコット フルモデルチェンジ 先進技術「次世代スマートアシスト」標準搭載
ステレオカメラ、2つのカメラを装備。更に「全車速追従機能付ACC(上位グレードのみオプション)」などの機能を追加した「次世代スマートアシスト」を搭載する。夜間の歩行者検知に対応や従来より作動速度域を拡大。「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」(サポカーS〈ワイド〉対象車対象車となる。)
車体前後各二つのコーナーセンサー装備 さらに進化した「次世代スマートアシスト」が、運転中の「ヒヤッ」とするシーンで事故の回避を図り、あなたの安全運転を支援します。 ソナーセンサーに加え、ドライバーの視界や頭上空間を妨げない、世界最小ステレオカメラを新搭載。 歩行者や先行車、障害物などの様々な情報を的確に捉え、運転者に注意を促したり、緊急ブレーキを作動させます。
衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能 ①衝突警報(対車両、対歩行者) 走行中に前方の車両や歩行者をカメラが検知し、衝突の危険性があると判断した場合、ブザー音とメーター内表示でお知らせします。
②一次ブレーキ(対車両、対歩行者) 衝突の危険があるとシステムが判断した場合、自動的に弱いブレーキ(一次ブレーキ)をかけ、運転者に衝突回避を促します。
③被害軽減ブレーキアシスト(対車両、対歩行者) 一次ブレーキ機能が作動している時にドライバーがブレーキを踏むと、ブレーキアシストが作動し、ブレーキ制動力を高めます。
④緊急ブレーキ(対車両、対歩行者) 衝突が避けられないとシステムが判断した場合、強いブレーキ(二次ブレーキ)で減速。衝突を回避したり、被害を軽減します。
車線逸脱抑制制御機能 走行中、ウインカーなしで車線からはみ出しそうになると、ブザー音とメーター内表示でドライバーに警告し、操作を促す。更に車線内に戻すようステアリン グ操作をアシスト。
先行車発進お知らせ機能 停止時に先行車が発進したことに気づかず、発進しなかった場合にブザー音とメーター内表示でお知らせ。
AT誤発進抑制制御機能+ブレーキ制御付誤発進抑制機能 ①前方誤発進抑制制御機能 ステレオカメラにより、前方4m以内に車両や壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「前進」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。②後方誤発進抑制制御機能 リアバンパーに内蔵されたソナーセンサーにより、後方2~3m以内に壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「後退」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。更にブレーキ制御を付加した。
ハイビームアシスト ステレオカメラが対向車のヘッドランプなどの明るさを検知し、自動でハイビームとロービームを切り替えます。これにより、切り替え操作なくハイビームでの走行が可能になり、街灯の少ない道路でも安心して夜間の走行ができます。
アダプティブドライビングビーム ハイビームで走行中に、対向車を検知すると、対向車の部分のみ自動で遮光。
標識認識機能 進入禁止の標識をステレオカメラが検知すると、メーター内表示でお知らせ。
新型 ミラ トコット フルモデルチェンジ 先進技術「スマートアシストプラス」オプション搭載
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)先行車の車速や距離をステレオカメラが検知し、車間距離や車速を維持、先行車に追従し停車 まで制御。
レーンキープコントロール 車線をステレオカメラが検知し、車線の中央を走行するよう、ステアリング操作をアシスト。
駐車支援機能「スマートパノラマパーキングアシスト」 軽自動車初 左右のカメ ラが駐車枠の白線を検知し、音声と画面ガイドに加えて、ステアリング操作をアシスト。
サイドビューランプ 夜間の右左折時、通常のヘッドランプに加え、左右方向を照らす補助灯を追加点灯させること で、ステアリングを切った方向を明るく照射。
スマートアシスト比較
機能システム | スマートアシスト Ⅱ |
スマートアシスト Ⅲ |
次世代 スマートアシスト |
|
---|---|---|---|---|
方式 | レーザーレーダー +単眼カメラ |
ステレオカメラ | ステレオカメラ | |
自動ブレーキ 歩行者 |
– 警告のみ (50km/h以下) |
◯ |
◯ (50km/h以下) |
|
自動ブレーキ 衝突回避 |
◯ |
◯ |
◯ (30km/h以下) |
|
自動ブレーキ 被害軽減 |
◯ |
◯ |
◯ (80km/h以下・ 対歩行者 50km/h以下) |
|
誤発進抑制 前方/後方 |
◯ | ◯ (ブレーキ制御) |
||
車線逸脱警報 | ◯ | |||
先行者発進 お知らせ |
◯ | |||
オートハイビーム orアダプティブ ハイビームシステム |
– | ◯ | ◯ | |
標識認識機能 | – | – | ◯ | |
コーナーセンサー | – | – | ◯ | |
スマート アシスト プラス |
レーン キープ コントロール |
– | – | ◯ |
全車速 追従機能付 ACC |
– | – | ◯ | |
スマート パノラマ パーキング |
– | – | ◯ | |
パノラマ モニター |
– | – | ◯ | |
サイド ビュー ランプ |
– | – | ◯ |
新型 ミラ トコット フルモデルチェンジ スペックについて
スペック | 新型ミラ トコット |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,630mm |
ホイールベース | 2,455mm |
エンジン | 658cc 直3 DOHC エンジン |
最高出力 | 38kW(52ps)/ 6,900rpm |
最大トルク | 60Nm(6.1kgm)/ 3,600rpm |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | 2WD/4WD |
JC08モード燃費 | 30〜32km/L |
ミラ トコットについて
ミラトコットは2018年6月25日に発売を開始しており、5年~6年でのフルモデルチェンジと考えると2023年~2024年でのフルモデルチェンジとなる可能性が高そうだ。
ダイハツは新型ミラココアのフルモデルチェンジを行い後継モデル「ミラ トコット(MIRA TOCOT)」を2018年6月25日発売した。2019年7月29日特別仕様車「G”リミテッド SA III”」を発売。2020年8月仕様変更。2021年9月1日一部改良。
ミラ トコット エクステリア
エクステリアはミラココアを継承し女性が乗りたくなる車を目指し、ヘッドライト周りをミラココアと同様に丸にしている。先立って新型「ミライース」のフルモデルチェンジを行うが、「ミラトコット」にも共通、新開発プラットフォーム「Dモノコック(軽量高剛性ボディ)」を採用し、車両構造の見直しによる車両の軽量化・トランスミッションの改良・エンジンの改良などで、従来比で40%燃費性能を改善した『e:Sテクノロジー』を採用したエンジンは圧縮比の向上やインジェクター噴霧微粒化等により燃焼効率を高め、「i-EGRシステム」を採用するなど、細部にわたる改善を行うことでメカニカルロスを極限まで低減。これにより、更なる軽量化を行い、燃費向上する。トランスミッション・エンジンの改良を行い27.0〜29.8km/Lとなる。





