Googleは、「Android Auto」をより多くの画面にフィットし、より多くの機能を備え、楽しませ続けるための新しい外観"Coolwalk"に更新することを2022年5月12日発表した。実際に日本でも「Android Auto」が分割画面デザインに対応したので早速使ってみた。
Google のAndroid Autoは分割画面のデザイン"Coolwalk"を採用
今年の夏に展開される新しい外観。重要な情報をより多くの時間表示できるように取り組んできた。「何年にもわたって、ドライバーが車の中で優先する3つの主要な機能、ナビゲーション、メディア、コミュニケーションがあることがわかりました」と同社はブログ投稿に書いている。「AndroidAutoは、道順をすばやく取得し、メディアをより簡単に制御し、指先でより多くの機能を利用できるようにする、まったく新しいインターフェースを展開。」
新しい分割画面のデザインは、ドライバーにとって最も重要な情報を常に表示し、曲を変更するときに次のターンを逃す心配を減らすことを目的としています。つまり、ドライバーはメニューを検索する時間が少なくて済み、道路ではなく画面を見る必要がなくなる。
その必要性をさらに減らすのがGoogleアシスタント。これにより、Gmailと同じように、ワンタッチでメッセージに返信するのに役立つ状況に応じた提案が行われる。提案された返信に加えて、システムはあなたがテキストメッセージを送っている人とあなたの到着時間を共有することも提供。分割画面機能は、より多くの画面タイプに適合するように設計。つまり、タブレットスタイルの画面、正方形の画面、ワイドスクリーンのいずれを使用する場合でも、すべての情報が収まるように設計。
Googleが組み込まれた車両には、より多くのエンターテインメントオプションが追加。YouTubeに加えて、ストリーミングアプリのTubiとEpix Nowがシステムのオプションのリストに加わり、車の充電中に見るものが増えた。チームはまた、将来的にさらに多くのストリーミングオプションを追加、電話から画面に直接キャストする機能を追加するために取り組んでいる。
Google のAndroid Autoは分割画面のデザイン"Coolwalk"を使用した感想
「Android Auto」分割画面のデザイン"Coolwalk"はナビゲーション、メディア、コミュニケーションを一つの画面内に分割して表示する。実際に使用してみると分割して表示は素晴らしい!分割されていない時は右下に分割ボタンが出てくるのでいつでも変更することができる。通常の日本のナビよりも表示が見やすいかもしれない。ただし、やはり携帯電話のGPSを利用した「Android Auto」は精度はイマイチであったり、道を外れるシーンがあるのが少し残念であるが、筆者は最近「Pixel 7 Pro」を使用しているので非常に優秀な位置情報システムを搭載。GPSはL1+L2に対応し、QZSS(みちびき)に関してはL1+L5に対応しているので期待したいと思う。
Google 「Android Auto」 メリッドは?
Google 「Android Auto」を実際に使用してみて一番のメリッドは「Google マップ」で最新の地図を表示してナビが可能。普段聞いている音楽も再生や操作も可能。高額なナビを購入しなくても「Android Auto」が対応していればOKなのでわざわざ高級ナビを購入しなくて済みます。レンタカーや社用車で「Android Auto」対応ナビであればいつもの使い勝手をどこでも再現できる。車載用ナビの地図データを更新しなくても最新の地図が気軽に表示できる。
https://blog.google/products/android/new-ways-to-stay-connected-and-entertained-in-your-car/