欧州にてランボルギーニは、スーパーカー「ウラカン」の最終モデル、10台限定となる「ウラカンSTJ(Lamborghini Huracán STJ)」を2024年4月10日発表しました。ランボルギーニ・ウラカンSTJは、STOの機能性をさらに進化させた、まさに究極のウラカンと言えます。限定10台のみの生産となりますので、ランボルギーニファンの方は是非お見逃しなく。
ランボルギーニ 新型「ウラカン」「STJ」について
STOのフロントバンパーにカーボンカナードと3度の角度調整を施し、ダウンフォースを10%向上させています。また、リアにはダブルデッキのリアウイングを装備し、空力性能をさらに向上させています。これらの変更は目立たないものの、ウラカンのパフォーマンスを飛躍的に向上させています。
STOのアクティブショックに代わって、レーシング由来の4方向調整可能なダンパーを新たに搭載しています。これにより、ドライバーはバンプ、高周波、低周波のリバウンドを個別に調整することができ、より幅広い路面状況に対応することができます。また、ステアリングを強化しながらも、より柔らかいスプリングを使用することで、快適性と操縦性を両立しています。20インチのセンターロック鍛造アロイホイールはSTOと同じですが、自然吸気V10エンジンは631hp(640PS)を発揮します。これはSTOと同じ出力ですが、新しいブリヂストンポテンザタイヤと合わせて、ナルドテストトラックでのハンドリングサーキットタイムを1秒短縮しています。
ランボルギーニ・ウラカンSTJは、2つのカラーリングオプションが用意されています。1つ目は、グリジオテレスト(グレー)のボディにネロノクティス(黒)のルーフ、そしてロッソマース(赤)とビアンコ・イシ(白)のアクセントを施したものです。
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