ミラ トコット インテリア
室内高をミライースより30mm高い1270mmにすることで、ゆとりある頭上空間を確保。シート背もたれ部は明るいベージュ、乗り降りの際に触れることがあるシート座面は茶色を配色した2トンカラーフルファブリックシートを採用。センターコンソールトレイ(カップホルダー2 個)シートヒーター(運転席/助手席)に標準装備 [G“SA Ⅲ”]、USB電源ソケット(2口)標準装備[G“SA Ⅲ”、X“SA Ⅲ”] オートエアコン(プッシュ式)標準装備 [G“SA Ⅲ”]。身だしなみをチェックできるサンバイザー「バニティミラー」を運転席と助手席&チケットホルダー(運転席)に採用。ミライースで軽自動車初採用された樹脂製の軽いバックドア「スイッチ式バックドアオープナー」を採用。



ミラ トコット スペック
スペック | 新型ミラ トコット |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,530〜1,540mm |
ホイールベース | 2,455mm |
エンジン | KF-VE型 658cc 直3 DOHC DVVT |
最高出力 | 38kW(52ps)/6,800rpm |
最大トルク | 60Nm(6.1kgm)/5,200rpm |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | FF |
最小回転半径 | 4.4m |
JC08モード燃費 | 27.0〜29.8km/L |
価格 | 107万4,600円~ 142万5,600円 |

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